RATPのMP59系電車です。
1959年にRATPより発注され、1963年に運用を開始しました。
パリのメトロで最も古い車両になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/32/747b92909e10ecb8cb37bf32a729e4ac.jpg)
さて、足元をご覧ください。
世界でも例の少ない、ゴムタイヤです。
前後の駆動はゴムタイヤで、
左右の案内については内側についている鉄車輪+鉄のレールと、
ガイドレールに接する横向きのゴムタイヤで行われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ea/46f6b0e051ee4077256b67838516fc3e.jpg)
台車アップ。外側に左右案内用のゴムタイヤ、内側に前後駆動用のゴムタイヤ、
さらにその真ん中が第三軌条の集電靴です。
急勾配区間に強く、加速もよく、走行音も静かということで、
1950年代当時、フランスの編み出した、画期的技術として知られていました。
また、構造上、脱線しにくいという特徴を持っています。
現在では、技術革新によって、鉄車輪を採用していても、
台車やモーター、制御装置などが高性能化、静音化され、
当初のメリットは薄れてしまいましたが、
今でもフランスの各都市のメトロで採用されています。
日本では、札幌市営地下鉄の3路線全線で、似たようなゴムタイヤ技術が採用されています
(細部は少々異なる)。
パリのメトロでは、1, 4, 6, 11号線がゴムタイヤ方式に改装されました。
また、1989年開業の14号線は当初より採用されています。
MP59系は、このうちの1, 4, 11号線に投入されましたが、
現在では前者2路線には新車が投入され、
押し出された状態のよい車両が11号線に集められて、4両編成で運用されています。
系列番号 MP の P は、pneumatique「タイヤ方式」の頭文字です。
(MF は fer「鉄」から。鉄車輪を採用している車両)
それでは、車両を見てみましょう。
ドアは半自動式。
取っ手を上に上げて、乗車します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/af/305d6308c7a609927b1a7d25e3951780.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/7c/abd7b14443c4b4d3d10dd477564869ec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/1e/741d29c4456126c311c4e7db88bf57e5.jpg)
真ん中にスタンションポールが立ちます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/a5/93962d8b083e94a9a1e093c8453fb224.jpg)
車内はドア間ボックスシートです。
リニューアルされていますが、それからも長年使われているので、
薄暗さはあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d3/fad6547a7701f4716efda7e8557e2ec6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/4d/aae18ce7d284e88433fd910361a9d941.jpg)
先頭車
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/1d/9998064d73c8ea1ab8be86f07a00668f.jpg)
中間車
1959年にRATPより発注され、1963年に運用を開始しました。
パリのメトロで最も古い車両になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/32/747b92909e10ecb8cb37bf32a729e4ac.jpg)
さて、足元をご覧ください。
世界でも例の少ない、ゴムタイヤです。
前後の駆動はゴムタイヤで、
左右の案内については内側についている鉄車輪+鉄のレールと、
ガイドレールに接する横向きのゴムタイヤで行われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ea/46f6b0e051ee4077256b67838516fc3e.jpg)
台車アップ。外側に左右案内用のゴムタイヤ、内側に前後駆動用のゴムタイヤ、
さらにその真ん中が第三軌条の集電靴です。
急勾配区間に強く、加速もよく、走行音も静かということで、
1950年代当時、フランスの編み出した、画期的技術として知られていました。
また、構造上、脱線しにくいという特徴を持っています。
現在では、技術革新によって、鉄車輪を採用していても、
台車やモーター、制御装置などが高性能化、静音化され、
当初のメリットは薄れてしまいましたが、
今でもフランスの各都市のメトロで採用されています。
日本では、札幌市営地下鉄の3路線全線で、似たようなゴムタイヤ技術が採用されています
(細部は少々異なる)。
パリのメトロでは、1, 4, 6, 11号線がゴムタイヤ方式に改装されました。
また、1989年開業の14号線は当初より採用されています。
MP59系は、このうちの1, 4, 11号線に投入されましたが、
現在では前者2路線には新車が投入され、
押し出された状態のよい車両が11号線に集められて、4両編成で運用されています。
系列番号 MP の P は、pneumatique「タイヤ方式」の頭文字です。
(MF は fer「鉄」から。鉄車輪を採用している車両)
それでは、車両を見てみましょう。
ドアは半自動式。
取っ手を上に上げて、乗車します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/af/305d6308c7a609927b1a7d25e3951780.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/7c/abd7b14443c4b4d3d10dd477564869ec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/1e/741d29c4456126c311c4e7db88bf57e5.jpg)
真ん中にスタンションポールが立ちます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/a5/93962d8b083e94a9a1e093c8453fb224.jpg)
車内はドア間ボックスシートです。
リニューアルされていますが、それからも長年使われているので、
薄暗さはあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d3/fad6547a7701f4716efda7e8557e2ec6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/4d/aae18ce7d284e88433fd910361a9d941.jpg)
先頭車
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/1d/9998064d73c8ea1ab8be86f07a00668f.jpg)
中間車