やっパリ、メトロで。

パリ在住だったブログ主が語る、パリ・フランス、日本の交通系散歩日記。鉄分やや多め。

【車両】 RATP MF 67系電車(3号線用リニューアル車両)

2013-06-18 | Métro 車両



メトロ3号線で運行されているMF 67系です。1968~1971年に投入されました。
この系列は他にも3号線支線, 5, 9, 10, 12号線などで活躍していますが、
3号線用の大多数は徹底的なリニューアルが行われています。
リニューアル車は顔が黒いのが特徴です。


取っ手を回すと勢いよくドアが開きます。
車内に入ってみましょう。


リニューアル後は、ボックスシートと4人がけロングシートが千鳥配置になっています。
パリのメトロでは珍しい座席配置です。

 
ボックスシート背面や車端部には補助イスがあります。


スタンションポール上部に埋め込まれた青い光がよいアクセントになっています。


非冷房なので、熱いときは窓を開けます。
下段固定、上段下降式です。


ドアの鴨居部分の停車駅案内です。
これから停車していく駅にはランプが点灯し、
次駅もしくは停車中の駅は点滅で示されます。
また、次駅名や足元注意などの自動放送案内も行われます。
このような自動旅客案内
(ASVA : Annonces sonores et visuelles automatiques)が備えられているのも、
リニューアル車の大きな特徴の一つです。

取っ手を回して、降ります。



ドアは半自動式(開けるときは手動、閉めるときは自動)の両開きです。

窓ガラスが車体外板よりも一段奥まっているのがわかります。
手前は戸袋になっているのです。
乗車中、決して窓から手や顔を出さないように!勢いよく開いたドアにぶつかります。


空気ばね台車ですが、古めかしく乗り心地やや固め。


5両編成、一両あたり4ドアです。




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