みらいやの小説創作・新人賞挑戦日記

講談社児童文学新人賞にて最終選考まで行った「みらいや」の新人賞挑戦日記。「駆け出し作家の執筆日記」に変わる日は近いのか?

長編新作、執筆再開

2006-05-17 | 小説執筆
 仕事や環境の問題、それに落選続きでモチベーションがあがらないことなどがあって、書きかけの新作が三月末からとまっていた。今月締め切りの小松左京賞には最初から間に合わないとして、こんな状態を続けていては10月のスーパーダッシュ小説大賞にさえ間に合わなくなってしまう。書き続けるにせよ、一時休止するにせよ、この作品だけは決着をつけておこうと、あらためて決意した。結末をつけて応募したところで予選すら通らないかもしれないが、自分の中のけじめにはなる。無理をしてでも、完全に納得のいく結末にもっていけなくても、とりあえず終わらせよう。そうしなければ何も始まらない、終わらない。中途半端は一番後悔すると思う。
 640枚を超え、あと50枚もあれば終わる話だ。なんとか時間をやりくりして、一日二枚ずつでも書いていけば、一か月で終わる。推敲ならある程度機械的な作業になるので、モチベーションうんぬんに関係なく、時間さえ取れれば滞ることはない。紙に打ちだせば、どこででも作業は可能だ。
 本当に最後にしたくはないが、これが最後のつもりで残りのページを埋めていこうと思う。自己満足、あるいはネットで少数の人に読んでもらうだけの結果になるとしても、700枚近くの小説を仕上げたということは、自分にとって何かしらの糧となると信じて。