もしかして、コレですか?

日々自分の周りでおこる小ネタを書き記す場所にしマッスル。

ムスコの進路

2008-07-30 | ムスコ



なかなか目指す道が決まらないムスコ、

先生にも夏休みぐらいまでにと猶予をもらっていたのだけど、
特にネットで探すでもなく、情報を集めるでもなく、
日々楽しく過ごしていたけれど・・・・


なにやら最近、やりたいことを見つけたと言い出した。



どんなことかと思ったら、音楽系らしい。
自分が演奏するとかではなくて、音響関係というか、
例えばレコーディングしたりするときの機械を操作してる人?
(親もそっち方面の知識が無いのでうまく説明できず)

そういう関係の専門学校があるらしく、そっちに行きたいかもと言い出した。

え~っと・・・・
楽譜も学校で習ったからとりあえず読めるかな??な程度だし
(多分ヘ音記号とト音記号の違いがわからない気がする)
演奏したことのある楽器と言えば鍵盤ハーモニカとリコーダー(by学校)
そして、親として申し訳ないぐらいの音痴・・・

J-popが好きで聴いてはいるけれど、いくら自分が演奏しないにしても、
なんのたしなみもなくて出来る仕事なのかしら??
センスも大事だと思うんだけど、そのセンスもどうなのかしら??

今の高校も、
「俺は普通の勉強はしたくない、電気とか工業系の勉強がしたい」と言って
電気科に進んだものの、
「俺は電気が好きじゃない、これを仕事にしたくない」と言うことになった。

資格は取れたし、持っていても邪魔にはならないのでイイとして、
大学に行くんだったら普通高校へ行っていた方が良かったのにと思ってたら、
今度は音楽ですと???

そして2年後に、
「俺には向いていないことがわかった」と、別の道に行くのかしら・・・
土曜日に、この学校を見に行くらしい。
これで、「ここに行く、行かない」が決まるんだろうな。



正直、親としては「大学に行った方が将来助かるんじゃないの??」
という気がしないのでもないのだけど・・・


今まで、
「たくさん給料がほしいわけじゃないけど、そこそこはもらいたい」
「出来れば土日は休みで、家族と旅行とかしたりしたい」
「それからそれから・・・」
と、そんな好条件の仕事があればまずは父さんに紹介してちょうだい!!
と言わんばかりの贅沢な希望を並べ立てていた。


でも、もしもこの仕事につけるなら、
給料とか休みとか気にならないと思えるらしい。


今までなんの夢も希望もなかったムスコがそう思えるのなら、損得抜きに、
その道へ進ませてあげなければ・・・やっと見つけたのなら。


自分も子供の頃、ピアノを習っていた。
親が、おもちゃのピアノで遊んでいる私を見て、習わせたらいいかもと
車を買い替えるのをやめて購入したのがピアノだったらしい。
中3まで続けていたが、親の転勤と受験が重なったのを機会にやめた。
私の場合、保育士を目指していれば習っていたピアノをいかせたのだけれど
全然関係のない仕事についたので、
よく兄が「無駄な投資だ」と私についてお嫁さんに語っていたらしい。
確かに(笑)


父は私が高校生の頃、
「大学は想い出を作りにいくところだ、行きたかったら行きなさい」と
言っていた。(母は「遊びに行くならやめなさい」でしたが)
だから、親になったら子供が行きたい学校に送り出してあげようと思っていた。


そういう時期が来たわけなんだけれど、
自分の知らない世界へ送り込むのは、なんとも言えぬ怖さ、心配、不安。
いろんな試練と忍耐を与えてくれるなあ・・・ムスコよ。



何事も、やってみないことには向いているか向いていないかわからない。
ずっと「ムスコの進路はムスコの意思を尊重します」と担任へも伝えていた。
担任は大学へ行った方がいいぞと言いつつ、まずはその専門学校を見てこいと
言ってくれたらしい。


ムスコの学びたい希望を叶える学校でありますように。。。





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4 コメント

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人生 (ぶんぶん)
2008-07-31 09:13:05
お前の人生はお前のもの。
親であれ口出しすることではない・・と、父の口癖でした。
人様に迷惑をかけなければ、自分で責任が取れるのであれば何をしてもいいと。
そう言われても、何をする度胸も金もなく、一番なりたくなかった主婦をしてますが。

若いっていいですねぇ。
なんにでもチャレンジできて、やり直しする時間もある。
ムスコお兄ちゃん、一番輝ける時間を大切に使ってほしいですね。
「進路」って希望に満ちた言葉だけど、親にとっても本人にとっても、悩める忍耐の言葉なんですね。
返信する
ぶんぶん様~ (おやびん)
2008-07-31 12:49:20
ぶんぶんさんのお父様、素敵ですね。
お父様の言うとおり、自分の人生は自分ですよね。
自分で決めなさいと言い続けてきたけれど、
いざ予想外の進路を告げられると、手放しには喜べない現実・・・

それでも、実現できる出来ないは別としても、
やりたいと思えることが見つかっただけでもホッとしています。

過ぎ去ってみないとわからないことだけど、本当に一番輝ける時間ですよね。
まだどのレールにも乗って無くて、自由に駅を探してる感じかな?
一度乗ってしまうとなかなか降りられないし、降りたら降りたで
戻るのも乗り換えるのも時間がかかる・・・

でも、やり直す時間はありますからね。
つい親は先の先の先を考えてしまうから、大丈夫なの?
って心配になってしまうんですよね。我慢我慢。

先の先のことはムスコにまかせて、私はお金の工面を頑張らなければ。

3年後には
「希望していた○○に就職して、忙しいけど充実した毎日らしい」
という記事をここで書いていたいな~

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Unknown (ぴこちゅう)
2008-07-31 17:22:28
いつもムスコ君を見守るおやびんさんの思慮(愛情)に敬服してます。

うちはこどもがいないので、つい姉や甥姪にあーだこーだ言ってしまいますが、考えてみれば無責任な発言だったよなあと、反省反省

子育ては試練と忍耐の連続でしたか?
でもそれを乗り越えてきたからこそ、今の素敵なおやびんさん親子があるんですね

私ごとですが、こないだの高校野球地区大会では、甥の頑張りが私に近年にない喜びを感じさせてくれました。
子供が親に与えてくれる幸せをちょっとだけ味わえたかな♪
試練と忍耐を上回る喜びを、きっとムスコ君からもらって来たおやびんさんを、素直に羨ましいなあと思います

ムスコ君、どんなレールを選んでも、納得しながら一歩ずつ前へ前へ進んでいけるといいですね。
頑張れ~
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ぴこちゅう様~ (おやびん)
2008-08-01 08:10:53
有り難うございます。
自分が納得して、一歩ずつ前へ進んでいけるといいのですが・・・

子育ては試練と忍耐もたくさんあるけれど、振り返ってみれば
それ以上の喜びもたくさんありましたね。

ぴこちゅうさんの甥っ子さん、ずーっと野球を頑張ってきたんですね。
子供が一生懸命何かに打ち込んでいる姿はとても素敵です。
それが甥っ子となると、より一層輝いて見えたんじゃないでしょうか。
自分の活躍を喜んでくれる叔母さんがいて、甥っ子君も
張り合いがあったと思います。

ぴこちゅうさんは、甥っ子や姪っ子を可愛がる素敵な叔母さんなのでしょうね。
あーだこーだ言うのは愛情があればこそです。
ムスコにもそんな叔母さんが欲しかったな~
(私にもオットにも兄妹がいますが、離れているので冠婚葬祭ぐらいでしか会わないんです)

甥っ子くんも姪っ子ちゃんも、
すてきな未来に巡り会えますように・・・
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