たまには少し真面目な考察をしてみようか

　休眠モード二日目。
　珍しく早めに起床（と言っても７時を過ぎた頃であるのだけれど）。今日で尼崎の列車事故から丁度一年が経ったことになる。知人の誕生日と同じ日だったので良く覚えていた。テレビの電源を入れてみれば，朝のニュースはやはりそれに関連した物が中心の様子。画面を眺めながら，そういえば一年前も朝ニュースを見ていて知ったんだっけと思い出す。けれどそれは断片的な物でしかなく，記憶が日々劣化していくのだという事実を改めて認識させられた。
　あやふやで曖昧な記憶。脳には許容量があると聞く。どれだけ足掻いてみたところで全てを記憶し尽くすことなどできない。新しい情報が入るたびに薄れかすみやがて忘れてしまう過去。それが摂理だというのだから諦めるとしよう。とはいえ時折忘れたくない物もでてくる。記憶が不可能だというのなら，そういったことは記録しておけばいい。日記とかメモとか。後に読み返して思い出せるような記録に変えて保存することは十分に可能なのだから。
　作家も似たような物なのかなと思う。方法が違うだけであって，その時の思いを記録している点は小説も日記もメモも芯の部分はほとんど変わらないはずだ。
　だとしたら。この雑記も毎日続けてみる価値はあるかなと，そんな気がしたのだった　まる

・今日の一言
　明日から何日継続出来るかで私の有言実行度が分かる――かもしれない。