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プロパガンダ戦争、敗退中

2008-11-01 18:35:31 | 政治
 防衛省の田母神(たもがみ)俊雄航空幕僚長が、アパグループが募集した論文にて、最優秀藤誠志賞を受賞し、その内容(下記1.)が政府方針と合わず、事前届出(下記2.)にも反するということで、更迭されて航空幕僚監部付となることが決まりました。
 政府方針に合わず、事前届出というルールに従わなかったのなら、更迭も止むを得ません。マスコミからの政府批判報道が盛んで、与党が野党に選挙で負けそうな政治的な状況を考えると、わざわざこの時期に波風を立てる論文を発表し、政府与党に不利な状況を作らなくても良さそうにも思えます。
 しかし、この時期だから、自らの地位を捨てるのを覚悟で敢えて発表したのかもしれませんので、論文(下記3.)を読んでみましたが、内容も妥当で大騒ぎするほどの内容には思えません。(儒教国であった特定アジアの中国(シナ)・韓国・北朝鮮やそのシンパの日本人にとっては、大騒ぎする内容でしょうが)

 ただ、この時期というものに注意を向けると、
・政権交代が起こりそうな今、自虐史観に囚われた日本人への警告を発したかった。
・東京裁判の「判決」を受諾したはずなのに、いつのまにか、東京裁判史観を受諾したような風潮になってしまっている。
・戦争を知っている世代が少なくなってきており、事実を知る人よりも、プロパガンダによって事実で無い事を事実と間違って認識してしまっている人が増えてしまった。

 さて、一歩譲って、日本が侵略して「深い反省」をしたと仮定した時、過去・現在行われている侵略を、何故批判して止めさせるようにしないのでしょう。
韓国による竹島侵略を、何故、見逃しているのか?
北朝鮮による侵略(主権侵害・国内で拉致)を、何故、批判しないのか?
中国によるチベット・東トルキスタン(新疆ウィグル自治区)侵略を、何故、批判しないのか?
・米国によるハワイ併合・イラク戦争も侵略で無いのか?
現在行われている他国による侵略を黙認しては居ないのか?

 戦前から共産党主義者が政府内部に浸透していましたが、現在でも政府・与野党・マスコミに浸透しているように見えてしまいます。
 特定アジア三国は、侵略者・戦争犯罪者・従軍慰安婦・南京大虐殺・自虐史観などのプロパガンダによって、日本人を将来に渡って、精神的に反抗出来ない人間・国家にして、日本を自国に都合の良い隷属国家として搾取したり利用しようとしていると思われます。
 プロパガンダや工作によって、戦争をしなくても、他国を支配下に置くことができます。
 現在、日本はその分水嶺にあると思います。
 プロパガンダ戦争の敗者になるのを避けるために、積極的にプロパガンダ戦争に参加し、自立的な国になっていきましょう。
 田母神俊雄航空幕僚長を、新たな部門を作り、プロパガンダ作戦本部議長のような職についてもらってはどうだろう?


 なお、小沢代表は、過去に「戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の占領政策は、日本を二度と国際政治の場に登場させないように、民族の力を弱体化させるのが目的だった」と述べていたそうですが、今ではその言葉も虚しくなります。
 また、小沢代表は内閣法制局の廃止を言及したり、直嶋正行政調会長は憲法解釈を変更するつもりです。
 民主党でさえ内閣法制局や憲法解釈に縛られるのを止めようとしていますので、いつまでも法律でも無い「村山談話」に縛られるのを止めて自由になりましょう。

【参考】依存症の独り言: 幕僚長をクビにするより村山談話を見直せ!


1. 航空幕僚長を更迭…論文で「わが国が侵略国家は濡れ衣」
 政府は31日深夜、持ち回り閣議で、航空自衛隊トップの田母神(たもがみ)俊雄・航空幕僚長(60)を更迭し、航空幕僚監部付とする人事を了承した。
 田母神氏が、昭和戦争などに関し「我が国が侵略国家だったなどというのは濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)だ」などと主張する論文を発表していたことが分かったためだ。
 過去の植民地支配と侵略への「深い反省」を表明した1995年の村山首相談話に反する内容で、田母神氏が防衛省の内規に反し、論文発表について事前の届け出をしていなかったため、浜田防衛相が更迭を決断した。
 論文は、田母神氏が、ホテル・マンション経営のアパグループ(本社・東京都港区)の懸賞論文に応募したもので、賞金300万円の最優秀賞を受賞。11月5日発売の同グループが発行する月刊誌に掲載される予定だ。
 「日本は侵略国家であったのか」と題した論文は「今なお大東亜戦争で我が国の侵略がアジア諸国に耐え難い苦しみを与えたと思っている人が多い。しかし、私たちは多くのアジア諸国が大東亜戦争を肯定的に評価していることを認識しておく必要がある」と主張。また日中戦争について「我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者」、日米戦争についても「日本を戦争に引きずり込むためアメリカによって慎重に仕掛けられたワナだったことが判明している」などと指摘した。
 麻生首相は31日夜、首相官邸で「(論文を)個人的に出したとしても、立場が立場だから、適切でない」と記者団に述べた。
 田母神氏は防衛大学校15期生で、1971年に航空自衛隊に入隊。航空総隊司令官などを経て2007年3月に空幕長に就任した。
(2008年11月1日01時18分 読売新聞)


2. 前空幕長の論文発表「口頭連絡」だけ、官房長も内容確認せず
 昭和戦争などに関して政府見解と反する論文を発表して更迭された航空自衛隊トップの田母神俊雄・前航空幕僚長(60)(10月31日付で航空幕僚監部付)が論文投稿前に、防衛省の中江公人官房長に「職務に関係ない個人的な論文を出す」と口頭で伝えていたことがわかった。
 自衛隊員は論文を外部に発表する際、文書で届け出るよう内規で義務付けているが、口頭で済ませた空幕長と、内容を確認しなかった官房長の双方とも内規をないがしろにした形で、同省による自衛隊へのチェック機能の不全ぶりが浮き彫りになった。
 防衛省は内規で、職員・自衛隊員が職務に関する意見を論文や講演で発表する際、文書で上司に届け出るよう定めている
 空幕長の場合は、官房長に対して文書を提出しなければならなかったが、同省幹部によると、田母神前空幕長は「我が国が侵略国家だったなどというのは濡(ぬ)れ衣(ぎぬ)だ」といった論文について、中江官房長にこの文書を提出しておらず、省外で会った際、論文提出の事実に会話の中で触れただけだった。
 関係者によると、田母神前空幕長は今回の問題が表面化した31日午後、空自の部下に対して「あれは職務に関するものではなく、個人的な論文だった」と説明していたという
 中江官房長は、読売新聞の取材に、「(田母神前空幕長と)雑談をしている中で論文のことを聞いたが、報告とは受け止めていなかった。いつ聞いたのかすらも定かではなく、自分も『文書を出して』ということは思いも至らなかった。結果論からすれば文書を出してほしかった」などと釈明している。
(2008年11月1日14時40分 読売新聞)


3. 論文
(1)田母神俊雄氏の論文「日本は侵略国家であったのか」

(2)田母神俊雄氏の論文の抜粋
 もし日本が侵略国家であったというのならば、当時の列強といわれる国で侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋合いもない
 …
 人類の歴史の中で支配、被支配の関係は戦争によってのみ解決されてきた。強者が自ら譲歩することなどあり得ない。戦わない者は支配されることに甘んじなければならない
 …
 さて大東亜戦争の後、多くのアジア、アフリカ諸国が白人国家の支配から解放されることになった。人種平等の世界が到来し国家間の問題も話し合いによって解決されるようになった。それは日露戦争、そして大東亜戦争を戦った日本の力によるものである。もし日本があの時大東亜戦争を戦わなければ、現在のような人種平等の世界が来るのがあと百年、2 百年遅れていたかもしれない。そういう意味で私たちは日本の国のために戦った先人、そして国のために尊い命を捧げた英霊に対し感謝しなければならない。そのお陰で今日私たちは平和で豊かな生活を営むことが出来るのだ。
 …
 今なお大東亜戦争で我が国の侵略がアジア諸国に耐えがたい苦しみを与えたと思っている人が多い。しかし私たちは多くのアジア諸国が大東亜戦争を肯定的に評価していることを認識しておく必要がある。タイで、ビルマで、インドで、シンガポールで、インドネシアで、大東亜戦争を戦った日本の評価は高いのだ。そして日本軍に直接接していた人たちの多くは日本軍に高い評価を与え、日本軍を直接見ていない人たちが日本軍の残虐行為を吹聴している場合が多いことも知っておかなければならない。日本軍の軍紀が他国に比較して如何に厳正であったか多くの外国人の証言もある。我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である。
 …
 私たちは輝かしい日本の歴史を取り戻さなければならない。歴史を抹殺された国家は衰退の一途を辿るのみである
(一部引用終了)

(3)空幕長論文要旨「わが国が侵略国家だったというのは正にぬれぎぬだ」
 空幕長の論文の要旨は以下の通り。
 一、わが国は戦前中国大陸や朝鮮半島を侵略したといわれるが、実は日本軍のこれらの国に対する駐留も、条約に基づいたものだ。日本は19世紀の後半以降、朝鮮半島や中国大陸に軍を進めたが、相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない。
 一、わが国は中国で和平を追求したが、その都度、蒋介石に裏切られた。蒋介石はコミンテルンに動かされていた。わが国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者だ。
 一、1928年の張作霖列車爆破事件も少なくとも日本軍がやったとは断定できなくなった。(文献によれば)コミンテルンの仕業という説が強まっている。
 一、満州帝国の人口は成立当初からなぜ爆発的に増えたのか。それは満州が豊かで治安が良かったからだ。侵略といわれるような行為が行われるところに人が集まるわけはない。
 一、日本が中国大陸などに侵略したため、日米戦争に突入し敗戦を迎えたといわれるが、これも今では日本を戦争に引きずり込むために、米国によって慎重に仕掛けられたわなであったことが判明している。米国もコミンテルンに動かされていた。ヴェノナファイルという米国の公式文書がある。
 一、東京裁判は戦争の責任をすべて日本に押し付けようとしたものだ。そのマインドコントロールはなおも日本人を惑わせている。
 一、自衛隊は領域警備もできない。集団的自衛権も行使できない。武器使用の制約が多い。このマインドコントロールから解放されない限り、わが国は自らの力で守る体制がいつになっても完成しない。
 一、日本軍の軍紀が厳正だったことは多くの外国人の証言にもある。わが国が侵略国家だったというのは正にぬれぎぬだ。
(引用終了)
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おまけ: 
(1)外交と安全保障をクロフネが考えてみた。 田母神論文と今ほんとうに必要なこと

(2)日本史学界は異常 - worldNote

 日本史学界は、事実を追求する歴史では無く、歴史解釈・歴史認識を元に完全にプロパガンダの手先となっているような団体です。

(3)田母神俊雄更迭をあざ笑う英国諜報機関: 園田義明めも。


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