TEENAGE FANCLUB

先日、姉と電話した。「お互い、自分を表現してないね。」と嘆き合った。と、いうことで始めたブログです。

「まだ、7時じゃん…」

2005-10-17 22:57:48 | 青い春
僕の部屋にある目覚まし時計です。

彼のおかげで朝なんとか起床することができます。



さて、大学時代に住んでいたボロアパートにも似たような目覚まし時計がありました。

当時、壁掛け時計も携帯電話も所有していなかった僕にとって、その目覚まし時計が唯一時間を知るための道具でした。



ある日のことです。

友人Tちゃんと、しこたまお酒を飲みました。

彼の家はすこうし大学からは離れていたので、その日は僕の部屋に泊まりました。

ベロベロながらも、僕らは翌日の講義のことを気にしていました…

Tちゃん  「おい、minoon!明日の1コマ目の講義は絶対に行かんとおえんき!」

僕     「ほんまじゃな~、でも、8時までは寝れるから何とかなろう?」

Tちゃん  「まぁ、そうか…」

僕     「大丈夫、大丈夫。目覚ましもばっちり8時にセットしたしね!」

Tちゃん  「そうやな!じゃあ、とっとと寝ちまおう!」

このような会話の後、僕らは眠りに落ちました…



そして、翌朝どちらともなく目を覚まし、目覚まし時計を確認しました。

すると、時計の針は7時をさしていました。

Tちゃん  「もう一眠りできるな…」

僕     「そうやね…、寝ようや。」

僕達は再び布団を被り、眠りに落ちました…



そして、再び目を覚ました時、時計の針はほとんど動いていませんでした。

僕     「Tちゃん、さっき寝てから全然時間経ってないで…」

Tちゃん  「あるある…、よくあることですよ。寝るぞ…」

僕     「そういや、ときどきあるね。この二度寝がいんだよねぇ…」

そして、僕達はまたもや布団を被りました…



そして、もう一度目を覚ました時も時計の針はほとんど動いていませんでした。

僕     「また、時間あんま経ってないや…。眠り浅いのかなぁ…」

Tちゃん  「まだ大丈夫やき…、ムニャムニャ」

そして、僕達はまたまた布団を被りました…



次に目を覚ました時も時計の針はほとんど動いていませんでした…

僕     「Tちゃん…、おかしくねぇ?」

Tちゃんは無言で僕の部屋のカーテンを開けました…


Tちゃん  「おい!minoon!!日が高いぞ!!うわっ、日差しが痛い!!」


僕らは慌てて目覚まし時計を確認したところ…



「壊れちゅう!!」



そして、実際の時間を調べたところ…


なんと!11時15分!!


1コマ目どころか、2コマ目すらも間に合いませんでした…

仕方ないので、僕らはまたもや布団を被り、存分にまどろみを楽しんだのです…



せめて三回目に起きたくらいで気付こうよ…

僕ら…


最新の画像もっと見る

コメントを投稿