MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・・(久しぶりにフリーJAZZの巨匠 山下洋輔を・・・)

2009年07月07日 | JAZZ Piano
TV朝日系列で毎週日曜日放映されている「題名のない音楽会」という番組で6月28日、7月5日の2週に渡って山下洋輔トリオ40年目の同窓会と称した番組をあったが、皆さんごらんになりましたか・・。(この番組の模様は既にYouTubeでアップされていますね・・)

(久しぶりに気持ちの良い肘打ち奏法を見ることが出来た・・笑)

山下洋輔が自身のトリオでデビューしてから今年で40周年を迎えるということで、彼と長い親交のあるタモリを特別ゲストに迎え、山下洋輔40年の歩みを振り返るという企画であった。

出演メンバーは彼の2代目メンバーとなる山下洋輔、坂田明、森山威男の他、彼が、音大出身の才能ある若者たちを抜擢し、結成したニューカルテットで、2週に渡って山下ワールドともいえるフリーJAZZを楽しむことができた。
熟年となった・・(山下さんは67歳になられますね・)山下、坂田、森山さん達のフリー・インプロビゼーションは相変わらず聴くものを圧倒するエネルギーに溢れており、聴いていて小生も、山下さん達に負けないよう、もう少し頑張らねば・・と、勇気が沸いてくるような演奏であった・・。
それとチョット感心したのが、山下さんが抜擢したニューカルテットのサックス奏者米田裕也である。

(新旧メンバーによる演奏・・坂田さん若いものには負けれない・・とばかり吹きまくっています)

彼は国立音楽大学卒業の経歴を持っているようだが、彼のしっかりとしたテクニックに裏付けられた、アイデア溢れるプレーはなんとも素晴らしく、今後、彼にはチョット注目せねば・・と思った次第である。
TVを見終えた後、久しぶりに彼らのアルバムを数枚聴いてみることにした・・。


今回紹介するアルバム(もちろんアナログレコードである・・)は、
ドイツ:enjaレーベルから発売された今となっては貴重盤2枚とドラムが森山さんから小山さんに変わった3代目山下トリオによる1976年7月9日にスイス、カジノ・ド・モントルーで実況録音したライヴ・アルバムである。坂田明のハナモゲラ歌唱が響きわたる、白熱のモントルー・ジャズ・フェス実況盤である。
このアルバムは家族が居る場所では、大音量では聴けない・・笑・・ということで、ヘッドホーンで聴いたが、聴き終わった後の放心状態というか脱力感がなんとも気持ちいい。

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2 コメント

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山下洋輔読本 (てるてる)
2009-07-13 00:53:40
というのが発売されています。
山下氏はこの春、加川良さんとデュオで「靴が鳴る」を演奏しています。
最近購入した武田和命『ジェントルノベンバー』では、素晴らしいバラード演奏をしていますね。フリーの人という先入観から、ほんの少ししか聞いたことがありません。
なぜか、40周年記念アルバムを注文しています。苦笑!!!

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山下洋輔さんは・・ (JAZZ好き団塊オヤジ)
2009-07-13 12:40:38
フリーJAZZ界の重鎮ではありますが、国立音楽大学 作曲家卒業という略歴からわかるようにクラッシクからフリーJAZZまであらゆるジャンルの曲を弾きこなすテクニックと音楽理論の持ち主ですね。そんな彼ですから(てるてる)さんから紹介された加川良というフォーク界の重鎮・・?とも競演することができるのだと思います。
小生もクラッシクから前衛的なJAZZまで見境無く聴いてはいるのですが、フォークだけはチョット疎いところがあり、このアルバムは聴いてませんが、きっと面白い出来になっているのでしょうね・・。
もちろん、山下さんのバラードプレーは絶品で、小生も大好きですね・・。
ではでは・・。
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