今日の午前は有楽町囲碁センターでジュニア教室でした。
子供たちと9子で何局か打ちましたが、そこでよく出てくる定石のお話。
1図 黒1と一間にハサミ、白10までは定石ですが、一見何気ない手順の中にも、色々な事があるものです。
子供たちがよく打つのがこの手。
2図 黒5のハネ。
この手は少し危ないですが、9子で回りに黒が多いと、悪い手とも言い切れない。
この後、白番を持って、1図の白より有利な分れにして、黒5は1図ノビの方が良いです、と言える方は
それだけで高段者と言えるでしょう。
とはいえ、変化はかなり難解ですし、
基本として、まずは1図の形を覚えたほうが良いのですが、
これを分かりやすく伝えるのが、難しい。
最初は丸暗記というのも、相当な手だと思います。
たくさんの形を頭に入れると、その後だんだん自分で考えるようになる
と思いますので・・・
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