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百戦錬磨を目指す日記

140文字じゃ表せない乙女ゲーやアニメの感想をぶちまけるブログ。ネタバレしかないので注意
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リアルロデ 総評

2022-05-18 14:54:52 | リアルロデ
すごいボリュームでしたね!いや内容は薄いんですけど、ものすごい作業量でした!

システム
パラメーター上げて、敵を倒してっていうのはとっても楽しかったのですが、2周目以降はパラメーター引き継ぎなのでキャラごとに上げなくていいのは残念でした。レベルだけ引き継いでパラメーター上げ直ししてもいいくらい、私はパラ調整が好きなので。1周目が1番楽しかったですね。敵も強かったですし、四苦八苦しながら倒したのもいい思い出です。
戦いのシーンで、好感度に関わらずセリフが変わらないのは寂しいですね…遙かみたいに好感度ごとにセリフも甘くなればいいんですけど。でも2周目以降主人公ムッキムキになってるので庇ってくれたり応援してくれたりラブラブパワーMAXになりにくいので死にシステムになりそうですね。
あと装備がダサいです!1周目2周目ぐらいは重宝してましたが後半はダサくて使いたくなくて使ってませんでしたw
それとPS2の乙女ゲーあるあるなんですけど、夢イベントなるものがロデにもあるんですよね。これいらないです。キャラが全然違う性格のキャラになって甘いシチュエーションで語ってくれる…主人公の妄想かなと恥ずかしくなるので。

ストーリー
最低限あるって感じですね。薄っぺらいです。でも文句はないです。

イラスト
由良さんのイラストはみんな華奢なので好きなんですよ〜❤
ただ注文を付けるとしたら服…かな。アルヴァンドは王子というより騎士みたいなのでもっと王子っぽい服にして欲しかったし、キャラ全般私服がダサい上にファンタジー感がすっ飛んでるというか妙に現実臭いというか…
もう1つ言わせて頂ければ、全員に1つキススチルが欲しかった…私キスシーンが好きで好きでしょうがない人間なので

主人公
…なんていうか…ふわふわしてるというか…ほのぼのしてるというか、お馬鹿さんというかアホの子というか、地に足が着いてない感じがしますね。まあ主人公には現実というものがあって、ここがゲームの世界だと自覚してしまっているから地に足が着いてないのかもしれないんですけど…
とにかく魅力がない。なんでみんなこの子のこと好きになったん???ってぐらい魅力がない。納得出来る理由もない。

キャラクター
こっちは魅力満点ですね!!
個性もあり役目もあります!
ただ残念なのがPS2からの移植なので音割れが酷く、せっかくの豪華な声優さんのボイスが死んでるんですよね…

評価
★★★☆☆
悩みましたが星3つです。せっかくのRPG要素が3周目する頃には死んでいるのと、主人公の魅力のなさによる感情移入の出来なさで評価を下げて頂きました。ただ、1周目は死ぬほど面白い。1周するだけなら星5つけてた。

好きシナリオ順
キース>ラクロ>シン>ディセ>ワタル>ルキア>アルヴァンド>ナオヤ>ソマリ
ラクロのアナザーエンドで落ちました…あれはずるい。あの蕩けるような笑顔が忘れられない。
キースのアナザーエンドの閉塞された時空に留まる感じ、大好きですね。

好きキャラ順
シン>キース>ラクロ>ディセ>ワタル>アルヴァンド>ルキア>ナオヤ>ソマリ
シンが好きすぎます。でも順位は付けましたが、みんな同じくらい好きです!!
あまり声萌えしないのですが、キース役の緑川光さんの低い声とディセ役の神谷浩史さんの俺様ボイスには萌えました。そこだけスキップ止めて聞くほど好きです。

由良さんってこれのあとゲーム出してるんでしょうか…?華アワセは知ってるんですけど…由良ゲー好きなのでこういう面倒臭いけどやりごたえのあるシステムのゲーム、増えて欲しいですね〜!

ナオヤ

2022-05-17 23:20:50 | リアルロデ
うーん…なんていうか、主人公にベタ惚れなんだけど、主人公のどこを好きになったのかっていうか主人公に魅力が無さすぎてほんと何が好きなのかさっぱり分からないから甘いセリフもダダ滑り…
優しくて腹黒くていい人なんですけどね(?)

ナオヤルートはカップルがいちゃいちゃしているよ〜って感じで特に物語もなく進んでいきます。
いよいよ魔王と対決!ってなった時、なんとナオヤに魔王が乗り移っていることが判明。
アナザーエンドルートでは説得の結果魔王をナオヤから引き剥がすことに成功、そっからぶっ倒します。
ハッピーエンドルートでは自力で魔王を引き剥がしますwwwナオヤ強いwww
ハッピーエンドでは一緒にゲームをやっていちゃいちゃしてました。
しかしナオヤの真髄はアナザーエンドにあると思います。
ある日、高い所へデートに行った2人。そこでナオヤは魔王と契約したことを明かします。主人公を守るためだけに。「この現実世界を欲しいとは思わない?」なんて魔王みたいなことを言います。「君の望みはなんでも叶えてあげる」なんてことも。怖すぎやろ。でも最初に上げたようにどうしてそんなに主人公に惚れ込んでるのか分からないからただひたすら怖いだけなのよね。

ルキア

2022-05-13 22:30:09 | リアルロデ
天真爛漫、自由奔放なルキアくん。封印されし右腕(w)を持っています。
主な戦闘スタイルは回復です(攻撃激弱)。

彼の右腕には常に包帯が巻かれています。こっそり見せてくれるのですが、生まれた時から文様があるんだとか。
実はこれ、神話に登場する、ロデ神と唯一交信ができたとされる聖なるハルミナと同じ模様。だからルキアはハルミナの生まれ変わりなんだとか。
ルキアは戸惑います。今までルキアとして生きてきたのにいきなり生まれ変わりだとかなんだとか言われて。しかもこの腕の力は莫大で、自分が望んだ力ではありません。
その力を巡って、悪い宗教(名前忘れた)が追ってきます。その力は聖なる力であると共に、破滅を招く力でもあるのです。
ルキアの悩みに、ルキアはルキアだよと言うとハッピーエンドルートへ、二人で一つなんじゃないかなを選ぶとアナザーエンドルートへ。
ハッピーエンドルートではルキアは自分の内なるハルミナを自分の物にすることに成功、悪い宗教の人を追い払い、エンディングでは困っている人を助けるために各地自由な旅をして生きることにします(何の因果かハルミナの生き方と一緒なのはちょっと納得がいかない)。もちろん主人公も一緒です。
アナザーエンドルートではハルミナと二重人格みたいになります。そして最も信仰されている宗教の教皇になることを決意します。教皇になるということは自由が無くなるということ。ルキアはその自由な性格を捨てて、みんなの求めるハルミナとして生きることを選びます…エンドのスチルであの爛々と輝く笑顔が失せたルキアを見た時の私の心境よ…

最後はナオヤですね!最後まで楽しみたいと思います!

ソマリ

2022-05-12 20:15:02 | リアルロデ
今までのRPGでパンを武器にしていたキャラは居ただろうか(いやいない)。なんと武器、パンです!「召し上がれ♪」ドゴォ!上手く育てればリアルロデ中のキャラで1番攻撃力が高くなりますwパンなのにw

ソマリには昔の記憶がありません。いつの間にか村に存在していた…そうで。
旅を続けるうち、その村の記憶も曖昧になっていきます。ソマリと親しかった村の人もソマリのことを忘れていきます。
不穏すぎる…
そのうち村でのことを何一つ思い出せなくなります。「いつか村のことすら忘れてしまうのではないか」とソマリは不安になります。
そんなソマリの正体はバグ。元々存在してはいけないもの。主人公がロデの世界に来たことで発生。だから自分の存在がロデというゲームにどれほどの悪影響を及ぼすのかわかりません。だからハッピーエンドでもアナザーエンドでも消えます。
ただ、ハッピーエンドでは現実世界で再び出会うことが出来るんですけどね!

残念だけれどあまり印象に残らなかったかな…あ、髪を切るか否かのイベントで、髪を切った時、髪短い方が素敵だなと思いましたね!

ワタル

2022-05-09 19:11:37 | リアルロデ
背負ってるものやシナリオが壮大すぎて私のちっぽけな脳じゃちょっと理解に苦しむ…

ワタルを攻略するにはワタルのアナザーエンドを見たあとロデオエンドなるものを見てから、ようやくハッピーエンドルートにいけます。

まずはロデオルートについて。
ロデオとは要所要所でアドバイスをくれる謎の猫型案内人。
このルートでは、魔王リベリウスとロデオが2人でひとつのロデという神だということが判明します。始めは二人仲良くロデの世界を作っていたのですが、リベリウスは途中から破壊や破滅にやりがいを見つけてしまったようで、手が付けられなくなったのをロデオが封印という真相でした。

それを踏まえた上でワタルについて。
アナザーエンドルートではずっと何もかも曖昧に濁すばかりでほんと何も分かりません。分かることといえばワタルはなぜかこのロデという世界が何かによって作られたものであることを自覚している点ですね。そして主人公に重々しく「期待してる」なんて言ったりして。で、リベリウスを倒して現実世界へ戻るという瞬間、ワタルの期待は外れてしまい、主人公は元の世界へ…
テレビの画面越しに(またか)「俺を…救ってくれ…」と切なげに言うワタルにはぐっと来ました…でももうロデには行けないんだ…だけど絶対助けてあげるからね…!!!

そしてハッピーエンドルート。
アナザーエンドルートと同じような道を辿ります。そんな中で主人公はデジャブを感じることになります。以前もこんなことあったような…?みたいな。
で、最終決戦。リベリウスを倒して現実世界へ…かと思いきや新たなダンジョンの扉が開きます。そこのボスはなんとワタル(なんだってえええええええ!!!???)なんかすっごい魔物っぽい雰囲気になってました(これがまた強いんだ…)。
ここからは真相。ワタルはロデ神よりももっと格上というか外側の存在(クトゥルー神話っぽくなってきた)。ロデという世界で1番初めに生まれたのが彼。そのあと大地が出来て、木や森や街ができて…そしてワタルもその中の1人の人として存在することになりますが、自分だけ外側からやってきたことにショックを受けます。しかも出会いの森で王子達に出会う→旅をする→魔王を倒す→リセット→出会いの森で王子達と出会う…を永遠に繰り返していたんだとか。しかもこの事実に気づいているのはワタルだけ。苦しくてしょうがないワタル。しかもなんの因果律が働いているのか、本筋から思いっきり外れるような言動はできないっていう。苦行か。しかし何回目か分からない繰り返しのある日、主人公が突然出てきます。ワタルは確信します。主人公こそが希望だと。しかし一回目はなぜか失敗します(なぜか。それはゲームのシステム上)。もう永遠と訪れないかと思った希望。ですが主人公はまたロデの世界に来ます(記憶が無い状態の)。この辺りはなぜ?という人が多いと思いますが、多分平行世界の主人公なんだと思うことで納得させます。
二回目で最後のダンジョンの扉が開き、ここで核となるワタルを倒すとロデの世界が消える…お願いだから俺を倒してくれと懇願するワタル。お願い通り倒す(んだけどめちゃくちゃ強い。倒されたいなら手加減してくれ!!!)主人公。主人公は悟ります。私がこの世界に来たのはロデの世界を壊すためなんだって。
そしてワタルは消えます。
ワタルを倒すとロデは消え、現実世界へ。ロデでみんなと旅をした記憶を無くした主人公。ゲームも壊れてしまっています。ただ1つ、ゲームの世界でワタルと分け合ったお守りだけが手に残った状態で。
エンディングはお使いに頼まれた主人公が街を歩いていると青年とぶつかり、なんと同じお守りを持っていたという。誰だか分からないけど懐かしくて涙が出ちゃう…ってエンディングでした。余韻があっていいエンディングでしたね!

好きなシーンは1周目でお祭りに行けなかったのに対して「次は迎えに行くから。」って言われて2周目で迎えに来てくれた事ですね!!律儀なワタルになんだか嬉しいような切ないような気持ちになりました。

真相が重すぎて…途中途中萌えるシーンはありましたがワタルに恋に落ちたか?と聞かれれば首を捻ってしまうシナリオでした。