図書館屋の雑記帳

自分のこと、図書館のこと、図書館関係団体のこと、本や雑誌など図書館の資料について気の向くまま書いていきたいと思います。

今の図書館界にはスイミー状態が必要だ

2006-03-01 | 図書館つれづれ
 『図書館雑誌』の2月号が届きました。研修の特集ですねぇ。「LIST」に若干関わった(外からですが・・・)私図書館屋としては感慨深いものがあります。 
 で、最近考えるに日本図書館協会(以下、日図協)ってあまり知られてないのかも・・・。

 余計なお世話ですが、私図書館屋の知る日図協の実態とは、
  1)日図協は会員減により財政的、活動的に非常に厳しい状況にあること。
  2)委員会等への参加が固定され、思考が展開しづらいこと。
  3)日図協事務局員が多忙を極め、新たな政策に対応できないこと。
 1)に関していえば、おおっぴらには言えませんが、かなり、いやものすごい赤字のようですよ。
 2)について言えば居住地の問題もありますが、今時地理的制約は少なくなっています。にもかかわらず同じ顔を違った委員会で見かけることが多いのはどうしてでしょう。
 3)事務局員はボランティアではないのにね。それに近い状態です。

 JALじゃありませんが、こういう厳しい時代、バラバラでいるよりも図書館職員が日図協に参集し事に当たる方が建設的だと思うのですが-つまり「スイミー」状態の訳ですね-。気が付くと「司書」は化石になっているかもしれませんし。
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