図書館屋の雑記帳

自分のこと、図書館のこと、図書館関係団体のこと、本や雑誌など図書館の資料について気の向くまま書いていきたいと思います。

板橋区の図書館で放火

2006-12-22 | 図書館つれづれ
板橋区の図書館で放火や爆破予告が相次いでいるそうです。
「返却口に放火? 図書館の本焼く 」(産経新聞12/19)
放火は過去にも清瀬市の図書館や日野の移動図書館車など何度もありましたし、爆破予告も初めてではないと思いますが、何だか昔のアメリカのたどって来た道を歩んでいるように思えます。
私図書館屋の館にも「危機管理マニュアル」がありますが、有効に機能しているとは言い難い状況があります。もちろんマニュアルがあることよりも、『真実の瞬間』(ヤン・カールソン著)の言うように、利用者と接する瞬間瞬間にどれだけのことができるのか、ということの方がはるかに重要なんですけどね。

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2 コメント

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Unknown (薬作り職人)
2006-12-23 12:40:19
図書館は紙が多いので、
防火対策が大変ではないかと思います。

返却口からの放火とは、悪質ですね。
犯人が捕まることを祈ってます。
返信する
炎も水も煤も (図書館屋)
2006-12-23 21:33:48
清瀬市については実際に行ってお話を伺いました。清瀬市では夜中カウンターの端末のカバーに放火されのですが、直接燃えなかった本も煤によって大量にだめになったとか。もともと図書館は性善説で運営されているところがありますが、そうとばかりは言ってられないかもしれませんね。
返信する

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