ミモザの花咲く庭から

一期一会に感謝     写真中心のブログです

恩師のご葬儀

2017-08-10 | お出かけ
フェーン現象とやらで暑い一日でしたが、
あずさを降り立った下諏訪は東京のような湿気がないだけ助かりました。
斎場に着き、奥さまやお子様方にご挨拶。
先生はご一家で私たちのOG会に出て下さっていましたので
ミルクの頃、よちよち歩きの頃・・・お子様のそんな頃が浮かんできて
なつかしくご挨拶させていただきました。
その後は先輩の面々と合流、ホールで映し出されていたビデオで
先生のダミ声を久し振りにお聞きしました。

     

先生は第一に生徒のことを考える・・・
そのような信念であったようです。
管理職に就かず現場の教師としての道を貫かれた方。
松本の短大の初代学長をされたと伺っている弟さんが
献杯の挨拶の中でその信念に敬服するとおっしゃっておられました。
そして
「みなさん長生きしてください。
そして折に触れYさんを思い出していただければ
Yさんも長生きできますから」と。

私たち山仲間の中で先生は常に生きていますし、
山を歩いていても叱られた言葉の意味をいつも思い出します。
「お前さん達はただの山登りしているんじゃないんだぞ山岳部員だ」
無駄口禁止、隊列を乱さない、仲間を大事に、
そんな基本的なことを叩きこまれました。
普段の生活の中でも間違った事をして後悔したときなど
“あほんだらめ~”と言う先生の言葉と
その奥の暖かい心を思い出すことがあります。
そして“それは言い訳ずら・・”と言うことば。
言い訳はみっともない・・・の教え。
間違いをしないことが一番ですがそれもむずかしいこと。
そんな時も言い訳せず・・・自分で自分を恥じて行きたいと思います。


帰りの列車の窓から櫛形山


やはり車窓から甲斐駒



先生の傘寿記念登山の時の記事です。
A     


昨夜は家の前で車を降りたところ
植え込みから虫の声が聞えてきました。
こんなに暑い日々が続いていますが
虫たちは季節を先取りしていると言うか、
季節を敏感に感じとっているようですね(^^♪




コメント (4)
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