二輪と共に生きる禽の人

元DTM作業blog移転地 二輪(バイク、MTB) 日常雑記等

昔の話と 楽器のお掃除お手入れ。長文です。

2011-07-20 01:29:45 | インポート

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Killer pirate(初期型) 紫 1995年製だと思う。

1989年10月号 ヤングギター 題して 「ラウドネス スペシャル」

タッカンこと高崎晃氏が表紙、持っているのはKillerギター。

これに惚れてラウドネスファンになりエレキギターを弾き始めました。

写真はKillerの弦外してお掃除完了後です。ピックアップの中もトレモロの裏も

サビと埃だらけ・・・・これからはちゃんと綺麗にします(反省)

★音学経験 Rockとの出会い

Rockと言えばギター、ギターとの出会いは小学生3~5年の間だったかな、

子供向けのスケールの小さいガットギター(白色)親に買ってもらって、

フィンガーボードにドレミを当時では珍しい白インクで書いて練習しました。

まだその頃はコードも弾けるものではなくてすぐ弾けないとなると苦手意識が出来て

すぐ辞めちゃいました→壊しました。・・・もったいないw

それからは他の鍵盤楽器触ってたりして中学で吹奏楽部に入り色々な楽器を

知る機会がぐっと増えました。

担当はトロンボーンTrbの3rd、和音では低音が主な旋律ですがこれが実は

後で良い経験になりました。DTMでメロディ作ると和音がいる時、弾きながら頭の中で

低音や高音の和音が出てくるんです。楽譜見て吹くだけならいくらでも出来ますが

吹奏楽は合奏が基本、実際他のパートの音を拾いながら吹いてました。

正直その頃が本格的に楽譜を読むことになる経験の場だったと思います。

それまで音階と音符くらいしか読めませんでしたし

そんな経験がこんな所で生かされてるとは思ってもみませんでしたね。

それから高校→社会人となってラウドネスの3期の前だったかな、

弟が持っていたヤンギタをみて気に入って初めて上の写真のエレキギターを買いました。

中学~高校時代には襖1つ隔てた弟の部屋からラフィンやジュンスカ

ラウドネスにボーイ、洋楽などCDガンガン聞こえてたそんな環境にいましたので

Rockに興味持ったのもその影響は強いかと思います、特にジャンル的に。

実際Rockの曲で初めて聴いたのはモトリークルーのSmokin' In The Boys Room

FMラジオで聴いたのですが、実は上記で紹介したヤングギター10月号のミニポスターが

モトリークルーだったということに幸運を感じました。

その頃の自分はシンセやMSXでゲームとBASICコマンドでプログラム作ってたり

ゲーム音楽三昧のゲームオタでありました。

機械が演奏してるのを自分の手で弾くとかまずありえないって思うのが素人なのですが

もちろん弾けそうなのだけですが実際やってました。

例をあげるとナムコのドルアーガの塔のギルのテーマとか全曲ですね。

まあそれだけじゃないんです、授業前や部活前担当の先生同じなので

音楽の先生呼んでLPに付いてた楽譜持っていってピアノ弾かせたり

そんなことしてました・・・。

音楽の師匠にそんなことさせてたとかとんでもない問題児だったかと思いますw

実際ようつべでピアノで弾いてらっしゃる方いましてすごいなと思います。

やっぱり出来るんだなぁって。

この前そのナムコのディグダグホリタイゾウのテーマ弾いたのを見つけて感動しました。

自分には勝手に決め付けですが影響のあった音楽の師は4人いらっしゃいます。

まずは父親、猫踏んじゃったを教えていただきました。次は小学6年の担任が音楽教師、

そして中学では吹奏楽顧問、そして三人目は同じ町出身で小さい頃は遊びにいって

色々とお世話になった年上のお兄さん。

そのお兄さんは某ゲーム会社の代表作シャイニングシリーズの1作目の

作曲者でもあります。兄さんが初めて世に出したシングルレコードを聴いて

シンセサイザーで弾いたものだったので自分も演奏してみたいと

DX21を買うきっかけになりましたし。

目の前で当時持ってた安いカシオのキーボードで発音制限ある中弾いて頂いた事が

あるのですが、目から鱗と言いますかプロは鍵盤なら何でもいけるんだと

自分にはものすごく大きい壁のように感じました。

その後弾き方を教えてもらいましたが、すんなり弾けませんでした。

何年かして弾けるようになっていったのは耳コピーの鍛錬と言いましょうか

絶対音感のお陰なのかと思っています。

★絶対音感

本格的にエレキギター弾き始めたのはラウドネス復活のスピリチュアルカヌーが出てから。

CDを聴きながら弾くといういわゆる耳コピーを中学生当時からしていたのですが、

耳が肥えてくると色々と音が違う事に気付きますよね。音程下がってるんですよ、

Eの音なのにEじゃない、若干下がってる。でもノイジーな音になれてしまったのか

もうレギュラー音が分からなくなるほど、気が付かなくっていた自分がいました。

もうこの時には誇らしく思ってた絶対音感、狂い始めていたんです。

小さい頃から得たものでしょうし狂ったと気づいた時はショックでした。

悟ったのは今年の1月だったのですが、昨年からずっと異変に気づいてたんです

原因は耳鳴りでした。

今年ツイッターでも言ってましたけど耳鳴りが酷くなった時期があって

それが過ぎて治った後、徐々にですが音感が戻ってきました。

昨年はベースと一緒にコルグのチューナー買って確かめながらの演奏してました

そしてベースも狂ってました。

ベースのピッチ合わせをBR800でも出来るのですが

説明書とか読まない人間なんでギターで440Hzのまま合わせて

ベースも合わせるとハモるんです。音程が狂ってる事に気付き始めたのはここ最近。

ベース合わせ435Hzに下げてやるとぴったりあって、これに気づいたのも絶対音感が

戻ってきた証拠でもあるのかなと、一寸嬉しかったです。

どうしてなのか理由は分かりませんが、その違いに気付けるようになったのも

DTM再会したお陰なのかと思います。

そして耳鳴り防止策として、特に肩こりや身体の歪みに気を付けてます。

録音前の基本作業では手を洗う、楽器にオイル塗る、チューニングして確認

そして肩こりしてたらその日は止める、を常に確認しています。

★Killer pirate の役割

このギターは主に作曲、練習と何にでも使うギターです。

音の伸びが欲しい時はLP引っ張り出して弾きますが

LPは流石に弦の位置が高いのでコード主体で使うことが多いです。

原曲コードからソロ、メロディーに至るまでKiller1本でやってしまうので

使用頻度が多いのでめっさ汚れてました。特にこの暑くなってからは汗だくで

弦が錆びてたほどで、晩から電子系パーツまでバラして掃除しました。

麺棒とか使ってオレンジオイルで洗浄、シールド凹や金属の接触部分も洗浄して

弦も換えてみると良い音が鳴りました。生き返ったと言いますか、また録り直ししたいです。

使用弦はKillerはErnie BallのHybrid Slinky(オレンジ)。

LPはエリクサー。ベースはFENDER弦。あまりこだわりませんが。

買い溜めとかは錆びちゃうのでしない方が懸命です。

というか買い溜めしてたら2つセット錆びてました。orz

今売ってるのは密封された袋で包んでるので劣化することは少なくなったようですが。

ストック持ちの弦は特にご注意を、弾いてたら切れたとか危ないですから。

それでは。