ブログの方に記事を残そうと思います、
甲種防火管理者、または乙種防火管理者の検索で
こちらにこられた方にも、今後取得したい方にも
ためになるとは思えませんが、体験記を残しておきます。
何時ものように長ったらしいので先に断っておきます。
ここは普段はDTMやDAWなどの作業記録残すブログですので
ご了承ください。
ええとまず、人々の人生や日常において国家資格とは
何かをする為には必ず必要な資格であると思います。
その中で今日修了証を取得しましたのは甲種防火管理者に
選任される為の条件として防火管理者新規講習というのがありまして
受講してきました。
日時は昨日と今日の二日間で、50人で締め切りで9/1防災の日から
地元区管轄の消防署で受付を行っていました。
この講義はまず二日無いと修了出来ない位の、膨大な情報量かと思います。
実際テキストは全300頁位で6割が消防法の抜粋、消防計画等の資料集になっていました。
普段使わないところまで使いまして、今も別の意味で頭が参ってるところです。
それは後で話しますが、その講習ですが今年の4月から法改正が行われ
はっきり言いますと講習自体が簡素化されたという話です。
例を挙げますと1つの講義の持ち時間が90分もあったものが70分に短縮され
プロジェクターによるビデオやスライドショーやエクセル等で
簡素化する事になったそうです。
簡素化と言えば車のゴールド免許とかありますが、あれに良く似てますね。
似てると言うかこれは多分広く多くの人に受講してもらう為なのかもしれません。
実は受講する前に情報をネットで集めていて以前の講習の体験記を
参考に読ませて頂いたのですが、静岡の方の情報だったかと思います。
小テストといいますか、10問位か問題提出されていたそうで
それで事前に知識をため込んでいたのですが、はっきり言って無駄に終わりましたorz
今回そのテストとかありませんでした、というか地方のそれも町の講習だから
なのでしょうか良く分かりませんがありませんでした。
二日目にはアットホームな気分になっていって、最終的に力みすぎで最後には脱力しました。
その後で仕事に戻って終わって帰ってきましたが今とても眠たいです。
参っているのは頭も身体も、それと睡魔ですかそれと闘いながら書いてます。
実はこの二日間早朝4時起きでして、こんな事は年末旅行時の起床時間のようで
・・・まあそんな状態ですが、もう少しお話します。
二日目には実技がありまして消火器や消火栓の使い方など学んできましたが
訓練用の蓄圧(ちくあつ)消火器がありまして、中身は水です。
実際の良く普及している蓄圧粉末消火器は5キロ程度ですが、訓練用のは
水なので本物よりも重いです。消火栓は1号のタイプで業務用で見る水栓バルブ
が付いてました。放水時に全開までまわすのですが、普段仕事場でも見慣れてる
ものでしたが全開まで回した試しは無くて、結構しんどいです。
止水栓は普段良く見ているものですが、早く水出したいならクイックタイプの
ボールバルブにした方が消化行動は早くなるんじゃないかなと思うんですがね。
まあ水漏れが心配かも知れませんが。
仕事場にも2階に設置してありますが、これから管理していかなくてはならない
立場になる(現時点ではまだ選任されていませんが)というと
身が引き締まる思いです。
あとは、講義の事はこれくらいにして余談と言いますかレアな話?
講師の中には東日本大震災での救助隊として3/16から南相馬に派遣された
救急隊員がいらっしゃいまして、その時の活動記録のビデオや写真を
資料として見ましたが当時のニュースでは流れなかったものが
結構あるんじゃないかなと思いました。
現場にはいる前、消防隊も30km圏内は入るなと命令があったりしたのは、
事前に負傷した事例が発生したためだそうで、こんな事TVニュースでは
流れなかったとおもいますが、当時は仕事場にいまして某ラジオ局放送で
速報で流れてました。でもTVは何も出ずにそれっきりで
ネットではすぐにソース出てましたが、この差にこの頃から
なんか変だとは思っていましたがね・・・今はどうなってますかね?
言わなくても分かるかと思いますが。
自分的にはその当時は午後8時以降のニュースは「速報ニュース時間」として
ラジオにかじりついていた事を思い出します。
この救助隊の本部設置前に情報収集として先発隊が向かった時
資料としてビデオ撮影がありまして、給油待ちの車の列が
講義中3kmと報告されていましたが、実際そのビデオを見まして
現実味を知った所です。普段は仕事でTVにかじりつくわけにいかないので
貴重な映像を拝見させて頂きました。
あの後どうなったのかネットでは色々と情報を得ましたが
今後石油が枯渇した時どうなるんだろうかとちょっと考え込んでしまいました。
救急隊も足つきエプロン状の鉛服、あの防護服着ながらの作業と汚染検査で
いかに大変な活動だったかを知ることが出来ました。
阪神淡路大震災の時も活動に参加されたので貴重な話も色々聞けました。
我々は今も平穏な日々を送れるのは支えている方達があっての事だと思います。
今後も少しでも何かお力になれればいいのですが、本業がある内は
それを頑張ってこなして、講義の中であった自助、共助、公助の言葉のように
心構えだけは誰でも何時でも何処でも持っていて欲しいと思います。
さて、個人的には国家資格がこれで3つ目となりました。
本来なら4つ5つと増えるかもしれませんが
頭の方の出来は良くないんでこれが限界かもしれません。
生かせない資格は資格じゃないと思いますが、選任される条件を満たした
者になった以上は、精一杯努めていこうと思うしだいです。
・・・正直オレで大丈夫なんか?というのが正直な気持ちですが。
講師の中には同級生が居たり、その人に講義受けるとかとても複雑な心境でした。
また検索して出てきた情報では大きい都市での受講風景はどんな感じかは想像付きませんが
田舎町の所はこんな感じなのかな? なにやら地区によって肌が違うというか
そんなソースもどこかで拾った気がします。
今後、この資格を受けられる機会のある方は、あんまり参考にはなりませんが
少し力を抜いて望まれるのがよろしいのではないでしょうか?と思います。
ただ、この資格は講師もおっしゃっていたとおり、簡単には取れますが
選任されてその管理の責任はとても、非常に重いものであると最後に示して
今日の日誌を終わりますね。