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MOXF VSTをSONARで 動かす 方法

2014-06-05 00:07:49 | DTM

 どうも、諦めの悪い性格が壁をブチ破りました。
先日ツイッターでも呟いてましたがまとめに来ました。
文は長いので分かりにくい所はゴメンしてね

通常CUBASEとMOXFのVST音源、Editerは
相性抜群でサクサク起動しますが他社のDAWになると
VST3というカテゴリーに収められていて
起動すると反応はしますが音が鳴りません。
そしてシンクロが異様に遅いw
(当方で確認したのはSONAR X3 I/FはUR44)

各トラックのin&outputの設定はCUBASE同様の
デバイスとチャンネルで普通は音が鳴るはずですが
これが鳴らなくてデバイスがおかしいのかそれとも
YAMAHA側の縛りなのかと数日悩んだ上げく
自棄を起こしてトラックの分離をした所吃驚・・・

MIDIトラックだけで音声グラフが出ていることに気付き
先日やっと録音再生編集と一通りの作業が出来ました。

これで望んでいた環境に辿り着きましたので
早速その方法を記事にしておこうと思います。

○自分の環境

ここから説明しないと駄目だろうということで、まず
本体がMOXF6、I/FがUR44、ASIOはUR44のを使って
各々をPC本体へUSBで繋ぎます、そこで音声出力を
MOXFのoutput(ラインジャック)でUR44の3と4に
ステレオchにしているので挿して完了です。
あと個別にDAWの環境設定も記述しておきます

△ VST Editerの設定
OFFLINEボタンを押してAuto Syncの設定では
デフォルトでいいですがGLOBAL、CURRENTは
PCからシンセへ、voiceはシンセからPC設定して
USBの項目では 5 MOXF6/MOXF8-4を
MIDI In out共に同じにしてシンクロ開始

なお、DAW環境設定ではMIDIデバイス入力を
5-yamaha MOXF6/8-1、出力をUR44と
5-yamaha MOXF6/8-1のみチェックを入れています
MOXF鍵盤で打ちこみ作業するので出力させてます。

このシンクロはCUBASEよりかなり時間がかかるので
お茶でも飲んでて下さいね。

Online化したら普通に作業開始出来ますが
下手に弄ってoffにするのは後々面倒なので
録音編集作業開始する時にやった方が良いです。
何度も待つとストレスマッハですよw

□  他社DAWでの起動

ここではSONAR X3で説明
VST3の音源設置を右側のブラウザ窓から+を押して
VST3→3つの設定が出来ますが一番上のBasedで設置
挿入オプションではインストゥルメントのチェックでおk
そして出てきたトラックの分離をトラックの名前の横で
マウスの右クリックで窓を出して選択
MIDIトラックとMIDIシンセトラックに分かれます。

1、MIDIトラックの設定
inputをyamaha MOXF6/MOXF8 を選び
そのMIDIchをMOXF本体のUSBでの通信chと
同じチャンネルで設定(当方は1chで設定)
outputは本来ならMOXF6/8 VST1か2を設定していますが
ここでinputと同じyamaha MOXF6/8 1chを設定
(本体にMIDI演奏データ送る訳です)
最後にDAWのトラックのMIDI chを1chに設定。
環境設定では分かりやすくYamaha XG表記にしておきました。

2、分離したもう1つのトラックの設定
このままでは音が聴こえないので分離して余った
トラックをオーディオトラック化します。
このトラックのinputを Stereo Yamaha Steinberg
USB ASIO UR44を選択、Input3を選択で変わります。
これもDAW環境設定でオーディオデバイスを
同じStereo Yamaha Steinberg USB ASIO UR44の
Input1,3,5をチェック入れてあるので忘れずに。
最後にoutputはMasterのままでおk
これでモニターから音が聴こえます(UR44からの音声出力です)。

DAWで再生後、音声はMOXF本体からはUSBと
ラインジャックから出ていましてわざと二重に鳴らしてます。
その辺りは割愛して次は録音と再生について説明。

○録音、再生方法
簡単に言うとSONARのMIDIトラックからMOXFへ
データが入って本体で音が鳴ってUSBとラインジャックの
outputからUR44に入ってDAWのオーディオトラックへ
音声が出力されるという、何とも面倒くさいことになってます。

なお、このDAWのMIDIトラックとオーディオトラックで
1つのトラックとして考え、セーブしてテンプレート化すると
あとが楽ですよ。

録音方法はまずMIDIノートをいつも通り書き
オーディオトラックの録音ボタンを押し、録音スタートで
オーディオトラックに音声として記録していきます。
この時インプットモニターをonにしていると音が重なっているので
編集や再生して聞く時はMIDIトラックをミュートして下さい。

○Editerのモードについて

複数のチャンネルと音色でトラック別に作りたい時は
ソングモードを使っていると思いますが
MIDIトラックのMIDI chはソングトラックのchとリンクするので
各チャンネル毎にMIDIトラックを作ってEditerのch毎に
使いたい音色を任意のトラックに設定するだけでおk

◎ 終わりに

とまあこんな感じで自分は2ch分のトラック作ってみましたが
正直CUBASE以外では面倒くさいです。AI7なので
AI7でやれよと声が聞こえてきそうですが
やりなれた環境が一番なのでこの方法が見つかりました。

ただ強みがあるのは録音でオーディオ化しているので
PCへの負担も軽くMIDI要らなくなったら消せる点や
FXで使いたいエフェクトがMIDI上では使えなかったのが
部分指定して使える事、ようはオーディオ編集出来て楽だなと
そう勝手に思っておりますw

他のDAWでMOXFを使いたい人には面倒なことですが
データの受け渡しをせずとも製作が出来ると思います
とりあえずブログの方は引越しとか何も考えてませんので
自動的に引越ししているかもしれませんし消えてるかもしれません。

大したことの無い情報ですが諦めかけてた人には
これでまた頑張って下さいw 長すぎてすいませんw
ではまた。