先日のサッカー盛り上がりましたね。次も応援しよう~と思っています。今大会は南アフリカ共和国で開催され、南半球での大会は1978年アルゼンチン大会以来32年で、7月11日まで出場32チーム開催されますね。今度のデンマーク戦は25日(金)午前3時半です。眠い目を擦りながらでも見とこう。
南アフリカは治安が悪いとされ、本当に開催できるか懸念されました。ヨハネスブルク、プレトリア、ケープタウン、ダーバンの4都市については特に注意とのことで南アフリカでの殺人事件の発生率は、日本の35倍となっており南アフリカ国民もネットで、観戦に来る際は注意するようにと警告しています。
現在の気候は南アフリカの冬期にあたり(南半球は北半球とは季節が逆)、平均最高気温18℃、平均最低気温6℃で6月の気温は各都市によって異なるそうですが1年を通じて太陽に恵まれています。高原部などでは1日の寒暖の差が大きいので、今度の試合は夜ですし気温も下がるでしょうから、日本選手の皆さんは体調管理を万全にしていてほしいです。
南アフリカ共和国とは、どういった国なのか、日本とのこれまでの関係も知りたくなりました。
日本はアパルトヘイト政策に反対し昭和60年以来、対南アフリカ経済制裁を強化してきました。【アパルトヘイト】とは、南アフリカ共和国で行われてきた、白人支配者層による有色人種に対する人種差別・隔離政策です。1948年に法制化されて以来、強力に推進されましたが、国内の差別撤廃闘争の激化と激しい国際的非難を浴び91年、法的には廃止されました。
人種の割合が黒人 (79.3%)、白人 (9.1%)、混血(9.0%)、インド系(印僑)(2.6%) 国内には、周辺国からおよそ500万人(300万人がジンバブエ出身)におよぶ不法移民が流入しており、治安悪化の原因となっています。そのため、未だに人種差別もあり、エイズの蔓延も多く国民の約4~5人に1人の割合でHIVに感染しています。
IMFの統計によると、2008年の国内総生産(GDP)は2767.64億ドル(約25兆円)であり、神奈川県の県内総生産(約31兆円)よりやや小さい規模とされています。
W杯の日本対デンマーク戦が行われる南アフリカのバフォケン王国「ロイヤル・バフォケン・スタジアム」のある地域はプラチナ生産量の世界シェア60%を占めます。プラチナからの利益によって政治家の発案で建設されました。
治安が悪い、貧しいなどのイメージのある南アフリカですが、人種差別をなくして多民族同士でも人々がお互いを認め合い、よりよい国づくりを目指して協力すれば、治安もよくなり住みやすくなることでしょう。金やダイヤモンドの世界的産地でもありますから、人々の心にも宝石の原石となるものが必ずあるのだと思いたいです。今は原石の状態で、人種差別などから傷ついて生きて来た思いから荒々しくなっているかもしれませんが、その心が穏やかになり落ち着いて行き、皆が豊かで安心して生活ができればいいですね。
地価資源も豊富なことですから発展するところがたくさんある為、政治さえまとまっていけば、W杯を機に経済効果も得られ、これから社会的にも豊かになっていくことも可能だろうと思います。
アフリカ諸国をはじめとする国際社会から孤立していた当時の制裁下でも、日本は、アパルトヘイトの犠牲者である黒人に対して、平成2年以降、草の根無償資金協力などを実施し、1994年5月の新政権の成立に伴い、南アの国づくり・人づくりに協力し、同年7月に今後2年間に13億ドルの対南ア支援策を実施。
その後、1999年まで延長され、総額15億ドル、2007年度までの累計援助実績は、有償資金協力201億4500万円、無償資金協力128億7000万円、技術協力72億2700万円となっています。
また、1995年7月には大統領マンデラが国賓として来日し、1996年4月には当時の池田行彦外相が南アを訪問、1998年には副大統領のムベキ氏(1999年大統領就任)が2回にわたって訪日するなど経済・文化を含めた幅広い交流が行われています。
1999年1月には前年まで首相であった故、第82代・83代 内閣総理大臣・橋本龍太郎氏が南アを訪問しムベキ氏と会談、日・南ア・パートナーシップ・フォーラムが発足し、2003年には日・南ア科学技術協力協定が結ばれました。
日本は額にするとかなりの金額を援助しています。そのお金は税金からです。
このスタジアムに関わる方にも、様々な形で行きわたっているかもしれません。南半球のあまり馴染みのない国と思いがちですが、親が子に仕送りしているような関係の国?と思って、南アフリカ共和国は日本を応援している「ホーム」のつもりで、また、賑やかなブブゼブ?の音は日本の動きで音が出でいると思って日本の選手の皆さんには、頑張ってほしいです。
今日も読んで頂いてありがとうございます。
南アフリカは治安が悪いとされ、本当に開催できるか懸念されました。ヨハネスブルク、プレトリア、ケープタウン、ダーバンの4都市については特に注意とのことで南アフリカでの殺人事件の発生率は、日本の35倍となっており南アフリカ国民もネットで、観戦に来る際は注意するようにと警告しています。
現在の気候は南アフリカの冬期にあたり(南半球は北半球とは季節が逆)、平均最高気温18℃、平均最低気温6℃で6月の気温は各都市によって異なるそうですが1年を通じて太陽に恵まれています。高原部などでは1日の寒暖の差が大きいので、今度の試合は夜ですし気温も下がるでしょうから、日本選手の皆さんは体調管理を万全にしていてほしいです。
南アフリカ共和国とは、どういった国なのか、日本とのこれまでの関係も知りたくなりました。
日本はアパルトヘイト政策に反対し昭和60年以来、対南アフリカ経済制裁を強化してきました。【アパルトヘイト】とは、南アフリカ共和国で行われてきた、白人支配者層による有色人種に対する人種差別・隔離政策です。1948年に法制化されて以来、強力に推進されましたが、国内の差別撤廃闘争の激化と激しい国際的非難を浴び91年、法的には廃止されました。
人種の割合が黒人 (79.3%)、白人 (9.1%)、混血(9.0%)、インド系(印僑)(2.6%) 国内には、周辺国からおよそ500万人(300万人がジンバブエ出身)におよぶ不法移民が流入しており、治安悪化の原因となっています。そのため、未だに人種差別もあり、エイズの蔓延も多く国民の約4~5人に1人の割合でHIVに感染しています。
IMFの統計によると、2008年の国内総生産(GDP)は2767.64億ドル(約25兆円)であり、神奈川県の県内総生産(約31兆円)よりやや小さい規模とされています。
W杯の日本対デンマーク戦が行われる南アフリカのバフォケン王国「ロイヤル・バフォケン・スタジアム」のある地域はプラチナ生産量の世界シェア60%を占めます。プラチナからの利益によって政治家の発案で建設されました。
治安が悪い、貧しいなどのイメージのある南アフリカですが、人種差別をなくして多民族同士でも人々がお互いを認め合い、よりよい国づくりを目指して協力すれば、治安もよくなり住みやすくなることでしょう。金やダイヤモンドの世界的産地でもありますから、人々の心にも宝石の原石となるものが必ずあるのだと思いたいです。今は原石の状態で、人種差別などから傷ついて生きて来た思いから荒々しくなっているかもしれませんが、その心が穏やかになり落ち着いて行き、皆が豊かで安心して生活ができればいいですね。
地価資源も豊富なことですから発展するところがたくさんある為、政治さえまとまっていけば、W杯を機に経済効果も得られ、これから社会的にも豊かになっていくことも可能だろうと思います。
アフリカ諸国をはじめとする国際社会から孤立していた当時の制裁下でも、日本は、アパルトヘイトの犠牲者である黒人に対して、平成2年以降、草の根無償資金協力などを実施し、1994年5月の新政権の成立に伴い、南アの国づくり・人づくりに協力し、同年7月に今後2年間に13億ドルの対南ア支援策を実施。
その後、1999年まで延長され、総額15億ドル、2007年度までの累計援助実績は、有償資金協力201億4500万円、無償資金協力128億7000万円、技術協力72億2700万円となっています。
また、1995年7月には大統領マンデラが国賓として来日し、1996年4月には当時の池田行彦外相が南アを訪問、1998年には副大統領のムベキ氏(1999年大統領就任)が2回にわたって訪日するなど経済・文化を含めた幅広い交流が行われています。
1999年1月には前年まで首相であった故、第82代・83代 内閣総理大臣・橋本龍太郎氏が南アを訪問しムベキ氏と会談、日・南ア・パートナーシップ・フォーラムが発足し、2003年には日・南ア科学技術協力協定が結ばれました。
日本は額にするとかなりの金額を援助しています。そのお金は税金からです。
このスタジアムに関わる方にも、様々な形で行きわたっているかもしれません。南半球のあまり馴染みのない国と思いがちですが、親が子に仕送りしているような関係の国?と思って、南アフリカ共和国は日本を応援している「ホーム」のつもりで、また、賑やかなブブゼブ?の音は日本の動きで音が出でいると思って日本の選手の皆さんには、頑張ってほしいです。
今日も読んで頂いてありがとうございます。