風にのって～Janne Da Arc

Janne Da Arc 【風にのって】
Janne Da Arc（ジャンヌダルク)は、ヴィジュアル系ロックバンドと言われていましたが現在は派手なメイクをやめヴィジュアル系からは離れつつあります。メンバーのshuji、you以外は大阪府枚方市生まれ（shuji、youは神戸市生まれ）で、ka-yu以外の4人は大阪府立枚方西高等学校の同級生でした。
バンド名の由来は歴史上のフランスの英雄ジャンヌ・ダルク（Jeanne d'Arc）に由来すると思われがちですが、実は漫画「デビルマン」のキャラクターからとっていて、使用した理由は、yasu曰く「かわいそうだったから(キャラクター自体が弱いため)」。だそうです。 H12年5月19日、シングル『RED ZONE』でメジャーデビュー。デビュー当時は「ヴィジュアル系バンドの最終兵器」という触れ込みでした。男性ファンが多いバンドで有名で、ヴィジュアル系ということもあり、当初はファンの大半が女性でしたが、だんだんと男性ファンが増え始め「tour 2003 ANOTHER STORY」で増加し、ついには、男性限定ライブ「男尻Night」を行うほどまでになりました。 2004年10月からアニメ「ブラック・ジャック」のオープニングテーマとして『月光花』が起用され、知名度が上昇し累計30万枚を超える大ヒットを記録しました。
この「 風にのって」は、2004年スマトラ島沖地震のドキュメンタリーを見た、ボーカルのyasuが『親の子供に対する愛』について歌っている曲となっています。私はJanne Da Arcの存在は、友達がファンだったので聞いてみたら良くてipodに入れていました。その中で「心の行方」という曲を初めて聞いて、この作詞はとても感情表現が深くて思いが伝わる詩だと思いました。この曲は引きこもりを題材にした曲となっていますが、もっと情景を奥深く捉えると違う風に映ります。
「風にのって」も、祈りが込められている優しい鎮魂歌のようです。yasuはきっと勘がするどいかも～と思います。なかなか書けない詩だと思います。
2005年9月以降はバンドとしての活動はベストアルバムの再発等のみで、新作の音源やライブは行われておらず’07年 1月26日、実質の活動休止期間にはいります。 ’08年ソロ活動が本格化。’09年5月19日、メジャーデビュー十周年を記念し「Janne Da Arc MAJOR DEBUT 10th ANNIVERSARY COMPLETE BOX」を発売しデビルマンの著者、永井豪氏がBOXのデザインを手がけています。

yasuはアルバムとの完全コラボレート小説「ANOTHER STORY」(H15年発売)を書きおろしたり、’07年7月18日ソロで「Acid Black Cherry」として活動開始したりと多才です。