ガラス放浪記。

韓国語で유리(YURI)=ガラスの意味です(笑)
東奔西走はまだ続く。

骨のある男。

2005-12-07 16:03:21 | Soccerな日々。
<磐田FW中山骨折、決勝進出仲間に託す@ニッカン静岡版12/7付>

磐田FW中山雅史(38)が、チームメートに天皇杯決勝進出を託した。
5日の精密検査の結果、右肋(ろく)軟骨骨折、全治4週間と診断されたことが6日明らかになった。
10日の天皇杯5回戦新潟戦はW杯組み合わせ抽選会出席のため欠場するが、ケガで24日の準々決勝、29日の準決勝も出場は微妙。
4週間後の元日にピッチに立てるようチームメートに勝利を託し、今日7日ドイツに出発する。

やはり折れていた。
3日のリーグ最終節神戸戦で、中山はシュートを打った際にバランスを崩し、後半42分に自ら交代を要請。
腹部を押さえ、ピッチを後にしていた。試合後のエックス線検査でははっきりしたことが分からず、5日に精密検査を再度受けた。
その結果、右肋軟骨骨折、全治4週間と診断された。

ケガを負いながらも、9日のW杯抽選会のドロワーは協会に依頼された大役であり、予定通り7日にドイツに出発する。
だが、全治4週間の診断で、天皇杯は決勝まで勝ち上がらなければ、出場が難しい状況になった。
3年連続で元日に国立のピッチに立つために、中山はチームメートにすべてを託した。
「残った選手で勝ち進んでもらわないと。勝ち進めば、出られるチャンスも出てくる。
まあ、出場は監督が決めることですが、出られる状況であれば出たいですから」。

一番良い治療法は安静。1週間の安静を告げられたが「ドイツでもジムがあれば行きたい。
自転車などがあればやりたい。何もやらないよりはいいから」と居ても立ってもいられない様子。
山本監督も「ゴンのことだから復帰は早まると思うけどね。まあ、まずはドイツから帰ってきてからです」と話した。

隠していたが、中山の肋骨骨折は2度目という。「01年のナビスコ杯決勝の横浜戦も、実は肋骨を骨折していました。
みんなにはかん口令を敷き、黙っているように言いましたけど」とこの日、本人が明かした。
骨折をしながら、延長まで120分間プレーした。まさに鉄人そのもの。
「骨の1本や2本大丈夫。くっつけば、治るんですから」。チームメートを信じ、1日も早い復帰を目指す。
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骨の1本や2本・・・って言える若者が今何人選手として残っているでしょう。
・・・そう考えたらやっぱりこの人の存在というのは大きい。
折れるまで走れ。といっているのではないですよ。そういう気持ちが大事だということです。