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Passion Pit - Kindred

2015-10-18 11:17:42 | 洋楽レビュー/感想 2015
洋楽レビュー/感想。
ロマンティックでいてノスタルジックさやシリアスさがありつつも、
ポップでシンプルに洗練されている、
胸キュンキラキラエレクトロポップ作品。

※後日書いたLifted Up(1985) の日本語訳付き曲解説はこちら。


◆Passion Pit - Kindred
基本的にはいつも通り80年代のディスコミュージックにも通ずるような感じもある、
胸キュンキラキラエレクトロポップ作品なんですが、
Michael以外のメンバーが抜けて、
Michaelが双極性障害を乗り越えて結婚した事もあるのか、
以前よりロマンティックでシリアスさがありますし、
メランコリックさやノスタルジックさも感じるので、
シンプルかつポップに洗練されてますね。

双極性障害だった僕を救ってくれた君が産まれた年だから
「1985年は素晴らしい年」と歌う、
マイケルからの妻へのラブレターのような、
アルバム先行曲の1曲目「Lifted Up(1985)」はキラーチューンだし、
今までは少なかったメロウさがありつつも、
今までの雰囲気も満載の2曲目「Whole Life Story」に、
ロマンティックで切ない雰囲気の3曲目「Where the Sky Hangs」など、
前半(特に1~3曲目)は実に素晴らしく、
それ以降の曲も決して悪くないですし、
一度聴いたらすぐに口ずさめるくらい、
耳に残るキャッチーなメロディーは素晴らしく、
時に傷付き泣いたり苦しんだりしても、
素敵な恋をして明るく笑って生きていこうみたいな感じの雰囲気がある、
ポップに突き抜けた良い作品なのは間違いない。

でも1曲目の「Lifted Up」があまりに強烈過ぎるというか、
本作の象徴でありクライマックスな感じなのもあり、
他にも良い曲はあるのに「Where the Sky Hangs」以外はそこまで印象に残らないですし、
今までの曲と似たような感じのメロディーや雰囲気の曲が多く、
マンネリ感も多少感じますし、
似たような曲が多いのもあり、
ぶっちゃけ飽きるの早かったので、
個人的には1stを越えるインパクトと魅力は感じないかな…



PS
今回ちょっと辛口かもですが、
これはいい年になってきた自分にはキラキラし過ぎてる感あるのもありますし、
アホみたいに多くの似たような曲聞いてるからであって、
恋愛大好きな女性や青春真っ只中の中高生や大学生くらいの年代には、
ストレートゾーンど真ん中な雰囲気の作品なんで、
「Lifted Up(1985)」を聞いて気に入ったら買って損は無いですよー!お勧め!


PSのPS
ぶっちゃけ今年は今回の作品みたいに良い作品なんだけど惜しいみたいな作品ばかりで、
手放しで絶賛出来る作品が数えるくらいしかないので、
レビュー記事が書きにくかったりするのはここだけの秘密です。
基本テンション高くなって文書く人なんですよね自分…

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