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櫻坂46『Cool』のMVの感想

2023-02-23 10:15:46 | 坂道シリーズ関連の話
櫻坂46の5thシングル『桜月』の共通カップリング曲で、
「ゾノ」こと「大園怜」の初センター曲でもある、
ダイナーズカフェ(ファミレス)を舞台に、
ゾノが外の世界を知らない少女を演じている
櫻坂46『Cool』のMVを見た感想。


※他の坂道シリーズ関連の記事はこちら。



◆櫻坂46『Cool』のMVの感想
ハンディカメラのワンカット撮影多めで、
世界観含めて細部まで作り込まれていて、
迫力&臨場感&見応えあるし、
途中でアニメーションが差し込まれたり、
アニメが現実と交わったりと、
現実と空想が交差する&重なりあっていく感じやバランスは絶妙だし、
雰囲気のあるシーンやカットが多いように、
とにかく印象的なシーンだらけで、
実にクールで素晴らしい!!

センターを務めるゾノと言えば、
清楚で上品で知的でセンスがあってミステリアスな雰囲気もあるけど、
人懐っこい部分もあって温和で笑顔の可愛い女の子という印象が強いと思うのですが、
MVでは髪を振り乱しながら感情の赴くままに踊ったり、
真剣な表情を見せたり感情を強く表に出したりと、
今までのイメージとは少し違う一面が見られますし、
かなり気合いと気持ちが入っていて、
表情も演技もダンスも実に見事で素敵で魅力的で、
特に2サビ(3:17~)の感情を剥き出しにして力強くダンスするシーンと、
3:04~の蝶々を追っていく演技シーンと
4:43~の真剣な表情なんか実にクール!GJ!!
表情や演技と言えば、
1:30&4:00~のゆいぽんと、
2:00&4:02~のみいちゃんも実にクールで、
「桜月」もそうですが、
ゆいぽんとみいちゃんは実に良い仕事してるわ~
センター経験者中心に、
他のメンバーも実に素敵な表情していて素晴らしく、
天ちゃんは雰囲気ありまくりですし(特に1:14&4:07~)、
2サビ後半のるんちゃんの存在感や、
えんぴかちゃんの目力の強さなども、
印象的でクールで実に良かった!
2サビの感情の赴くまま&両手で髪を掴んで引っ張りながらダンスするシーンと、
全メンバーが両手で髪を掴んでツインテール状態で静止するシーンなんかは
実にインパクトありますし、
ラスサビのキレキレでクールなダンスも最高だし、
衣裳はウェイトレス衣装も後半に出て来る私服衣装の両方とも素敵だし、
初めは感情を表に出さずに居たメンバーが、
曲が進むに連れて感情を出していくのといい、
全てが見事なまでに曲に合ってる!

そしてMV自体はストーリー仕立てになっていて、
箇条書きしていくと、
お客が誰も居ないダイナーズカフェで無感情&機械的に働いているメンバー。
ラジオの星占いの結果は「何も変化のない平凡な1日になりそう」で、
占いの機械の結果は「今日も昨日と変わらない1日」。
その占いの紙を丸めて捨てるゾノ。
宇宙服を着ているゾノが登場して現実のゾノと対峙する。
メンバーがレンジを覗くと月に居る宇宙服のアニメキャラが見えて、
そのアニメキャラも月からテレビでメンバーを見てる。
宇宙服のキャラの背中から他のアニメキャラや蝶々が出て来る。
その様子を興味深そうにメンバーが見てる。
アニメの蝶々がファミレスに出て来て、
ゾノが蝶々を追ってメンバーの幻影に重なって走り出して、
感情剝き出しの力強いダンスを踊る。
それを月から興味深そうに見てるアニメキャラ。
花に占領されたようなダイナーズカフェで、
私服衣装で感情出してキレキレでダンスするメンバー。
それをノリノリで見てるアニメキャラ。
ゾノが夢オチのように目を覚ますと、
メンバーが居なくなっていて、
ダイナーズカフェが花&アニメキャラに占領されている。

という感じなんで、
謎多めで意味深な感じ強めですが、
恐らく伝えたい事は、
最初のラジオDJが話している事である、
「自分の殻を破って新しい風を感じてみるっていうのは、
人生を豊かにする重要なアクション」であり、
「ルールに縛られて昨日と同じように生きていても、
外の世界に出るのを恐れていても何も変わらない」し、
「偽りの自分を脱ぎ捨てて自由に生きれば日常はガラッと変わる」的な
前向きで応援的なメッセージが込めてると思われますが、
「外の世界を見ずに自分の殻に閉じこもって空想の世界で生きるとこうなるよ」的な、
ダークな感じにも見えますし、
「現実と虚構は紙一重」というのを伝えてるようにも見えたりと、
見せ方が「ルール」に囚われてないので、
いろんな深読みや考察が出来て「クール」で良いよね~!
監督さんGJ!!


楽曲は、
アコギ主体でありながら、
効果的にピアノやEDM要素が入ったり合わさったりと、
スタイリッシュに洗練されてますし、
間奏の少しジャジーなピアノソロといい、
ラスサビ前のEDM風になる所などなど、
アレンジや構成が緩急効いてますし、
徐々に熱を帯びて行く感じなんかも最高ですし、
ドラマティックでセンスあって実にクール!

歌詞は、
自分を曝け出す&傷つくのが怖いから
心を捨てててクールに生きると言いつつ、
実際はそう生きたい訳ではないと気付いて&助けて欲しいという、
自分の殻に閉じこもり素直になれない難しい人物を描きつつも、
怖がって「クール」に生きたり、
無理して「ルール」に従って生きたって
結局虚しいだけだと伝えてる感じもあるように、
良い意味で冷たい感じあるけど、
同時にカッコイイ感じもあるという、
二つの意味で「クール」っていう!
あと
「やさしさや愛は時に見えないナイフになり、
そばにいる味方まで知らず知らず傷つけてる」って歌詞は深いわ~
乃木坂の「やさしさとは」じゃないけど、
声を掛けて一緒に居てあげる事に「愛」や「やさしさ」を感じる人も居れば、
声を掛けずに放って置くことが「愛」や「やさしさ」になる人も居るし、
タイミングや問題の大きさによっても変わるように、
人や状況によって「愛」や「やさしさ」の意味が大きく変わりますもんね…



結論
MVも曲も歌詞もタイトルに偽りなし。
クール!!最高!!



早くライブでこの曲のパフォーマンス見たいわ~

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