洋楽レビュー/感想。
ノルウェーのバンドのへヴィで濃厚でいてキャッチーで痛快な、
ブラッケンストーナーR&Rメタルみたいな感じの作品。
◆Kvelertak - Meir
R&Rとストーナーロックと70/80年代HRに、
パンクとハードコアとブラック/ヴァイキングメタルを足したような、
聞いたことがありそうでいて、
聞いたことがなかったような独特の音になっていて、
70年代のプログレ的な雰囲気 . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
プログレメタル/ポストハードコアメタル作品。
◆The Ocean - Pelagial
良作だった前作を越えるかのような濃密で濃厚な作品で、
曲の構成が実に練られていて、
アレンジや緩急の付け方は素晴らしいし、
曲のバリエーションも豊富で、
何時にも増して芸が細かいドラムを筆頭に、
楽器の演奏も素晴らしいし、
歌にもいつも以上に力が入っており
力作という言葉が相応しい力作 . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
アングラ臭漂う実験的なトラックばかりの、
先鋭的で刺激的で奇妙でありながら絶妙なインダストリアルヒップホップ作品。
◆Kanye West - Yeezus
一言で言うなら「ドープ」な作品で、
前作とのギャップは驚きですし、
元々作品ごとで印象違う人ですが、
今作は特に尖りまくり&やりたい放題で思いきったなと。
Daft PunkやTNGHTと一緒に曲作ったりしてます . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
EL-PとKiller Mikeのユニットによるヒップホップ作品。
◆Run the Jewels - Run the Jewels
EL-PとKiller Mikeによるユニットの作品なんですが、
元々共演/共作したりしているのもあり相性がバッチリで、
お互いの良い所が存分に出てますし、
しかも、それが巧く噛み合っているので、
実に聞いてて気持ち良い&カッコイイ!
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洋楽レビュー/感想。
「死」に付いて考察してる歌詞の、
シリアスでエモいインディーロック作品。
◆Los Campesinos! - No Blues
「No Blues」というタイトルなのに、
憂いに満ちた雰囲気の作品になっていて、
前作以上にシリアスでエモい内容になってますね。
アルバムからの先行曲↑が「What Death Leaves Behind」っていうタイトルで、
アルバムタ . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
緩急の効いた変幻自在のリズムで予測不能な曲展開に溢れてる、
不穏で邪悪で独特の暗黒美に彩られているデスメタル作品。
12年振り(!)の新作です。
◆Gorguts - Colored Sands
圧倒的な闇の中で蠢く音。
不穏で混沌とした空気。
「這い寄る混沌」を音楽にしたかのような、
独特の不穏で邪悪で存在感溢れる世界観があり、
聞けば聞くほど暗黒の世界へと引き擦り込ま . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
音が洗練されていて聞きやすい、
これぞメタルな展開に溢れている
メロディアスでブルータルなデスメタル作品。
◆Carcass - Surgical Steel
これぞメタル!これぞCarcass!
リヴァプールの残虐王ことCarcassの17年ぶりのアルバムなんですが、
以前より音がドロドロ/ドタバタしてなくて軽いのもあり、
「らしさ」を残しつつも洗練されてるという、
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洋楽レビュー/感想。
只管に壮麗で幻想的で容赦なく美しい、
天上の音楽的なアンビエント/ドローン作品。
◆Julianna Barwick - Nepenthe
例えるなら天使/天界/天上の音楽。
季節で言うなら冬。
色で言うなら白。
それも他の色が少し見えてもすぐに白に塗り潰されるような、
決して抗う事の出来ない圧倒的な白。
幽玄なんていう言葉が生易しいくらい、
只管に壮麗で幻想的&神秘的 . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
一つの音がずっとループするように繰り返されながら、
いろんな音が増えていっては古い音が消えていく、
基本穏やかながら時に荒れ狂ったり静かだったりする川の流れのような構成(曲順)の
儚く幻想的で美しく、同時にシリアスでダークで深みもある、
ミニマル/ハウス/アンビエント/エレクトロニカ/テクノ作品。
◆The Field - Cupid's Head
基本的にはいつものよ . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
現代音楽要素強めで実験的でありながらレトロな雰囲気もあるという、
古いとも新しいとも言えない世界観の、
音の万華鏡みたい&入ったら抜け出せないような不思議でカラフルな、
アンビエント/ミニマル/ドローン/エクスペリメント/テクノ作品。
◆Oneohtrix Point Never - R Plus Seven
前作が80~00年代のテクノシーンの断片を走馬灯のように繋ぎ . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ゆっくり真ん中にフォーカスが当たっていき、
徐々に壮大に爆発するような雰囲気の、
トライバルなリズムとディストーションノイズに、
いろんな音が合わさり幾重にもなっていき音に包まれていく(飲み込まれる)感覚の、
甘美なエクスペリメンタルインダストリアルノイズ作品。
◆Fuck Buttons - Slow Focus
前作の延長線上の作品とはいえ、
勢いやアッパーな感じが . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
いつも以上にNew Order大好きだろ的な感じの、
80'sの雰囲気満載でありながらモダンな要素もある、
ニューウェイヴ/ハウス/テクノポップ/シンセポップ作品。
◆Cut Copy - Free Your Mind
いつも通り80'sの雰囲気も満載なのですが、
今作は過去最高にNew Order大好きなだろ的な感じの、
ニューウェイヴ/シンセポップに仕上がっており、
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洋楽レビュー/感想。
陽だまりのような暖かさと南国の朗らかな雰囲気とノスタルジックな甘酸っぱさに包まれている、
ポップでキラキラしててドリーミーでいてオシャレで甘酸っぱい、
インディー/ローファイ/サーフ/ドリームポップ/エレクトロポップ作品
◆Summer Camp - Summer Camp
前作よりシンセポップ/チルウェイヴ色や電子音が減って、
生楽器が増えて演奏やアレンジもシンプル . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
大人向けの雰囲気に瀟洒に洗練されていてR&B色もある、
メロウでアンニュイで浮遊感溢れるアーバンなヒップホップ作品。
◆Drake - Nothing Was the Same
相変わらず無駄なまでに洗練されていてカッコイイのは勿論、
前作以上にパーソナルで内省的でダークな内容で、
今までで一番深いというかエモーショナルで奥行きがあり
今まで以上にラップに力入れてる感もあ . . . 本文を読む
超久しぶりの洋楽レビュー/感想。
空間の使い方と取捨選択の巧さ溢れる音に、
肉感的で生々しい声とリヴァーヴの効いた音響処理が合わさり、
閉鎖的のようで開放的だったりとする不思議な神秘的な雰囲気でいて、
独特の浮遊感と容赦ない美しさに溢れている、
エモーショナルでソウルフルなポストダブ/R&B/ゴスペル作品。
◆James Blake - Overgrown
基本的には前作をさらに深化させた . . . 本文を読む