ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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2011冬アニメの感想 その11

2011-04-27 20:25:32 | アニメやマンガ関連の話
2011冬アニメの感想 その11であり最後でもあり、
中身は「まどマギ」こと「魔法少女まどかマギカ」の第11話と第12話の感想。



◆魔法少女まどかマギカ 11話
11話はクライマックスである12話への
橋渡し的な側面が大きかった回だったとはいえ、
改めてこの作品の無駄の無さや、
フラグの散りばめ方と回収の仕方の
手際の良さや演出の上手さが光る回で、
初めにまどかの魔法少女の素質が凄い理由がバタフライエフェクトということが分かり、
それをQBがほむらに理論付けで「君のせい」と説明して、
ほむらがどれだけ時間を戻しても
無駄だと諦めようとさせる、
QBの手口が実に鮮やかで、
最後のほむらが諦めようとした時のQBの顔は
明らかに「ちょろいもんだぜ!w」って顔だったねww
さやかの葬式を描いて現実の世界の視点も見せて、
その葬式から帰ってきたまどかの表情&やりとりを見て、
まどか母の娘への不安感フラグも立ち、
まどかの部屋ではQBさんの説教&自慢タイムが始まり、
自分が前に書いた理屈キターー!
まぁ普通に誰でも考える事なんでしょうけど、ほぼ同じ発想でちょっと嬉しいw
今の地球の文明があるのは
QBが居たからという衝撃の事実も明かされ、
ほむらがまどかを庇って、
強がって一人で大丈夫と言いながらも、
不安や緊張は隠し切れず、まどかに抱きつき、
自分の過去や気持ちの一端を語り出した事で、
ほむらが無理に大丈夫と言ってるのが分かり
まどかが魔法少女にならなきゃ駄目だという完璧なフラグが立ち、
まどか母が嵐の外に出ようとする娘を、
常識的な視点から止めようとしたものの、
自分が依然言った事を娘に引用されて、
中の人ばりの男気で送りだしてくれるという…
どんだけ、まどか母さんは男前かとw
学生時代は女の子にモテまくりだったに違いないw
そして、ほむらが諦めようとした瞬間に、
まどかが来て、ついに魔法少女になる…望みを言うという所で終わりました。

ざっと文字で書き出しただけでも、
辻褄合わせが出来てるのが分かるし、
それにシャフト作画&演出が加わるんですから、
最終回への完璧なお膳立てでした。
それに、まどかの親子の会話の時に、
以前の会話を引用してたように、
いかに無駄な台詞が少ないか&台詞を練っているか分かり、
本当に細部まで考えこまれて作ってるねこれは。凄い。



◆まどマギ 12話
こう来たか!!
前回明らかになった、
ほむらが何回も同じ時を繰り返したから
まどかは強大な魔力を持った設定は、
逆返せば、強大な願いも叶うという事でもある訳で、
それを活かす願い…
「過去と未来の全ての時間の魔女を消し去る」という、
神になると同義のような強大な願いをするとか…
でもそれは、
死ぬことも出来ずに永遠に戦い続けるという事でもあり、
ある意味では死ぬ事より辛いとも言える訳で、
「死ぬことは最大の不幸であると同時に最大の幸福である」
と言うような言葉が確かありますし(無かったらサーセンw)
これが本当の「生き地獄だ」とか思ったw
その願いの決意を確認するための、お茶会のシーンでは
マミさんが序盤にまどかが書いたノートを渡すという、
出てきたものは無駄なく効果的に全部使います的なシーンがあり、
改めて、この作品がいかにに考えられて作ってるか分かったし、
純粋に巧くて良いシーンでした。
そしていろんな時間軸の魔女を消し去るまどかを、
時間軸を操れるほむらが見守る訳ですが、
まどかは人を助けるために人という存在を捨て、
人間を超越して、
誰にも存在を認識されない存在…ただの概念になってしまったため、
ほむらはそれに対して絶望するのですが、
いろんな時間軸を見た事により、
ほむらがまどかにしてくれた事も見れた事になり、
改めてまどかがほむらに感謝するという…聖母様だコレ!聖母まどか様だ!
この辺の立場や状況によって
見え方や考え方の違いを、
分かりやすく描いたりするのは流石だね。
そしてまどかのリボンをほむらに渡すのですが、
そのリボンも最後に大きな意味持ちますし、
お茶会ではKYだからハブられたと思っていたw
さやかが出てきて想いが明らかになり、
魔女を消すという願いを消して消える事を選ぶという…
その後それについて杏子が怒るわけですが、
人の幸せは人それぞれであり、
結局自分が幸せなら他人からどう思われようが幸せなんだよねー。
この辺の対比や価値観の違いの描き方は本当に上手い。
最終回にして初めて「魔法少女」になるとことか、
まどかが居ないのが`普通`になってるまどかの家族が出てきて描かれるやりとりや、
ほむらがまどかのリボンをして、まどかの武器である弓を使って戦ってるとか、
最後の歌に繋がるエピローグ的な部分とか心憎いわ~
11話の感想でも触れたけど、
ここまで設定を無駄にせずに生かしきるって実に凄いし、
ある意味で究極のエコアニメと言っても過言ではないかもねw
また初めから見たらもっといろんな側面見えるんだろうな…。
心の底から素晴らしい作品だった。いろんな意味で。

まとめ感想は後日、
他の2011冬アニメの感想と共に書きます。



PS
ちなみに自分が予想していた最終回は、
未来の人類がQBにやれと命令したとかいう話かなーとか思ってたww

まどか「こんなのってないよ!!」

何も希望が無い黒い考えでサーセンww
でもそれくらいやるかと思ってたし、
ぶっちゃけ、もっと絶望的で鬱な展開にすると思ってたw


PSのPS
スピーカケーブルをまた「DENONのAK2000」に変えました。
その際感じた事を以前の記事に少しですが加筆修正しました。
180度意見を変えたとかでは無いので、
どこを変えたかとかはあえて書きませんが、
簡単に言うなら、分かりにくかった所を分かりやすく変えたとか、
新たに分かったことを加えただけです。
ちなみに他の記事も誤字の間違い見つけた時は直したりしますし、
補足的な意味合いで意見を付け加えたりなどの加筆修正してますので
(かなり細かいので誰も気付かないだろうけど)、
人によってはそういう事を嫌うかもですが、
180度意見を変えることは絶対してませんので、そこはご了承ください。

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