
雨音が好きで
ガラス戸を拭いながら 空を見る
どんよりと どこまでも群青色で
遠くの 果てしなく遠くまで広がり
分厚い雲が切れ目なく 覆いかぶさる
雨はいつまで降るのか
どこへ行くのか 行きたいのか
叩きつけたいのか 流れるように
こっそりしたくて しとやかに
想い出したか ひっそりと
とんとん ピーシャ
パタパタ ばたばた
ピッチャン クッシュン
ぱらぱら ハラハラ
耳元で奏でるようで 追い立てるようで
語りかけるようで
密やかに しっとり 降っている雨
「声をかけて 話してごらん」
雨を 待っていたのだから
窓からみえる 絵画を飾ったように映る
小さな額縁のなか ひとこまの世界
どこまでも降っても やまない雨に
庭の木斛や欅、草木やコスモスまでも
雨音を聴きながら
雨の雫に語りかける
すべてを包み 語りかける
雨音が好き
雨音 私も雨の音が
好きです。
カラスを濡らす雨
歪んで見える外の風景も
芸術的に見えますね
なぜかもの寂しくもあり
私は特に雨の雫が好きです。
時々朝の雨の庭をブログで
紹介しています。
*粘土人形たくさん出来ますね
時間がかりますか
乾かす時間も必要ですね
*今日の私のブログは
秋の雨の雫真珠のようなしずく
宮中での和歌を紹介しています。
是非訪問して下さいね