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心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~ひまわり畑のヒマワリ~

2019-07-13 | 粘土細工

       


 乾いた風に吹かれ
 潤いの雨に絶たれ
 それでも 陽射しの強さに
 たじろぎもせず
 真夏の太陽に向かい
 碧空を仰ぐ ヒマワリ

 山里の 小さな集落
 山並みも 小川も 田畑も 
 ヒマワリ色の彩りで 染められ
 包み込むように 広がって
 
 大勢の仲間達と一緒に 
 競い合うように 咲いて 
 元気を いっぱい貰える花は
 大輪に咲き 華やかで
 何だか 嬉しそう~
 
 だけど 時には
 泣いてもいいんだよ
 厳しい暑さは辛いだろう
 人は何も出来ないけど
 逞しさを褒めて
 優しく出来る
 
 ひまわり畑の ヒマワリ
 風を待ちながら
 雨を待ちながら
 天に届けとばかり 空を
 見上げている  
     
 
 
 
  
 
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~不思議な雨音~

2019-07-09 | 粘土細工

       

 
 先ほどから 降り出した雨 

 響くような 雨の調べは

 窓辺で 煙るほどに

 灰色の空が 広がり

 どうしょうもないほどの

 泣き色で 

 何処までも 包み込んだ 

 雨からの贈り物

 
 庭に咲く 草木や野花 

 いつもより 燥いで 

 何か 奏でているような 

 不思議な雨音で 何かが

 始まる予感がして 

 
 止みそうにない雨 少しの間

 耳を澄ませて 聴いている~

 

 
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~何処までも夏空~

2019-07-01 | 粘土細工


        

 
  あまりにも 
  眩しい陽射しが 窓辺に届いて 
  煌めいているから
  何処までも 追いかけて行きたいけど
  真青で雲間もない 夏空
  どうしょうもなく 熱くて
  どうにも出来ない

  流れない雲
  忘れられた雨傘
  木陰のない 公園
  無くした 空元気

  それでも  
  出窓に広がる
  乾いた 外気のなかで
  萎れそうな 青葉も 紫陽花も 躑躅も
  戸惑いながら 格闘しながら
  雨の贈り物を 待っている

  何処までも 青く
  何処までも 続き
  包み込まれそうな 天を眺めて
  
  風を呼んでみる~
  
    
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~いつものカラオケ~

2019-06-16 | 粘土細工

       


 
 いつもの カラオケ
 いつもの歌を いつものように歌う

 そう 昭和世代だから
 歌謡曲と演歌限定で
 歌い始めたら止まらない
 いつも 懐メロばかりで
 進化がないけど 
 解かっていても 今どきの曲には
 ついて行けず 歌えない 
 
 だからと言って
 同じばかりでは つまらない
 結局 終わってみれば 
 ほとんど いつもと同じで
 終わってしまう

 だけど いま流行の
 新しいの曲を覚えて
 乗って 歌おうとしても
 最新のリズムやテンポに
 ついて行けない 調子が出ない
 やっぱり 若い頃の
 スローテンポで 味があるものがいい
 
 自分で自分に 言い訳して 
 何も変えない 変わらない 
 変えようとしない 単純細胞

 ほらほら いくらでも歌えて
 いつまでも OK
 フリータイムで 夕方まで
 歌いっぱなしだけど ちっとも
 疲れないし 面白い

 昨日、行ったカラオケ
 誰と行ったかは 聞かないでよ!
 いつも同じ人で
 まだ まだ 
 続けられそう~
 
 


 

 
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~向日葵~

2019-06-11 | 粘土細工

       

  
  
  あまりにも 
  眩しいほどの 陽射しが
  照りつけ 熱波が襲うのに
  平気な顔をして
  勢いのまま 太陽を仰ぐ
  野辺に咲いていた 向日葵
 
  多くの仲間と雑草に塗れ
  辺りいちめんを 濃い黄色の
  花びらで染めて 
  固まり 散らせ 飛び交い
  のさばるように 
  広がって

  もっと ゆっくり
  もっと のんびり
  
  乾いた地も 風も 吐息も
  潤いを願っているのに
  まるで 何かに逆らうように
  野原を取り込み 咲誇る

  だから 向日葵
  だから 夏の花
  見事に咲いたら 
  涼風の吹くころまで 
  強さを見せつけて

  何かを追いかけ
  何かを待って
  何処にでも 咲き
  何処かで 
  生き抜く...花!  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  

  
  

  
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~夕陽は何処へ~

2019-06-09 | 粘土細工

        

  
  何かを 語りかけ
  何かを 伝えるように
  穏やかな海を ゆっくり
  包み込み 夕日が沈んでいく

  何処へ行くのか
  何処まで行くのか
  
  突然 
  追いかけたい 衝動にかられ 
  どうにも出来ず 沈めた気持ち 
  
  あまりにも 眩しく
  あまりにも 鮮やかで
  幻想的な 夕映えが
  呼んでいるような
  気がして

  果てしなく遠い空
  何処までも続く海路
   何も言えず
   何もかえせず
  繰り返す 波間に
  茜雲が 浮かぶように
  ゆらゆら 揺れて
  映ってみえる

  何処へ 行くのか
  何が 待っているのか
  残した軌跡を
  振り返って また
  呼び戻す

  夕日よ! 
   
  

 
  
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~雨音を聴いて~

2019-06-07 | 粘土細工

        


 あまりにも 
 どんよりと 朝雲が群青色に 
 染まるから もう
 何処へも 出られない

 遥か彼方の 山並みも
 樹木で隠された 小さな公園も
 ため池に続く 土手の野花も
 通学路から聴こえてくる 笑い声も
 
 窓辺に広がる 絵画で
 物語のようだったけど
 いまは 何も語れない
 いまは 何も浮かばない

 ほら 
 雨が降って来た
 
 昨日までの 
 真夏の陽射しを
 いっそう するように
 優しく包んでいる だけど 
 いつ 牙をむくのか 解からない 
 激しさをもたらす
 今朝の雨
 
 ”これから どうなるのだろう”

 遠くの 曇り空
 おとなしく 珈琲タイム
 緑の輝きを 眺めながら
 雨音を聴いている~
 
 
 
 
 
 

 
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~陽射しのなかで~

2019-06-03 | 粘土細工

       

 
 眩しいほどの 陽射しに
 起こされてしまった朝
 硝子窓を突き抜けるように
 天からの贈り物は
 手元にある 
 新聞やパソコンにまで
 反射した光と 温もりを届けて
 白く煌めいて

 昨日の小雨から
 いきなりの夏晴れに
 戸惑ってしまうけど
 誰かが 
 呼んでいるような
 気がしてしまう
 
 碧空に
 白い薄雲が靡き
 そよ風は遠慮して
 吹かない だけど
 飛び出してみたい
 
 何処まで 広がり
 何処まで 隠して
 何が待って
 何を追いかける

 ”もしも 飛べたら”
 何て
 とんでもないことを
 空想しながら
 ほらほら まずは起きて
 珈琲タイムから
 
 その後は 
 きっと
 陽射しのなかで~
 
 
 

 

 

 
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~いつも風を呼ぶ~

2019-06-01 | 粘土細工

     

  
 
 いつも 風を呼ぶ

 風のなかで 何を見て
 風に吹かれて 何を想う

 木々の合い間 木漏れ日に
 揺れる木の葉が
 夏枯れなのか
 焼けて 乾いて 朽ちるのに
 留まれないで
 クルクル カラカラ カサカサ 
 
 何かを 確かめるように
 飛ばされ 回され 転がされ 
 行き着く場所を探して
 さ迷う 枯れ葉よ!

 いつも 風を呼ぶ

 何処で 
 何を
 待っている
 
 若葉と枯れ葉が入り乱れ
 新たな芽吹きと
 枯れゆく塊のさだめ
 混ざり合う 野里は
 いつもになく 賑やかで~

 戯れながら 
 惑わされながら
 風のなか

 通り過ぎる風を
 追いかけて 
 呼んでいるのは
 心に吹く風だろうか

 いつも 風を呼ぶ
 風に吹かれて 何想う


 
  
 
 

 
 
  
 






 
 
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~何処からか、吹く風~

2019-05-29 | 粘土細工
         


 何処からか 
 爽やかな風が吹く

 木々の梢 
 揺らしながら
 乾いた野辺を
 いっそう するように
 芽吹きの緑に
 揺すりかけて

 風に吹かれ
 雲を呼んで
 雨を待って
 蒼空を仰ぐ
 草木や野花たち

 熱波のようで 
 溶けそうな 陽射しは
 いまは 遠慮して
 何故だか そよいでいる
 優しい風 
 
 ざわめく 
 ひととき
 何処からか
 風が吹く

 とんでもない 吐息
 待っていた 木々の精
 通り過ぎて行く 風の波
 何かしらの 囁き

 いまは このまま
 いまは 何もせず
 
 吹かれていたい~
  
 

 

 

 
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~雨のささやき~

2019-05-28 | 粘土細工

        



 いつの間にか 
 降り始めた雨
 遠くで まるで
 灰色の水彩絵の具  
 流し込んだような空が 
 何処までも続き 
 風も 雲も 吐息までも
 包み込むように 広がって

 昨日までの 
 乾いた風も
 眩しいほどの陽射しも
 もう 何処かへ
 隠してしまったようで
 辺り いちめん
 密やかに 初夏のいぶき
 濡らしながら 降り続く
 
 窓辺で
 薄緑の 木々の若葉
 鮮やかに咲いた 紫陽花
 華やかな 赤やピンクのツツジ
 何もかも 瑞々しく
 勢いづき
 生きいきとして

 何時まで 
 何処まで
 雨模様は
 続くのだろう

 空を見上げ
 雨の雫に 声を掛ける
 「しばらくは このままで~」と
 
 ざわめく....朝 
 
 だから 
 雨のささやきを 
 そっと 聴いている
 
 
 
 
 
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~思いがけない集い~

2019-05-27 | 粘土細工

         


 
 思いがけない 
 若い仲間との集いの席
 すっかり 若い頃に戻って 
 いっぱい いっぱい お喋りして
 仕事していたころに 何故か
 戻っていた
 
 懐かしさと嬉しさ
 少しだけ 不思議な空間に
 想いを寄せて
 自分を隠さず 曝け出して

 浮いていないか
 外れていないか
 嫌われていないか
  
 などと 
 あれこれ考えながら
 モダンな店内で お洒落な料理
 しっかり食べている 
 少しだけ 古い話で盛りあげ 
 歓声も上がって
 
 誰も 以前のままで
 誰も 変わらない
 
 ふと 気が緩んで
 ブログを書いていると 喋ったけど
 大丈夫だろうか 
 どう 思うだろう
 後悔もしながら
 いつか
 訪問して貰えるかと 僅かな
 期待もしている

 たわいもない 何でもない話
 みんな 送別会を忘れ
 弾んでいるような 
 あっという間の ひととき
 
 きっと また
 何処かで 会えるだろうけど
 今日を忘れない~

 
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~初夏の輝き~

2019-05-08 | 粘土細工


       


 もう 

 溢れるほどの陽射しが

 窓辺の部屋に 届いて

 白いレースのカーティン 

 静かに 揺らしながら

 光の輪が 散らばって

 床が波打っているよう

 
 ああ....

 硝子窓を突き抜け 

 輝き 香り 陽の渦 熱風 夏空

 もう

 呼びかけて来た

 ”外に出ておいでよ”


 いつからか

 鮮やか色で 華やかに咲いた躑躅

 薄緑の若葉が 風に靡く欅

 木々も 野花も 草木も

 何もかもが いきづいて

 待っているようだ


 それでも
 
 木漏れ日を探しながら 

 さあ 

 初夏の陽射しと

 格闘しょうか?
 
 
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~きっと、何かが~

2019-05-05 | 粘土細工
      
       

 窓辺に届いた 
柔らかな陽射し
いつの間に雨が止んだのか 
わからないけど 
朝露が雨空を
隠してしまったようで 
ひと息ついた 野花や草木が 
艶やかで瑞々しく 
花壇の中で 煩いほど 
ざわめいている

  誰か呼んでいる
  誰かが誘っている
 
  射し込む 光の雫
    目覚めた 杜息
     カセットから聴こえる 謎歌
      淹れたての 甘い香り
 
思わず 外に出て見る
ほんの 少しだけ 
朝の景色を 日常から外し 
思い通りに描いてみたい 
きっと もうすぐ 
煌めきの中で 
何かが始まって行く~
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~想い出の箱~

2019-05-01 | 粘土細工

       

  いま 
想い出の箱を ひっくり返して
閉まっていた想い 取り出しながら
 ひとつ ひとつ 
 想い出そうとしている
  
 だけど 
とても無理だと解ったから 
残したいものだけを 少しだけ集めて 
忘れないようにしたい
 
これまでの長かった道のり 
先が見え始めたから もう振り向かない
やっと 
肩の荷を下ろせる年になって
辺りを見渡してみる 
見慣れた風景に 
辿りつきたい居場所があって 
家族や仲間が待っていてくれる 
支え合い 助け合って 
想いのまま
これから 残った道を
歩んで行こう

箱に戻して 
残こしたいもの 捨てたいもの
みんな大切だから 
想い出を紡ぎながら
いっぱい 詰められるようにしたい~
 
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