
いっぱい いっぱい
想いを詰めて 風船を膨らませる
何処へ 飛ばしたい
何処へ 飛ばそう
何もかも 詰められないのに
何かをリセットしたくて
赤い風船をさがしている
風に吹かれて
風に乗って
何処へ 行くのか
想いどりには ならない
空想の世界で 夢を見ているよう
果てしない 場所
いつか 行きたかった処
何処までも続く 続くだろう世界
未知の道 夢処 天空
何をしたいのか
何がいいのか わからない
待っているとの言葉 想い出して
”今更なんで”と呟いている
やはり 飛ばしたかった風船
思いのほか 飛ばなくて
ファファ 舞いあがったら
知らぬ間に戻って来る まるで
何も無かったように 庭で舞う
そう~あの 昔、飛ばした
赤い夢風船~…

いま
思い出の箱をひっくり返し
心に残っている 忘れられない想い
解き放そうとしている
だけど
無くしたもの
壊したもの
零したもの
また
拾い集めているのは 何故
これまでの
長く険しかった道のり
多くの出会いや別れがあって
喜びや哀しみに 泣いたり 笑ったり
数えきれないほどの痛みが
波打つように 渦巻いていたけど
いまでは 何もかも懐かしい
引き出しのなか
ひとつ ひとつが大切な宝物になって
蘇えるのは
時の流れか それとも
老いたせいだろうか
後戻りも
前に進むも
揺れる気持ちを宥めながら
元に戻している
不思議だけど
思い出と遊び 生かされている
人と繋がり 積み重ねる”生きた証”
これからの残った道 ゆっくり歩いて行く~

何を待っている
吹き抜ける風を待っている
何を待っている
眩しいほどの陽射しを待っている
何を待っている
碧空に浮かぶ雲の流れを待っている
何を待っている
止みそうにない雨の雫を待っている
何を待っている
届かない声にかける言葉を待っている
何を待っている
何も言わない木に梢の囁きを待っている
何を待っている
探しても見つからない希望を待っている
何を待っている
希望の向こうの小さな光を待っている
何を待っている
小さな希望の住む 優しい風を待っている
何を待っている
風のなかで逢いたい人を待っている
何処まで行こうか?
何処へ行こうか~

やっと
ブログに 向き合っている
何を 描こう
何が 心にあり
何を 求めて
何を 云いたい
何もない
何かを探して
振り返り 見つめて 問うている
何気ない日常の 平穏に
いつも通り 当たり前 普段と同じ…は
無くなってしまい
思いがけない 思いもよらない
出来事が襲って
誰もが直面し 逃げられなくなった
どうにもならない 辛い 苦しい
状況の始まりだろうか
だからと言って
何も出来ない無力さに ただ
時の過ぎるのを 静かに待っている
どうする どうしたい
白いページに
何が書けるのだろう
何を描けるのだろう
何故だか 考えてしまうけど
何でも 吐き出せるのが
私のブログ
いまは 大切なツールになって
気持ちを許せる 友達のようなもの
出番を待っているのかな?
何だか 聴いている~ようで…

いつもなら
静かに降りしきる雨
何となく 心が落ち着くから
好きだったけど
今朝の雨
春を一掃してしまうような
もの悲しさが漂う 涙雨
陽射しを追いやり
灰色に染めた雨空が蔽い
山並みを隠して
満開の桜を散らす
どうしたのだ
何をしている
どうにかして欲しい
そう~ いまも
コロナ感染の拡大が
止められない
いつもなら
春を彩る 草木や野花に
柔らかい風が吹くのに
何処かへ 飛ばし
どうにもならない
少しでも早く
いつもの日常を 取り戻したいのに
無力で 何も出来ず
悔しさや苛立ちに
いまは 見守るだけの毎日
雨よ 雨.よ......
いっそ 激しく降ってよ!
洗い流して欲しいものがある
少しは 落ちつきたい
いつもなら~

いつ頃から 降り始めたのか
音もなく 静かに降りそそぎ
木斛の小さな みどり葉に
水晶の珠のような 透明な雫
溢れるほど 乗っかかって
いっぱい いっぱい
何かしらの淡い光
放っているよう
何を喋っているのだろう
誰を待っているのだろう
響きも 轟きも 叫びも 揺すりも
何もない 無数の小枝に
忘れられ 飛ばされたようで
もしかしたら 必死で
何かを伝えて~
いつまでも降り続く雨
何気ない まわりの景色のなか
思い思いに 想像を膨らませ
何かをかきたてるようで
雫は贈り物 神秘な宝石
気持ちを宥めてくれる
窓辺からの
絵画のような 小さな世界
色彩も 音色も フォームも 雰囲気も
どのようにも 変えていく 変えられる?
不思議だけど 何故か
想いのなかで 遊んでいるような
今朝の雨・・・・

この白いページは
ブログと言う名の日記帳
想いを綴る 小さなお部屋で
無限の可能性をいっぱい秘めた
私だけの世界
時には 秘密基地
時には 発信場所
時には 心の広場で叫び
時には 何もかも受け入れる
日々の生活で些細なことから
揺さぶられるような 大事まで
何でもいい
何かを 自由に 好き放題に
書ける 話せる 匂わせられる
誰もが 扉を開けなくても
誰からも 共感を得られなくても
そんなの どうでもいい
私が私で居られたら
素敵な居場になる
長くお休みしてしまった
心と体がついて来なかった
きっと これからも
この 繰り返し~
たぶん 勢いのないまま
進んで行くだろう 言い訳しながら
ノロノロと・・・・