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心もよう

 ・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
  詩などの紹介をしたい
 ・友達づくり

~野辺に咲く水仙~

2021-03-07 | 粘土細工
      

 
 何処からか 漂ってくる
 仄かな甘い香りに 誘われ
 歩いて行く 野辺
 
 飛び交い 散らばり 
 野花や 雑草に揉まれながら
 それでも 競い合うように
 小さな花びらの水仙 仲間と一緒に
 咲誇っている
 
 小首を傾げるような 可愛い仕種で
 風も吹かないのに 揺れて
 黄色の花芯が お洒落にみえるけど
 誰を待っているのだろうか 

 何処へ行く
 何処まで行こうか 
 散歩道を歩きながら 
 花の香を楽しんでいる 

 やがて 春風が吹いて 
 辺りいちめん 新たな息吹のなかで
 野は輝き始め 訪れる人を
 優しく 迎えてくれる~
 

  

  
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~無題~

2021-03-02 | 粘土細工
       

まるで 
春の嵐のような 今朝の雨

風が 梢や木の葉を揺すり
灰色の雲を蔓延らせ
雨を追いやるように
吹き飛ばしているから
軒下で煩く ざわめいて
窓辺の硝子戸を叩きつける

なんでこんなに騒ぐのか
なにがこんなに暴れるのか
天よ 風よ 雲よ 陽よ 吐息よ・・・・

もう 薄紅色の花びら
落としてしまった山茶花
周りに咲いた 菜の花や水仙の勢いに
圧倒されたように ただひたすら
緑葉を揺すって 耐えて
野花を驚かせている

風の響き 風の叫び 風の囁き
雨の中で渦巻いて 仲間を呼んで

いっとき このままで 
時の過ぎるのを 待ちながら
絡まった 嵐の過ぎるのを待っている

先程からの雨音
波のうねりのように 押し寄せて
心にまで迫りくる~



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~雨のなかでひとり~

2021-02-28 | 粘土細工
        




 雨の匂い
  雨の滴
   雨の声
    雨の囁き
     雨の調べ
      雨の優しさ
       雨の切なさ
        雨の哀しみ
             雨のもどかしさ
              雨の気まぐれ
               雨の憂鬱
                雨の怖さ
                  雨の詩 
          
         そう 雨のなかをひとり
            風を 雲を 陽を 夢を 心を 追いかけて
                    
               何処へ・・・・ 
                何処へ行こうか~ 
                 

  
 
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~雨空を見上げて~

2021-02-26 | 粘土細工
     


 
  朝の目覚め 
 雨音に起こされるのがいい

 まだ明けきらない空 
 とんでもなく 群青色になるのがいい

 風も吹かないのに
 雫の雨だれ 泣いているのがいい

 木立の合い間 
 小枝を揺するような 真珠の雨粒がいい

 誰かを待って
 明りが燈る窓 そんな訳ないけど揺れる灯がいい

 野花が咲いて
 すっかり潤ったのか 呼んでいるようでいい

 薄紅色の山茶花
 水仙と菜の花と 張り合うように並んで
 輝いて映るのがいい

 樫と 欅と 木斛と
 裏庭にどっしり居座っているけど まだ知らん顔で
 眠っているようでいい

 少しずつ 明りのつく家並み
 静かで密やかな雨に 濡れているがいい

 さあ 起きようか!
 優しく 濡らして欲しいけど 冷たい雨
 気儘に降りしきるようで 雨空を見上げている~




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~何の話ですかね~

2021-02-07 | 粘土細工
          

不思議だけど
いつも 何か忘れた頃に 
パソコントラブルに 見まわれる
今回もネットが繋がらず
訪問修理で分かったのは
外線の断線とかで 思わぬアクシデント
強風に ちぎれたのだろうか
1本の頼りの線なのに 

だとしたら あまりにも弱すぎて
脆く 見えてしまう 繊細な機器
多くの 細かい線のなかで お世話になっているけど
いつ どうなるのか 波乱を含んでいる

少し 大げさかな~

少しずつ 老いてきて
元々 細繊細な機器が苦手なのに
面倒くさく 厄介になってきた
いまも 少し躓くと 
立ち止まって 何も出来ない

それに輪をかけたように
今度は 印刷機が
反応しなくなった
また トラブル発生?
最悪だ!

どうにかして欲しい
どうにかなるかな…

パソコンが開通したけど 
また 立止まって 周りを眺めてしまう
最近の私…です
何の話しですかね~

  
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~密やかな冬の雨~

2021-01-24 | 粘土細工
        

密やかに 梢を濡らす雨がいい
何かを叫んでみたいけど 黙って佇む街中がいい
山並みの向こう 何があるのか分からないからいい
いつから降っているのか 冬の雨は寂しいけどいい
賑やかでいたいのに ラインが繋がらないからいい
薄めた珈琲がちっとも苦味がないから 嫌いになりそうでいい
テレビをつけて ラジオ音楽かけて ブログを書くのがいい
明日は晴れるだろうか 曇天に微かな期待を込めて 見上げるのもいい
古びたラジカセから流れる 若い頃に流行った映画音楽がいい
ドロドロした韓国のドラマ ドキドキさせて 最後は爽やかな恋模様がいい
ユーチューブからのカラオケ 何でも歌えて お気に入りがあるからいい
窓辺には絵画のような 小さな世界が広がっているからいい
いつまで続くのか 冷たい雨が止みそうにないから 愚痴っているのがいい
「何処へ行こうか」「何処へ行きたい」誰かとこんな会話をするのがいい
今朝の雨 いつまでも届かぬ思い 思い出せるからいい
「いつまで続けるの」誰かに言われそうで 早めに切り上げるのがいい
「そうだろうか 今の雨を語りたい」 桜の頃に想いを寄せるのがいい
もう止めるから もう少し山茶花の紅色を眺めているのがいい
風が吹かない 小枝の珠のような雫がいっぱい並んで こちらを見てるのがいい
雨が好きだけど 寂し過ぎて冷たく凍るなら 覗くだけでいい
いっぱい いっぱい 好き放題でお喋りして 振り返らないのがいい
飾らない ありのまま 拘らない 自然体 笑顔がこぼれるならいい 
やっぱり いつもの珈琲メーカーで淹れた苦味と甘みのある ブラックがいい 
小雨で優しくて 少しだけ温めてくれる いま降る雨ならいい~


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~まずは、それから~

2021-01-10 | 粘土細工
         



あっと言う間に お正月も過ぎて

いつもの暮らしを ボチボチ 

取り戻せている

朝は 早めに起きて

まず 明けきらない天を見る

まだ 明けきらない空は

何故だか 心を動かし

不思議な想像をかり立てる

「今日はどうなる どうしょうか」何て

空に聴いて

天を抱いて

大空を ゆっくり解き明かす

きっと それは私だけの好都合で

決められる 早朝のご褒美

さあ 群青色のような 明けない空の中で

雲も 風も 山並みも 見えない 

近くの外灯 薄明りがまだ消えない

少しだけ 夢見て

少しだけ 溜息ついて

力を入れ ブログに向かう

まずは それから~
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~今年の終わりに~

2020-12-31 | 粘土細工
     



何を持って
今年を終わりにしょうか?

膝の手術をして もう一年が過ぎて
痛みも治まったけど まだ他人の足のように
硬くて 重くて 曲がりにくい
慣れてしまえば このままで
これ以上は 望めそうにないから
我慢して 筋力低下の足に
付き合うのだろう

そして 何よりも
思いがけない 出来事
悪夢のような コロナの威力 
感染の拡大に歯止めがかからない
いま この現状

どうしょうか どうにも出来ない
自然界の天災に ただただ…感染防止を
個人レベルで徹底するだけ
何よりも 予想外の大きな異変が
今更ながら 人間界の危機になっている

どうなるのだろう
どうすればいいのだろう
そんなことに襲われた 令和二年
自分自身のこと いっぱいあるけど
2つのことが大きくて 他のことが
もう ぶっ飛んでしまった

来年はどうなるのだろう
占い師も予測不可能だろう
どうにか オリンピックは成功して欲しい
国民みんなの願い 希望の光になっている

ブログを書いたり 休んだりの一年
アクセスが多くあり コメントに助けられ
どうにか 今日がある
これからどうなるか わからないけど
取あえず 我が儘に気の向くまま 
今迄通りでありたい

ポエムと言えない ポエムを書いて
心を伝えて 交流して 仲間とお喋り
心穏やかに ゆっくり マイペース 
ブログへの訪問 応援を有難う
大きな支えになって 感謝でいっぱい!
来年も会えるだろうと想うけど 
これからも宜しく~
(コロナ感染の終息を心から願って・・・・)





 
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~いま、この時~

2020-12-05 | 粘土細工
             

 風もない 柔らかな陽射しに
 華やいで咲いた 薄紅色の山茶花
 優しい花色だけど ちょっぴり大人びて
 裏庭で 今日はお洒落に見える
 寒空なのに 窓辺で眺めると
 何だか 初秋のようで
 まだまだ 寒さは無縁だろうか?

 そんなことは無い 
 すっかり 落ち葉になったケヤキ
 折角 紅葉で 見事に季節を飾っていたのに
 今では 邪魔になった枯れ葉
 拾い集めて 田の隅に追いやって
 寂しそうに映るのは 季節のせい…
 
 桜の葉は散って 椛は赤に染まり
 まだ緑葉の樫や木斛 必死だけど
 やがて 摘まれて 春を待つ
 花壇で いっぱい咲いた花たち
 それぞれが 移り変わりの中で
 精いっぱい 生きている

 いまは 山茶花が愛らしい
 色んなことを吹き飛ばし 
 今を飾って 楽しませる
 木々や草花に囲まれながら
 移り香のなかで 気持ちを
 静めながら 和ませて貰う
 
 この庭に 助けられて
 いま この時~

 

 
 

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~無のなかで~

2020-11-10 | 粘土細工

      

 
  何を描こう
 何を話そう
 何を詠おう
 何を聴こう

  心を開けて
  心に問う
 
 求めるものが無いのなら
  ときめくものが無いのなら
   追うべきものが無いのなら
    息づくものが無いのなら

 このまま 黙って 朽ちていく
 このまま 朽ちて 埋もれてしまう
 
  だけど いまは ただ 時を待ち
  時の流れに逆らわず 心を静めるだけ

   いま 
    この時・・・・”無”のなかで~
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~もう十一月だけど~

2020-11-05 | 粘土細工

         

 
 何をしたいのか
 何をしょうか
 心に問いかけながら 
 もう十一月だけど~

 いつもの散歩道
 野花も 秋を待っていたかのように
 咲誇っているのに
 樹木も 鮮やか色に染まり始め
 木の葉が眩しいのに
 空が澄み渡り ちぎれ雲が靡き
 風を呼んでいるのに
 
 何処まで 歩いても
 何かが いつもと違う
 
 周りの景色の彩りが 微妙な空気に包まれ
 寄せ付けない何かを 醸し出して
 やるせない吐息のなかに…いる

 歩いて行く
 何かを見つけるため
 歩いて行く
 何だろう 先が見えてこない(コロナ禍)
 歩いて行く
 いまは ただ 前を向いて!
  
 
 

 

 
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~朝の戯言だけど~

2020-10-16 | 粘土細工

      


何かを 描きたいのにかけない
何かを 話してみたいのに言葉が出ない
何かに 縋っているようで言いたくない
何かを 待っているけど待たせてはいない
何かを 心に秘めながら言えないのではない
何かを 探しているけど追いかけてはいない
何かに 戸惑いながらそれでも言えない
何かを 放り出してまで何かを掴めない
何かに 惑わされて”何処へ”など言ってない
何かに いつも振り回されながら焦ってはいない

きっと 描きたい 何かを描く 思いのままに
今はまだ モヤモヤしているから 
もう少し 時間が欲しい
くだらない 朝の戯言だけど~
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~これから、これからの欅~

2020-10-03 | 粘土細工
     
 
 いつの間にか 
 薄緑から黄色に 色づき始めた欅(けや木)
 ずっと遠い昔 植えられた木は 
 いまでは街路樹のように 大きく成長し
 我が家で 家族を見守るように 
 窓辺に居座っている

 あんなに 重なり合い 枝垂れ
 あんなに でっかく 小枝まで広げて
 あんなに 優しいミドリを 深く刻み
 あんなに 立派になり 見守り

 すべてを解かって
 何もかも承知で
 いまを 生める

 激しい風雨も 自然の逆流も 天の遺物も
 撥ね退けながら それでも
 生き抜いた強さ 逞しさがある

 やがて 少しずつ
 彩りの中で 生まれ変わるように
 受け入れ 戒め 闘い 再生 そして輝く
 
 何でもないような 何でもないように
 それでいて 何か ほっとけない巨木
 さあ~どのように 楽しませてくれるのか
 いまを思いっきり 魅せて
 貫いているのは 何だろう
 これから これから~
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~不思議な珈琲タイム~

2020-09-14 | 粘土細工

       


不思議だけど
淹れた珈琲の香り 少しだけ
味わいの中で埋もれて…

いつもの ティカップ
やけに 彩り鮮やかで
黒の釉薬が光ってみえるから
”出しゃばらないで”と言ってみる

朝もやが 去って
少しだけ 陽射しが届いた窓辺に
通り過ぎて行くのは 秋風だろうか
天も 風も 雲も 木々も 野花も 
何よりも秋の気配に包まれて
何かが 変わっていくようで~

吐息を ひとつ
香りを感じながら また ひとつ
新たな季節の香りが 重なり
ひとり 楽しんでいる
今朝の珈琲タイム~

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~9月の始まり~

2020-09-01 | 粘土細工
       



いつもと同じように 朝が明けて
いつもと同じように 空を見上げる
いつもと同じように 風の行方を確かめ
いつもと同じように 珈琲タイム

窓辺の空は 薄っすら灰色だけど
風も 雲も 雨も 吐息も 
連れて来たようで 何かが 
起こりそうな 空の彩り
暴風雨前の 静けさだろうか
今朝の台風ニュース 騒がしい

いまは
コロナで明けて コロナ禍に居る
真夏の行事は ほとんどが中止で
旅行や外出が儘ならない
感染拡大が止まらないから 不安が大きい
楽しみや 喜びが 
奪われてしまったような この夏
何もかも 埋もれてしまった

いつもと同じようだけど
いつもとは全然違う 夏模様 

珈琲を楽しむのは 誰も奪わない
仄かな香りの中で ささやかな安らぎ
どうにか 守りたい

どうにも出来ない 天空を
やっぱり 眺めてしまうけど
今朝 9月が始まったばかり~




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