
”何が出来るかな” 何て
あれこれ考えながら 粘土を
伸ばしたり 丸めたり 造形したりで
カボチャとひょうたんを作ってみた
何故って
野菜では 何よりも単純で
正解がないから 作りやすい
形も 色も 大きさも 好き放題
作って 塗って 整えて また塗って
この色付けが 面白くて 気に入るまで重ね塗り
出来あがったら あまりにもダサいから
お花や多肉植物で お洒落して
飾り付けてみたけど どうだろう
きっと、子供のお遊びみたいと 笑われそう
それでもいい
粘土は壊れても どうにでも修正できて
空想が 夢が 現実が 広がり
アイデアと想像力は 腕の見せ所になる
少しぐらい 褒めて貰わないと元気が出ないから
何て 我がまま言いながら
いっぱい いっぱい出来たから ネットで
お披露目しょうか
作っても 作っても あまり関心のない反応には
弱気になるけど めげないで続ける
どうも 止められそうもない
それが 好きな粘土細工で~

バタバタ ザッザッ バサバサ
夜明け前 思わぬ雨音で
目が覚めてしまった
何処か 遠い処で
誰かと 何かが ざわめいて
ふざけている
私の部屋まで 聴こえるように轟かせて
きっと 起こしに来たのだろうけど
今朝は何故だか まだ寝ていたい
窓のカーテン 開けてみた
うす暗い空は まだはっきり見えない
雨雲が覆いかぶさっているような
遠慮なしに 幅を利かせているような
そんな気がする 今朝の空で
ええい もう起きようか!
一気に気合を入れて 飛び起きてみた
木斛も 欅も 樫も 久々の潤いに
きっと喜んでいる
雨の滴も 小葉や大葉から
透明の玉となって 落ちて
水の精と遊ぶようで 樹木も草花も
いきづいただろう
少しの間 雨音を聴きながら
雨と戯れてみたいけど~

野辺で咲いていた 向日葵
シャキッと1本だけが伸びて 真夏を
しっかり 届けてくれたけど
何故だか
大きな花びらが 緑葉とコラボして
鮮やかで 黄色の衣がよく似合っていても
堂々と 空を仰ぎながら太陽に向かっても
ひとりぼっちが寂しいのか
ゆらり ゆらゆら 揺れながら
泣いている
風が騒いで
雲が飛んで
雨が隠れて
誰もいないから
誰かに逢いたくなったと 待っている
野花や雑草 樹木にまで
塗れて 絡まっていても
でもひとり ひとりぼっち
乾いた風を呼んで
陽だまりが 恋しくて
側には いっぱい仲間が居るのに
周りを見ないで 立っている
だから 向日葵
それが 向日葵
お喋り相手は 私でもいいだろうか?
今年も咲いた 向日葵の花

何かを残したい
生きた証を 刻みたい
何て
呟く年になって
重ねた年輪を 思い返している
”終活”と言う名の エンディングノート
開いて 閉じて を
繰り返しながら 思いを込めて
いつか
包んでみたかった
ほんの ほんの少しだけの
気持ち
伝えたいこと 残したいこと
まだ はっきりとわからないけど
そっと 袋に入れてみようか....?

いま
粘土遊びに 夢中で
あれこれ 創作中
かぼちゃにお花を飾り
大きいのや 小さいのや
それに ひょうたんもある
そう 美味しそうな
パイナップルも出来て
網籠のなかは ちょっとした
売り物みたい
お花もいっぱいで
ボチボチ作ったのに いつの間にか
箱の中に溢れて
バラ ダリア くちなし ミニ欄 マーガレットなど
色とりどりに咲いて 出番を待っている
そうそう
お勧めは てまり風なお飾り
吊るして見たり 置いてみたり
3個あるけど もっと傑作を作りたい
和風な飾り箱なんかも ついでに
幾つも作ってしまったから 華やかで
花とか布や刺繍で飾ったら 粘土が
花開いた様で
いつか 写真でお披露目したいかな
いまから どんな風に仕上げをと
あれこれ考えている
色塗り 組立 飾り方など
頭を巡らせているけど どうなるのか
ただ、何て言ったらいいの
”どんなもんかい”と想像しても
その実 大したことではない
ほんの私だけの 少しだけある癒しの時間
ひとりのお遊びで 子供に戻れる 唯一の
大人のお遊び 好きなことかな!

いつ頃からか
気がついたのだけど
「いっぱい いっぱい
色んなことがあった」って
いままでの道のり
長い 長~い 航路は
決して 平坦ではなかった
言いたくても 言えなかったこと
言ってしまって 悔やんだこと
我慢も 失敗も 後悔も 喧嘩も
当然だけど あって
すべてを包んで 流してみたら
きっと すっきりするだろう
でも
ひとつ ひとつが 想い出になって
残って 蘇える
忘れたことも多いけど
流すことなど 出来るだろうか
辛いことより 悲しいことより
楽しかったり 嬉しかったことが
多かったと想いたい
きっといま
あまりにも夕日が 鮮やか色で
輝いているから
いつもの散歩道
あれこれ 言いながら
ハッピー君と あなたと私
歩いて行く
決まりきったような 時間が
それとなく流れて 同じことを
同じように 繰り返している
そう
平凡だけど 穏やかな日常がある
今頃になって やっと気づかされ
立ち止まっている
ささやかな 幸せとは....
これからを大切にしたいと
ただそれだけで
(ちなみに、ハッピー君は愛犬です)

溢れ出るもの
そう
感情とか想いを 拾い集められないから
そっと 蓋で閉じてみた
どうにもならない
だけど どうにかしたい
葛藤のなかで もがいても 喚いても
解決できないのなら 閉まっておこう
これでいいのか
これしかないのか 繰り返しながら
閉じて どの位の時が流れたのだろうか
重ねている年月のなかで
通り過ぎた出来事のなかで
どうにも ならないことが多すぎて
元に戻せないか何て 考えることが
ナンセンスに想えて来た いま
「もう 何もしなくていいよ」と
誰かに 言って欲しくて
誰かに 解かって欲しくて
やっと ここに辿りついた
だから 流れにまかして見たい
話しておきたかった....ひとりごと

やっと 雨になって
乾いた空気が一変して
長雨が始まった
樹木も花も 潤って鮮やかで
恵みの雨だったけど きっと これは
麻央さんが泣いている 涙雨で
溢れるほどの想いに 別れを告げる
悲しみの雨
もっと 自分に正直になって
我が儘になったらいいのに
辛いこと 嫌なことに蓋をして
我慢して
最高の女性であるために 母 妻として生き
人間としての自分を どこかに置いて来た
映画の主人公のように演じ 彩られて
旅立ったように 思えてならない
きっと
言いたいことがいっぱいあっても
言えなかったのだろう
それとも 本当に死に対して 向き合い
素直で 前向きになれたのだろうか
だとしたら それは
神様のような域で 決して誰にも
真似の出来ない 凄いこと
あまりにも 早い旅立ちに
悲し過ぎる人生に ブログで
”色どり豊かな人生”と綴っていたから
信じて 信じたい
今朝の雨で すべてを流して
皆で見送ってあげよう...
止まない雨 しばらく降り続いたら
何を 想うのだろうか
何を 伝えたかったのだろうか
悲しみの雨が 降っている~