・趣味の粘土細工、陶芸、パソコン画、
詩などの紹介をしたい
・友達づくり
何処から やって来たのか
何時もの場所に 何時ものように
さりげなく 咲いたつもりでも
燃えるような赤が似合うなんて
他にはないから 堂々と
尖がって咲いても いいんだよ
土手に続く道端まで
飛び交うように 散らばり
固まりながら 周りいちめんを
我が物顔で 今年も咲いている
ヒガンバナ
鮮やかな赤で 紅色に染まると
刺々しく 攻撃的なようでもあり
妖しい雰囲気が漂って 情熱的にも映る
だけど
線香花火のように繊細で すぐに
消えてしまいそうな弱々しさも
併せ持っている
見る人の気持ちで どうにで捉えられ
不思議さだけが 残ってしまうから
いつも 驚かされて
どこにでも咲いて
何を見ているのか
葉もつけず 香りを持たず
土の中で 出番を待ちながら
一気に咲いてしまうけど
秋の匂いだけは 見事に
花開いて 感じさせてくれる
お祭りが終わるまでは
秋風の囁きの中で 人を楽しませ
涼風に変わる頃 ひっそりと
終えてしまう 儚さ
ヒガンバナ!
ヒガンバナは
季節の主役で間違いない
好きなように 咲きながら
魅せて~
そう 思いっきり
弾んで 乗って 声あげて
いつもの ふたりカラオケ
いっぱい いっぱい声を出して
はり上げながら 力んでもいる
感情注入もしたけど さんざんな
点数ばかりが出て ちっとも盛り上がらない
想い出しながらの演歌や歌謡曲
懐メロばかりの ダメ出しの連続で
はやる心に ストップかけているみたい
そう どうしょうもない どうにもならない
「もう少しいけると思ったのに」
何て 言いながら
それでも 数時間歌いっぱなし
リズムも 音程も 発声も
いまひとつ 駄目みたい
そう だけど
カラオケボックスの
カラオケバトルに挑戦で恥さらし
恥かしがることはない
誰も知らない成績は 内緒の話
言い訳して 言い訳が好きで
諦めもせず
”面白くない”と言いながら
マイクを持ったら離さない
そう 止められないde~
青空が あまりにも
透き通るような青で
果てしなく広がって
邪魔するもには 何もないから
少しだけ濃さを混ぜて
秋の気配を感じてみたい
大空のキャンバス
どのようにでも 色づけ出来て
どのようにも 描けるから
ダイナミックで繊細に 絵具を使って
塗ってみたら 何色に染まるだろう
風で飛ばしたてしまった風船
赤い屋根の煉瓦造りの煙突
夢に出てきた でっかい飛行船
ふんわり揺れている コスモスの花
すべてを枠に入れて 描いてみたいけど
空が描けなくなるからどうしょう
やっぱり 空は
どこまでも青くて 広がっているのがいい
ひたすら 透き通った蒼さをめがけて
風を追いかけ
雲を追いかけ
駆け抜けた先に こぼれた色があるから
塗りたくって描いてみる
だけど きっと
空想 いいえ想像の世界かも知れない
夢色を探しているから
青空が続いているから
何処までも 追いかけて
心に留めたかっただけのこと
風の声が聴こえる
風の詩が聴こえる
風の嘆き 響き 囁き 叫び
何か 騒いでいるから
耳を澄ませて 聴いてみる
何だろう
何かしら
弾けるような
取り澄まされたような
沁み渡るような
構えているような
声だけど
何処からか
何処だろう
分らないから どうにも出来ない
黙って 風の声を聴く
何もない世界が 広がって
閉じ込められた部屋に 足音のようで
呼んでいるような 不思議な無の世界
何を言っても 救われて
救われたい 私だけの
砦のようで・・・・
風の声が聴こえる
どこから やって来て
いつ頃から 咲いているのか
気がつけば いつもの散歩道には
真っ赤な 彼岸花が揺れて
誰を待っているのか
誰に逢いたいのか
シャキッと背筋を伸ばしたら
繊細で素朴にも見えるけど
花火のような花びらが
怪しげな雰囲気を 醸し出してもいて
不思議な感覚に襲われるのは
何故だろう
野辺の 同じ場所に
同じように 今年も咲いて
多くの仲間と散らばりながら
季節を伝えている花
咲いて 語って
揺れて 詠い
魅せる
鮮やか色で彩って
辺り一面を 染めたなら
「訪れる人を引きつけたい」
そんな声が聴こえて来る
風を追いかけ
風を待って
野道を歩いて行く
ほ~ら 待っていたように
彼岸花が咲いている
去年も その前も野辺で出会って
また いつもの場所に
ひっそりと1本だけ 姿を見せて
朱色の弁花が 輪状に咲いたら
風に揺れながら 可愛い仕種で
人を引きつけもするけど
何故だか寂しそう
もうすぐ
山並みの向こう 広がる田園にまで
まっ赤に染めながら
秋を演出する季節の花は まだ
出番を待っているようで
それまでは 風の行方を
気にしながら 繊細で素朴な姿を
追いかけて行こうか
とても 不思議だけど
ココロは 老いないのか
づっと 昔のままで
変われない 変わらない
だけど 気持ちって
時節には ついて行けず
少しずつ離れても 気がつかず
分らないことを 認められないまま
老いていく
老化現象だろうけど 五体ではなくて
ココロの話だから どうにもならない
何処に あるのか
わたしの ココロ
今日も 気持ちと葛藤しながら
言い訳 探して
お茶を飲んでいるけど・・・・
いつも
花びらは 開いたままで
何にも言わない
閉じたり 散ったり 折れたり
仄かな香りも 匂いも
零れて 滴る 瑞々しさも
表情も同じで 変化もない
その上
固くって 柔らかさもない
だけど
せっせと粘土で 夢中になれて
お花作っていると
何故だか 知らぬ間に綻んでしまい
穏やかでいられる 不思議さ
肝心なのは 花の気持ちで
薔薇やダリア マーガレットを
イキイキさせようと
粘土で丸め のばして 形つけ
色づけもしてみるけど なかなか
満足なものが 出来ない
”もう少し上手く作ってよ”と
言っているみたい
出来上がると
無造作に テーブルに並べて
ほら どうだろう?
何て 声かけてみたけど
やはり無反応で 知らん顔
何も アクションないから
勝手に想像している
愛情込めて 作ったのだから
下手でも 納得して
私の部屋で 輝いて欲しい
どうだろう~?
粘土で作った花だけど・・・・
不思議だけど
もう 野原は
ススキの穂が揺れて
小首を傾げた仕種が
乾いた空気を一変させたのか
涼風が通り過ぎて行くような
見事なまで 緑に染まって
見渡す限り 何処までも田園は
続いていたのに
ほんの 少しずつ
濃い色の クレパスで
塗られて行くような
いつから
ススキは草花や雑草に
揉まれながら シャキッと
背筋を伸ばして育ち 仲間たちと
我が物顔で居座るような
何処からか 風が吹いて
何処からか 誘って
爽やかな
季節の風が 吹いて
木々も揺すられながら
幹を伸ばし 葉を育て
秋の気配が漂うような
いまからの 始まる秋模様
不思議の始まりのようで
もう ”穏やかでいたい”と
心に決めて
煩わしさから 逃げている
けど どうだろう
何も考えず
何もしない
ただ ゆったりと気ままに
過ごして行く
そう それでいい
だから このままで
「本当に これでいいの」
その 繰り返しに 何度も
問いかけながら
また 今日が過ぎて・・・・
真夏の太陽を追いかけ
痛いほどの日射しにも負けないで
野辺一面に咲いている 向日葵
黄色の衣で 花びらが
風に揺れながら 誰かを待って
ゆらゆら ゆらゆら 舞いながら
風が吹いも
雲さえ呼ばず 乾いた大地に
広がりながら 散らばって
夢処を探している
何処まで見ても
黄色で染まって
見渡せば 大輪の花ばかり
同じ方向を向きながら 同じ行動で
天を仰ぎ 輝いて
いつか 何処かで
風を追いかけて
もし 追いついたなら
何を願うのか 訊いてみたいけど
涼風の頃は もう誰もいなくて
黄色の化身もない
いつか時節に また
出逢えるだろうか
季節の華を 忘れないで・・・・
どうしたのか 眠れないから
出窓のカーテン 開けてみた
真っ暗な闇のなか 夜空も外灯の明りも
何も見えない
テレビはまだ お笑い番組もニュースもやっていて
賑やかだけど 見る気にはなれず消してしまう
しばらくゴロゴロしたけど どうにもならず
パソコンのお世話になることにした
やはり ブログのマイページを開いてしまい
何故だか いまの状況を書いている
眠れない訳があるのではない
別に寝なくても 仕事にも行かないし
どうにでもなるから 大した問題ではない
だから 誰もこのくだらない話を
気にも留めないだろう けど
愚痴って 気分を宥めているのかも知れない
もうすぐ3時 まだまだ夜は明けてくれない
どうしょうか~ 何て?
ひと言でいいのに
ひと言だけでいいのに
何故だか 素直になれなくて
謝れない
青春時代じゃないけど
喧嘩して
精いっぱいに
怒って 脹れて 抵抗した
そう
昔だったら きっと
しばらく口を利かないで 知らん顔
だけど
もうその元気はないから
「御免なさい」の代わりに
[茶店の珈琲 ご馳走するよ]と
言ってみたけど....
真夏の陽射しが激しくて
容赦ない熱さにも 負けないで
咲いていた ヒマワリ
風がそよぎを忘れ
空は雲さえ寄せ付けず
山並みはたじろがないで
ただ 見ているだけ
絨毯を敷き詰めたように
濃い黄色で染めて 畑いっぱいに
咲誇り 訪れる人を
楽しませるため 待っているのか
太陽を追いかけ
雲間を追いかけ
雨を追いかけて
居場所で 成長しながら
大勢の仲間と競い合い
戯れもするけど 1本1本が
それぞれに 逞しい
だけど
花弁が折れたり
葉っぱを枯らしたり
花を摘まれたり
背伸びしても 耐えて見せても
どうにもならないことがあるだろう
強さばかり見せないで 泣き言も
言って欲しいけど
ヒマワリは いつも
ヒマワリで いて
ヒマワリ だから~
不思議だけど
誰にでも空間があって
揺らいだり 倒れそうになったり
でも 必死に守って
辿りつく ところ
出窓からの風
陽射しの入り込む 硝子窓
欅や樫、木斛など樹木に囲まれ
もう 花壇は向日葵が
花びんに飾られて無いから
コスモスが咲くのを待っている
何処からか まだ賑やかに
蝉の鳴き声が聴こえ
名前はわからない小鳥が囀る
何でもない日常と
変わらない 家族
ここは 私だけの部屋
誰にも邪魔されないけど
見えない壁があって
抵抗しているような 四角いココロ
居るのに 居ないような
居るのに 居て欲しいような
隙間風が吹いても
通り雨が潤しながら
穏やかな空気が 漂っていて
はみ出そうと騒いでいるのは
誰だろう
窓を開けて見る
無限の何かに 抵抗して
ふと 確かめたくなって
押したり ひいたりしながら
ココロの壁を壊している
さあ 空間を
どう成敗しょうか
それとも このままで~