猫絵日記

絵を描きながら、猫と私のささやかな日常を綴っています。

ちょっとパニック…

2015-07-16 06:19:22 | 日記


「みけー! どこへ行ったの?」

そういえば今日はしばらく見ていない。
朝方、ずっとついてきて、しつこいくらいだったのに…。

呼ぶと、「くろ」がひとりでやってくる。「あれ? お前だけ?」
エサをあげる。 いつもならその音をききつけてやってくるはずの「みけ」がやはり来ない。

あちこち探した。
いつも、いそうなところはすべて。
「まさか、外へ…!?」庭も見に行く。
「まさか ベランダから、落ちたんじゃないよね…?」下を見下ろす。

どこにもいない。

「くろ。 みけ 知らない?」 きょとんとして何にも言わない。

「みけ」がいなくなったらどうしよう…!
急に不安になる。

「みけー!!」  ちょっとパニック…。



…どこからか、かすかに「にゃー」という声がきこえたような…。

「あれ?」

さっき、ティッシュペーパーを取りに、階段の下の小さな物置を開けたんだっけ。

「みけ」は人の後をついてきて、目の前の押し入れや、戸棚に すぐに入ってしまう習性がある。(高いところからアピールするためかな。)

前の椅子をどかして、物置の扉を開けると、狭くて真っ暗な中で、「みけ」が不安そうにこちらを見ていた。

「なーんだ。こんなところにいたのか~。」

中は散らかって、ティッシュの箱がいくつかつぶれていた。

「心配したんだよ~。よかった~!」

ほっとして、頭をなでると、
ゴロゴロいって、うれしそうに眼を細めた。


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3か月 ありがとう

2015-07-15 07:08:03 | 日記


猫の絵を描き、ブログを始めて3か月過ぎました。

来てくださった方、本当にありがとうございます。

想像以上にたくさんの方に見て頂いて 元気をいただいています。

はじめの2か月は、過去の猫たちのことを中心に書いてきたので、もう記事を書くネタが切れてしまいました。
この先どうしよう…。思いつかない。  だから、こんなに続くとは、自分でも思っていませんでした。 

とりあえず、猫の絵を中心に進めていくつもりで、続いてきました。 
モデルがいなくて…。身近な2匹の猫ばかり…。退屈かな?

それでも、見てくださる方がいるって、本当にありがたいことです。 おかげで続けられました。

振り返ってみると、だいぶ描くことに慣れて、時間も少し早くなったようです。


毎日、ほんの少し、成長していければいいな。 

失敗も 私のプロセスだと思って…。

そばにいてくれる猫たちにも感謝です。


どうぞこれからもお付き合いいただけると、うれしいです。



今日は、久しぶり。さび猫の「さび」ちゃんです。姉のところにいます。
この間、行ったとき、写真に撮りました。
この日の「さび」ちゃん、落ち着かなくて、あまりうまく撮れませんでしたが…。

時々、会いに行くのが楽しみです。















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同じ時代を生きる同志たち

2015-07-14 06:26:15 | 日記


若い頃は、相手に 要求ばかりしていた気がする。
自分の価値観ばかり 押し付けてきた気がする。

自分のことは棚にあげて、身の程知らずだった。

若い頃は、自分にエネルギーがあって、強かったから。
自分の未来を信じていたから。

もしかしたら、それが向上心につながっていたのかな。


だけど、それは続かないことを知る。
病気をしたり、歳を取る。挫折もする。 自分の弱さが見えてくる。 精神的にも 肉体的にも…。
見えなかった 自分の限界が見えてくる。

思い通りにいかないことが こんなにあるんだ…。

自分の限界を知ると、相手の弱さも受け入れられる。

求めるばかりの気持ちが、いたわりあう気持ちに変わっていく。

笑いあって、一日でも長く、一緒にいられることが、どんなに大切なことか
そんな当たり前なことにようやく気が付いて、
人は 優しくなれるのかも知れない。


考えてみれば 長い歴史の中で、同じ時代に生まれてきて、出会い、共に過ごすという偶然。
それは奇跡に近いことなんだ。

かけがえのない同志、出会った人たち。人間よりも短いサイクルで自分の歴史に登場する猫たちも。
みんな しっかり繋がって生きている気がして…。



「くろ」を描きました。
「くろ」も、私の人生の 大切な登場人物!?です。
不器用なところもあるけど、
猫は みんな 生きることに忠実です。 それを教えてくれます。



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大人になった2匹

2015-07-13 06:37:03 | 日記


急に 暑くなりました。

昨日は畑に行きました。すごく暑かった。

収穫したり、雑草をとったり…
一時間くらいで 立ち上がるとめまいがして 軽い熱中症みたい?  早々に帰宅しました。

気をつけましょう。

畑から帰る途中、道端にねこじゃらしがいっぱい。
早速、大きいのを3,4本 持ち帰りました。


「みけ」が大喜びでした。

この絵は、ねこじゃらしを 見てる「みけ」です。


子ネコの頃は、全身で飛びついてきたのに、
この頃は からだが重たくなって、なかなかおしりをあげない。
座ったままじゃれたりする。


「くろ」も大人になったのか、まわりの状況を 気にしながら、
「みけ」がじゃれているのを、遠目で見てる。

「みけ」がいなくなると、ひとりでじゃれていたりする。 ……。

子ネコの頃は、まわりのものが何も見えなくなるくらい、夢中になれたのにね。
状況判断できるようになったってことか…。成長してるってこと…か。

子ネコのときは
どんなに小さなことも、きらきらして、楽しくて、面白くて  …真剣だった。

人も同じだね。 なんだかちょっと淋しいね。

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休日の「くろ」

2015-07-12 07:36:23 | 日記


「くろ」は
家族みんながいると、何がそんなに怖いのか、
家具の後ろとか、カーテンの陰とか…見えないところに隠れてしまう。
「くろ、どこへ行ったんだろう」って探す。 さわがしいのが嫌い?

誰かが「くろー」って呼んで近づくと、あわてて逃げていく。
飼い猫らしくない。  (一対一だとそうでもないんだけれど…。)

昨日は、家族全員がそろっていた。

「みけ」はうれしそうについてくるけれど、
「くろ」はなんだか一日中 ビクビクして、隠れていた。

おみやげに持って行ったねこじゃらしも、
「みけ」は夢中になって遊んでいたけど、
「くろ」はベッドの下から、様子を見ていただけだった。

誰も「くろ」をいじめたりしていない。叱ったりしていない。
どうしてなんだろう。

誰もいなくなった部屋で、「くろ」はひとりで ねこじゃらしで遊んでいた。



今日はこれから畑です。 お天気です。暑いです。 

今日は、キュウリとナスが中心かな?
特にキュウリがたくさん。 ちょっと畑へ行くのをサボると、おばけきゅうりになっちゃう。

トマトはこれからです。
ずっと雨が続いていたから…。トマトは水が嫌いなようです。

トウモロコシと枝豆もどんどん育っています。 楽しみです。

先日は、ジャガイモを収穫しました
皮が薄くて、みずみずしくて柔らかい。じゃがバターで美味しかった。

自分で育ててみると、その大変さがよくわかります。虫や雑草との戦いもあります。
そしてお店で買ってくるものにはない、新鮮な美味しさもわかります。

なんでも、やってみないとわからないですね。


こんなに採れました。自分で作ると、小さいのも捨てられない。

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ひとり占めしたい気持ち

2015-07-11 06:21:38 | 日記


「みけ」って、時々、こうやってすごく真剣な目をする。

気づくと、こっちを食い入るようにじーーっと見ている。 

視線が刺すようだ。 ちょっと怖い。

どういう時か  というと、

みんなで「くろ」をかまっているとき。


愛情を独り占めしたいんだよね。 いつだって…。


…こんなとき、「みけ!」って呼ぶと、うれしそうに一目散にやってくる。  急に表情が変わる。

「みけ」だってかわいいよ。 大丈夫だよ。 こんなに愛されているのに…。

愛情を 確認したいんだね。際限なく。 どうしてそんなに心配なんだろう。

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ねこのひげ

2015-07-10 07:17:17 | 日記


朝、掃除機をかけていると、時々、ねこのひげが落ちている。 

固くて、長くて 立派なのは「くろ」のひげ。

なんでも、お守りとしてとっておく人もいるらしい。  確かに…わかるような…。
ひげを入れる かわいいケースまで売っている。 大切に集めている人がいるらしい。

そういえば、ひげは白ばかり…と思っていたら、
黒いひげ、(こげ茶?)もあることを発見!

そういえば、「ルド」は黒かったっけ…?。


興奮すると、口の周りがふくらんで、ひげが前に向かって広がっている。 ミノカサゴみたいに。

ひげは猫の気持ちもあらわしているんだな。
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「ペレ」 久しぶり。

2015-07-09 06:36:36 | 日記


またまた 番外編です。

友達の家で飼っている、ゴールデンレトリバー。
名前は通称「ペレ」です。  本名は、もっと長い名前だったかも知れませんが…。

「ペレ」がきて、もう10年近く経つのかな…。

もう少し小さい頃、何度か会いました。  今はどうしているかな?


一緒に 江戸川の土手に遊びに行ったことがありました。

こんな大きな体で、ドン!とぶつかってきて、甘えるのです。
こちらは よろけちゃう。 ちょっと迫力がある。 だけど人なつっこくてかわいい。

力が強くて、繋いでいた土手の杭を
引っ張って抜いてしまい、そのまま引きずって、ついてくるんです。 びっくりでしょ。


外で繋がれて飼われているから、
通りかかる小学生にいじめられることもありましたが、
子供ををかんだり、吠えたりしない 穏やかな犬だそうです。


一度、鎖をはずして 逃げ出したことがありました。
心配して 探したら、
以前一緒に住んでいた、大好きなおばあちゃんの家の外で待っていたそうです。
なんだか、 けなげですね。

だけど、どうしてその場所がわかったのでしょう。
不思議です。



友達が撮った 最近の「ペレ」の写真を元に 描いてみました。


「ペレ」…。
なんだかちょっと年をとったみたい…。
どうか 元気でいてね。






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うちの子が一番かわいい!?

2015-07-08 05:45:30 | 日記


猫を飼っていなかった、一時期。

外を歩くと 猫が気になった。
猫がいると 目ざとく見つける。

道端にいるノラ猫を見つけるとすぐに寄っていく。
迷惑な顔もされるけど…。
時々、なでさせてくれると、嬉しかった。

猫の写真が入った雑誌を買い集めた。
猫グッズも たくさん買った。 ちょっとくらい高くてもどうしても欲しくなったり…。


「猫、飼ったら?」って言われた。

最後に飼った「ちょろ」は病気がちで、猫を飼う責任の重さを考えると、二の足を踏んでいた。

だけど、捨て猫をもらってくれないかという話が何度かあり、
子供たちの「自分たちも面倒を見るから…。」という言葉で、ようやく、踏ん切りがついた。
(これは、最初だけだったが…。)



猫が 久しぶりに我が家にやってきた。

「やっぱり 本物よね~(*´v`*)」 家に猫がいる幸せ。

他の猫と外で会っても
「やっぱり うちの猫の方が 一番かわいいよね~。」
なんて ひそかに比べて 自己満足している。

ねこグッズや、雑誌収集も 急に勢いがなくなった。

(時々、ブログやツイッターなんかに載っているすごくかわいい猫の写真を見て、「…!! なんてかわいい! 」なんて思ったりもするけど…。)


 不細工でも 誰が何と言っても

「やっぱり うちの子が一番かわいい!!」




今日は「くろ」を描きました。

やっぱり「くろ」は かわいく描けない。本当はもっとかわいいんだけどな~。 ちょっと失敗。
時にはこんな無愛想な顔もするけど…。
でも 「くろ」は絵には表現できない、動きに魅力があるんです。
絵で伝えられないのが、…残念です。





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思い出の糸

2015-07-07 07:26:42 | 日記


猫を飼ってきた人に、猫の思い出話をきくと
本当にたくさんの思い出がかくれているんだな…とびっくりする。
語りつくせないほど、 …話が止まらない。

猫は その人の生きてきた長い年月と一緒に過ごしてきたんだ。 


昔の猫の絵を描いていると、
次々と、糸をたぐる様に 
思い出があふれてくる。

その思い出とともにそばにいた人たちのことも。 まわりの風景、空気まで。

若かった両親、姉妹。 幼かった自分。 …青春時代。

まだ 子供が小さかった頃。 家族の笑顔。

今はいなくなってしまった、なつかしい家族がいる。

まるで 古い映画を見ているみたいに…。


過ぎてしまうと 思い出さなくなったこと、忘れていたことが こんなにたくさんあったんだね。





今日は「みけ」を描きました。

「みけ」?  なんか太っていない?
避妊手術のせいかな。
おなかがたるんでいる。
そういえば 「くろ」も 小さい割に、おなかがタプタプして、下がっているような…。
足が短く見えるじゃない…。
いえ はじめから短いんです。





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三毛猫「さち」 幸福を願って…

2015-07-06 06:16:58 | 日記


捨て猫のお母さん猫から、たった一匹、最後まで離れなかった、甘えん坊の子ネコ。

幸せになってね  という願いをこめて、「さち」と名付けたそうです。

姉のところで飼われていました。

捨て猫だったのに、警戒心がなく、穏やかで、一度も怒ったことがなかったそうです。

すぐに、お腹を出して ごろんと寝てしまう、
そんな 無邪気な人なつっこい猫でした。


甘えん坊で、大好きな長男の背中やおなかの上で 香箱を組んですわっている写真が残っています。
ほほえましいです。(夏目漱石もそんなことがあったみたい。)



不注意から、魚の骨を食べさせてしまい、
それが刺さって、結局、致命傷になってしまったとのこと。
後悔しても、仕方ない事故とはいえ、やりきれない気持ちです。

昔の写真を参考にして描いてみました。

「さち」 素敵な名前です。

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番外編 ねこじゃないけど…

2015-07-05 00:09:02 | 日記


なんて優しい目をしているのでしょう。 この子は…。
何度、人の心を癒してきたことでしょう。

今日は番外編。 猫じゃないけど 犬の「ミント」君です。

妹の家で、長いこと 大切に飼われています。 もうだいぶ高齢です。

パピヨンという犬種で蝶のような大きな耳と、長い毛足が美しい。 とても人なつっこい犬です。


我が家でも、昔はいつも犬と猫を同時に飼っていました。

犬は猫とはまた違った付き合いです。
”寄り添う” という点では、より人間の方を見ている気がします。

一緒にいてくれるだけで、
人は、犬から、たくさんの励ましや、慰めや、優しさ…といった心のプレゼントを受け取っているような気がします。


元気でいてね。 「ミント」君。

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猫の変な癖

2015-07-04 00:43:33 | 日記


困っています。

「くろ」がビニールを食べてしまうんです。

スーパーの薄い袋とか、ガサガサするビニールとか…。

昨日も、娘が ビニールの袋をくわえて逃げていく「くろ」を発見。 「こらっ!」追いかけたら、
そのあと、ペロペロ…  どうも飲み込んじゃったらしい。。

それで、時々 吐いています。

海で 水鳥などが、ビニールを食べて死んでしまう話を思い出して、怖くなります。


「みけ」も、
猫砂の入ったビニールの袋とか、台所にある、さとうのごはんのパッケージが 大好物。

ペロペロ 熱心になめています。

だけど、「みけ」はなめているだけ。 飲み込んだりしません。
だから、大目に見ています。(-"-)  だけど、さとうのごはんは…ちょっと不衛生ですよね~。

困っています。 変な癖。



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土と草の香り

2015-07-03 07:03:17 | 日記


なんだか少し、毎日に疲れている人…。

猫もいいけど、土を相手にすると、なんか 無心になれます。


昨年から、野菜作りを始めました。

元々、私は 家の庭の花や植木には 全く無頓着な方だったので、ちょっと 自分でも続いているのが意外です。
たぶん、食べられる楽しみが優先したのでしょう。 動機は食欲です。

花とかハーブなんかも いいかもしれません。 


すぐに、結果が出ないと 挫折してしまうので、
はじめは苗から育てるとか、葉物のようにすぐに食べられるものとか。
あと 畑は近いほうがいいな。
私の場合は 教えてくれる先生がいるから、続けられたのかも…。


土の感触…というと

陶芸も 心がからっぽになって、無心になれます。 
粘土に集中していると、休まります。 気分転換になります。
虫が嫌いな人にはおすすめかも…。


人間って 土とつながっているんですね。 きっと。



昨日、たくさんのきゅうり、トマト、ナス、ピーマンを収穫しました。
柔らかくて新鮮でパリッとしています。


帰りに、土を知らない我が家の猫たちに
畑の周りの ねこじゃらしをお土産に4,5本とりました。(外に出してあげられない 罪ほろぼしのような…)
家に帰ると、案の定、大喜び。 「くろ」は久しぶりに夢中になってじゃれていました。


草の香りは 幼いころの外の世界や、草むらのの記憶への入り口。
猫にとっては、なつかしい至福の香りなのかも知れません。



今日の絵は、さびねこ さびちゃん。 姉のところにいます。
今週の土曜日、久しぶりに、また会いに行って、写真をとってきます。















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吾輩は猫である

2015-07-02 06:09:59 | 日記


昨日、「漱石先生と妻と猫!?」の番組を見た。 

かわいかったな~。 あのテレビに出ていた黒猫。うちのルドみたいだったな。

「吾輩は猫である」は漱石の処女作だったそうだが、

意外にも、元々、本人も妻もそれほど 猫が好きだったわけではないらしい。

しかし、一緒にいるうちに 猫の魅力に魅かれていったんだろう。

福猫と言って かわいがっていたそうだ。

漱石は猫から様々なインスピレーションを得て、面白がって、楽しんで書いたんだろうか。



小学校の頃だったか、姉がこの本を持っていた。

この題名の面白さと、唐突にはじまる、猫目線の書き出しに、心ひかれた。

「吾輩」という言葉が 猫の 上から目線というか、エラそうな雰囲気にピッタリな気がして…。

読んでみたいと思った。

だけど、あの有名なはじめのところを何回も読み直しただけで、文体が子供には難しくて 挫折した。




今日の猫の絵は難しかったな。

顔や体の向きがいつもと違うと、
先入観が邪魔して、素直に形が見られない。
思い込みで描いてしまうみたい。

人間の目って、不安定な形を修正してしまう傾向があるらしい。

だけど、いつもと全く違うポーズを描くとき、
「これは、描けるかな~?」って
初心に戻って、挑戦するみたいな気分になって、
新鮮な気持ちを味わえる。



(全然関係ない話だけど…。

漱石の猫の番組で、カツオ節ご飯をや鮭の切り身をを見て、
「あー、なつかしいな。ああいうご飯。 大好きだったっけ。 …だけど尿路結石大丈夫かな…? 
鮭?  あんな塩辛いもの食べさせて大丈夫かな?」
なんて変なことが気になってしまった。
昔は、そういえばああいうものも何にも考えず、あるものを無頓着にあげていたっけ…。
キャットフードなんてなかったものね~。)



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