昨日、「漱石先生と妻と猫!?」の番組を見た。
かわいかったな~。 あのテレビに出ていた黒猫。うちのルドみたいだったな。
「吾輩は猫である」は漱石の処女作だったそうだが、
意外にも、元々、本人も妻もそれほど 猫が好きだったわけではないらしい。
しかし、一緒にいるうちに 猫の魅力に魅かれていったんだろう。
福猫と言って かわいがっていたそうだ。
漱石は猫から様々なインスピレーションを得て、面白がって、楽しんで書いたんだろうか。
小学校の頃だったか、姉がこの本を持っていた。
この題名の面白さと、唐突にはじまる、猫目線の書き出しに、心ひかれた。
「吾輩」という言葉が 猫の 上から目線というか、エラそうな雰囲気にピッタリな気がして…。
読んでみたいと思った。
だけど、あの有名なはじめのところを何回も読み直しただけで、文体が子供には難しくて 挫折した。
今日の猫の絵は難しかったな。
顔や体の向きがいつもと違うと、
先入観が邪魔して、素直に形が見られない。
思い込みで描いてしまうみたい。
人間の目って、不安定な形を修正してしまう傾向があるらしい。
だけど、いつもと全く違うポーズを描くとき、
「これは、描けるかな~?」って
初心に戻って、挑戦するみたいな気分になって、
新鮮な気持ちを味わえる。
(全然関係ない話だけど…。
漱石の猫の番組で、カツオ節ご飯をや鮭の切り身をを見て、
「あー、なつかしいな。ああいうご飯。 大好きだったっけ。 …だけど尿路結石大丈夫かな…?
鮭? あんな塩辛いもの食べさせて大丈夫かな?」
なんて変なことが気になってしまった。
昔は、そういえばああいうものも何にも考えず、あるものを無頓着にあげていたっけ…。
キャットフードなんてなかったものね~。)