猫絵日記

絵を描きながら、猫と私のささやかな日常を綴っています。

毛づくろい みけ

2015-04-30 07:32:30 | 日記


みけも元気にしています。

…ちょっと実際よりシッポが立派になっちゃったけど。

ルドの話題でしばらくお付き合いしていただいているので、たまに絵で登場します。
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「ルドルフ」 プライドが高い猫

2015-04-30 06:09:12 | 日記
猫にも、自尊心とか、プライドってあるんだろうか?

「ルド」はおこりんぼだった
気性が激しいというのか、気位が高いというのか…。

黒猫ってこいうところある?
くつした猫の「のらくろ」の時も書いたが、おなじようなところがあった。
人間を油断させておいて、人がいなくなると「どろぼう猫」に豹変したり…
いじめられると、忘れたころに仕返ししたり…

びっくりしたのは、寝そべっている「るど」の上をまたいだだけなのに、「フーーッ」といって怒る。
下手に近寄れない。
危険を察知するんだろうか。「踏むなよ!!」と警告しているのか…

お気に入りの場所がタンスの上だった。よく昼寝していた。
引き出しを開け、タンスが揺れると……上から”ねこパンチ”が飛んでくる。
夫が面白がって、バタン、バタンと何度も開け閉めして からかっていた…!?

(まったく…子どもと、子供のような大人には閉口していただろう。)

それから「ルド」は、人間の言葉がわかるかも知れなかった。
「ルド」の話題になり、悪口を言った時だけ、
なぜかシッポが激しくパタパタ…パタパタ…パタパタ…
アレ?聞こえている??


ちょっと関係ない話題だけど、
夜中、いきなりピアノの音で目が覚めた。
スイッチを切り忘れたキーボードの上を「ルド」が歩いていた。
あー、おばけかと思った!!  まさか …わかっていてやってる? 考えすぎ?

「ルド」はこんなふうにおどろくことばかりだった。
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黒猫「ルド」様の僕(しもべ)

2015-04-29 06:09:37 | 日記



大人になってから、猫をはじめて飼った人にありがちなこと…。
不本意にも猫の魅力にハマり、ほとんど彼らの下僕のようになってしまうこと。

私の夫がまさにそれだった。

子供のころから、猫と生活していると、猫との関係は「遊び相手」「おさななじみ」「けんか相手」「弟、妹?」だったりする。 そのせいか、そういう人を見ると、ついどこか冷ややかな目で見てしまう。


夫は釣りが趣味だった。
旅先で、アジやら、サヨリやら、サバ、海タナゴ、スズキなど釣ってきた。

はじめのうちは、家族も大喜びだった。釣りたての魚はほんとうにおいしい。
しかし、さすがに毎日となると、うんざりしてくる。
アジなんて、一晩に50匹も釣ってくる。 とても食べきれない。
「え~ またアジ~?」

それを、本当にうれしそうに食べてくれるのは「ルド」だけということになる。
自分が苦労して釣った魚を、おいしそうに食べてくれると確かにうれしい。
そのうち、ていねいに魚をさばき、小骨まで毛抜きで取って、包丁でたたいて、猫様にごちそうしていた。

平日は、釣りはできないから、仕事の帰りに、必ず魚屋に寄り、「アジのたたき」をかってくる。
もちろん、人間用ではなく「ルド」様のためだ。

夜遅く、猫と二人で、晩酌するのが習慣になった。




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黒猫「ルド」との旅

2015-04-28 05:50:48 | 日記
猫を飼うと、旅行は…?と思うが、
…相変わらず 家族旅行は続いていた。
「ルド」はいつも同伴だった。

ちっちゃい子ネコの時は巾着袋にしのばせて、
大きくなったら、キャリーケースに入れて。
車なんて誰も乗れないから、大変だった。

(運賃は、いつも荷物扱いだったけど、案外連れて行けるのでびっくり!!。)

新幹線はもちろん、当時走り始めたばかりの寝台特急「カシオペア」や、フェリーにも。そう、飛行機にだって乗った。

思い出したが、飛行機の時は本当にかわいそうなことをした。
荷物室に入れられ、私たちとは別々だった。
飛行機が到着して、「ルド」に再会したら、よほど怖い思いをしたんだろう、口から泡を吹いて、目が今まで見たことがないくらい真っ黒になってふるえていた。
何があったんだろう!!??
ごめんね…。ごめんね…。
それからは、飛行機という選択肢はルートから消えた。

行く先々で、水やら、エサやら、トイレやら…停車駅で外に出してやったり…いろいろ苦労もしたけど。
でも、車なしでねこ同伴の旅行なんて聞いたことがない。
2年の生涯の間、こんなに旅行したネコなんているんだろうか?

まぁ  のんびりマイペースで暮らしたい猫本人にとっては、すごい迷惑だっただろうけれど…




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黒猫「ルドルフ」との出会い

2015-04-27 05:50:27 | 日記


「ルドルフ」という猫がいました。 通称「ルド」

一緒にいられたのは、たった、2年と少しでした。
でもいちばん思い出深い、印象に残る猫でした。

我が家では飼っている猫はこれまでなぜかメス猫ばりでしたが、
この子はオスで、しかもシッポが長い、ルビー色の透き通った目をした、しなやかな黒い毛並の 美しい猫でした。

この猫との出会いは突然でした。

小学生の娘が 学校の先生のお宅で生まれた猫を、何の相談もなく内緒でもらってきてしまったのです。
「捨て猫が近所にいたから、拾ってきた」と。
娘の膝の上にはちょこんとちっちゃなクロネコ。
捨て猫にしてはキレイすぎる…と私は思いました。

我が家では、家族で旅行するのが趣味だったので猫を飼える環境ではなかったのです。

「戻してきなさい!」 案の定私に反対されると、今度は娘は 自分には甘~~い父親(夫)に泣きつきました。 
なかなかしたたかです。
夫は猫を飼ったことがなく、特別好きでもありませんでしたが、娘の涙の懇願を、
なんと…あっさり受け入れました。
結局、「拾ったこともウソ!」ということもバレ、今更返せないこともあり…。
突然、我が家の家族になりました。


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くろの不思議な行動

2015-04-26 07:01:42 | 日記


くろは時々、夜 ガラスの外の暗闇をじーっと見つめている。
そして、「にゃー」と誰かに話しかけている。
ガラスの向こう側には 誰もいない…?

ねえ ねえ 何が見えるの?
何が聞こえるの?

そういえば、友達の家の犬も、旅先のキャンプで
夜、誰もいない真っ黒な暗闇に向かって吠えていたことがあるって…

犬や猫の聴覚や嗅覚は人間の何倍とか…
いや それだけでなく 人間の感知できない「何か」を感じているのかもしれない。

すごいことだね。
神様みたいだ。
人間には見えない、聞こえないことを感じるんだもの。

ふと…
人間だってもしかしたら違うかも…。
自分が見ている世界が、ほかの人が同じように見ているなんて保証はなにもない
ひとりひとり 感性も認識も違うのかも…比較する方法がないんだもの。

なんだか 難しくなっちゃった。
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ありのままで♪

2015-04-25 05:44:58 | 日記
ありのままで~♪

なんて魅力的なフレーズなんだろう。(メロディーもいいけど…)
この言葉に反応してしまう
あれ?…そんなにカッコつけて生きてきたのかなー


自分以上 自分以外  こうなりたい自分。 それを演じる。
 (なんでそんなことに力を入れていたんだろうと思うくらい。)
でも時々 これが疲れる…。結構疲れる。
若いときは特にね。 虚栄心? 自己嫌悪?
この頃、だいぶ力が抜けたけど…

でも 言い訳させてもらえれば、それが必要な時もあるんだ。人間社会では…。


お前たちはいいね。そうやって、素のまま、ありのまま。

「~らしさ」っていったい何だったんだろう? 「~すべき」っていったい?
猫たちを見て思う。

自分以上でもなく 自分以下でもない。取り繕うこともしない。

でも。…だから猫の前では「ありのまま」の自分に戻れる気がする。 
(…? 私、疲れていたのかなー?)
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くつしたねこの「のらくろ」

2015-04-24 07:01:09 | 日記



「来る者は拒まず  去る者は追わず」
父は仕事の時よくそう言っていました。(だからちっともはやらない)

この言葉はねこたちにもあてはまりました。
ふらっとえさをもらいにやってきては、しばらくいて、どこかに去っていく。

(今なら野良猫にえさをやるなんて…!と問題になりそう…)

その中の何匹かがいつの間にか居ついてしまう…。

その中にくつした猫の「のらくろ」(♀)はいました。 (今飼っているくろとは別の猫です)
ほぼ黒猫なんですが、手の先だけ白い
目立つ白い手=かわいい
……のはずだったのですが、
この猫、すごく記憶力がいい… 悪知恵も働く!

人のいるときは「キョーミありません」って 知らん顔していたのに、みんなが油断しているとサカナを盗む。

いつものように子供たちのおもちゃになり、いじめられる ⇒ おとなしくやられっぱなし ⇒ 30分くらいたってすっかり忘れて猫のそばを通ると「ネコパンチ」が飛んでくる!!

…というふうに。
かわいいのにかわいげがない。
黒猫ってスゴイ!!って思わせる猫でした。
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さばねこの「くろしま」と きじねこの「ちゃしま」

2015-04-23 06:37:55 | 日記




「みけ」が連れてきた子ネコのううち、2匹のねこがしばらく外で暮らしていました。

女の子の「くろシマ」(サバトラ)と男の子の「ちゃシマ」(きじとら)です。
名前は特になく、いつもこうやって呼ばれていました。

二匹はいつもいっしょに遊んでいました。

そのうちの「くろシマ」は、本当に無邪気で、人なつっこく、かわいくて…。
ひとりで、止めてある自転車によじ登ってじゃれたり、かわいいしぐさでしょっちゅう笑わせてくれました。
でも、落ち着きがなくて、心配なくらいでした。

毎日、夕方になると、私が帰ってくるのを待っていて、2匹でどこからかとんできて、エサをもらいに来ていました。。


ある日、いつものように自転車に乗っての帰り道。
暗くなりかけた空に、大きな満月がキレイな夕方でした。
その月を見ながら、家に近づくと、…何か胸さわぎがしました。
いやな予感がしました。

家の前の道に、黒い塊がありました。
「くろシマ」でした。

まだ暖かく、車にひかれたばかりでした。
「ばか!!!」

わたしが帰ってくると、エサをもらいに嬉しそうに飛んでくる姿が、浮かびました。

あわてんぼうで、いつか事故にあわなければいいと思っていたけど…
[現実]になってしまった…!!

私は、冷たくなっていく「くろシマ」の体をさすりながら、
…どうしようもなくて…
…くやしくて…
…申し訳なくて…
「ごめんね」 「ごめんね」と繰り返していました。


その時のショックは、今でも心の深くに残っています。


ひとりになってしまった「ちゃシマ」はその後、いつのまにか来なくなりました。




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さび猫  さびちゃん その2

2015-04-22 21:55:33 | 日記


個性的な顔立ちの凛々しいねこです。

ふわふわのやわらかい毛並です。

模様を描くのは難しいです。

子猫の時はこんな感じかな…?
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お母さん猫の みけ

2015-04-22 05:59:57 | 日記



ツイッターに、火事の中から、やけどを負いながら5匹の子猫を救い出した、ノラの母猫の話がありました。

思い出したのが、私が子供のころ飼っていた、母猫「みけ」のことです。(三毛猫がたくさんいてややこしいけど、みー公とも、今のミケとも違う猫です)

ノラで子供を育てるのは、きっと並大抵のことではありません。
よほど、母性本能が強く、賢く有能な母親だったのでしょう。
垂れ下がったおなかと乳が、何度も子育てしてきた証です。

「みけ」は数匹の子猫をつれてやってきました。

はじめは、子猫を守るため、警戒心が強く、人を寄せ付けない、ノラ特有の厳しい目をしていました。
まったくなつかず、とても、手におえる猫ではありません。

……が、それがいつの間にか、猫を手なずける父の魔法で、我が家に居ついてしまいました。
子猫たちは飼えませんでした。私の母(猫が大嫌い)の大反対で外でエサだけもらう生活になりました。

心を許してくると「みけ」の表情が、飼い猫の穏やかなやさしいものに変わっていくのがわかりました。、

「みけ」の子育ては完ぺきでした。
時期が来ると、あんなに命がけで守ってきた子猫たちに急に冷たくなり、自立を促しました。


その後、「ミケ」は余生の数年を我が家で過ごしました。

最期は、病気で出血が続き、弱っていくのがつらかった。
ふらふらと、自分で死に場所をさがしに行ったのか、ある日、突然帰りませんでした。

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シンプルな生き方

2015-04-21 07:05:48 | 日記
身の回りにあるものの多さに辟易したことはありませんか?

病気をしたり、年老いた身内の整理をしたりして、モノに向き合うことになりました。
なんでこんなに集まったんだろう!?
こんなんじゃ死ぬに死にきれない!

こんまりも読んだ。断捨離も生前整理も読んだ 感激した。
… でも それほど改善していない


その点 猫はいさぎよい。
必要なものは、その都度調達する。無駄なものは何一つない。贅沢しない、欲しがらない。
だから この世を去っても、
残されたものは、せいぜいボロボロの猫じゃらしと毛羽立った爪とぎくらいだ。 淋しいくらい。

「猫のようにシンプルに生きる」
まあ 無理だけど…
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一張羅

2015-04-20 07:17:41 | 日記
MIX猫を飼っていると、顔を見て時々思いませんか?


あーあもう少しこの白い部分が左右対称だったらもっと可愛かったのに…

このブチの黒い点が鼻の横にあるのはマズイよね~

このシマちょっと濃すぎない?

これって神様の失敗作…!?


ツイッターには「な~んてかわいいキレイな猫!!」がたくさん!。

でもよーく見るとこのアメリカンショートヘア、顔だちはうちのブチ猫だって、ミケだって負けていないんじゃない?  ひそかに思う。

しかし 模様は猫にとって致命的。
それによって運命が変わることだってある。

でも、子猫の時は問題アリでも、大きくなると案外可愛くなったりすることが多い。
うちのクロも、ミケもそうだった。
他にはいない個性的な模様の持ち主 と思えば貴重です。


そんな飼い主の思惑をよそに,当の本人は意に介する様子はない。

生まれた時にプレゼントされた服に
愚痴も言わず、相手を羨んだりもせず…(少なくともそういう様子はない)

一生その一着で過ごすんだものね。せっせと毛づくろいして、手入れをしながら…


でも本当はどう思っているんだろうなー


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さび猫のさびちゃん

2015-04-19 13:37:23 | 日記



昨日、久しぶりにさび猫の「さびちゃん」に会いました。

カッと見開いた目、おまけに立派な口ひげ模様、
一日中すごいダミ声で「にやー にゃー」って鳴いています。
「これで女の子?」

初めて会った時は お世辞にもかわいいとは思いませんでした。(失礼!今ではかわいいよ)

以前は自由に外と家を行き来できたのに、引っ越してからはご近所の都合で外に出してもらえないそうです。
外に出たがって、ガラス窓の鍵まで開けるのです。「すごい」です。(目撃しました。本当です。)

まどの外を眺めながら、ずーっと大きなダミ声で「にゃー にゃー」
はっきりいってうるさい!(失礼!でも本当なんだもん)

こんな個性的な子は一度会ったら忘れられません。

…それから、意外なんですが、さびちゃんはオス猫には人気があるらしい……!?。



さびちゃんももう12歳か
白髪が出てきているみたいだけど、元気でいてね。

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犬のタロー 猫じゃないけど。

2015-04-18 06:35:49 | 日記
私が子供のころ、我が家では犬も飼っていました。

外の犬小屋に住んでいました。

白い、雑種の犬でした。
ソフトバンクに出てくるような…
名前は「タロー」

中学生の時、学校でイヤなことがあった。
家に着くと、タローの小屋に寄りました。

「キューキュー」と鎖をいっぱいに張って、前足をバタバタさせて飛びついてきました。
制服に泥が付きそうで、いつもいやだなと思っていました。

「タロー」
呼んで頭をなでると、目がこちらをじっと見ていました。

急に目頭が熱くなりました。
「どうしたの?」って言ってくれた気がして…。

なでながら、涙があふれてきました。


タローと心が通じた気がしました。
飼っているんじゃなくて、友達なんだと思いました。





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