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おうち映画(日本)を5本

2021年07月25日 | 映画(国内)
「スパイの妻」
2020年
【BSプレミアム】

1940年
神戸で貿易会社を経営する優作(高橋一生)は仕事で訪れた満州で恐ろしい国家機密を知ってしまいます
正義のためにその顛末を世に知らしめようとする優作が反逆者と疑われる中、妻の聡子(蒼井優)はスパイの妻と罵られようとも愛する夫を信じ、ともに生きることを心に誓います
戦況が悪化し発表の場が無くなると考えた2人はアメリカへ逃亡しようとしますが、以前から聡子に心を寄せながらも国家への忠誠を守ろうとする憲兵の津森(東出昌大)が執拗に2人を追いかけます
東出さんの硬い声音が憲兵という役柄によく合っていました
聡子だけが密航前に捕まってしまい津森の尋問を受けます
その場で気がふれたふりをして病院で日々を送る聡子に優作の乗った船がアメリカ軍潜水艦により撃沈された、とのニュースがもたらされますが彼の遺体や遺品は一切見つかりませんでした
優作の掲げていた国家機密の暴露はアメリカ行きの本当の理由だったのでしょうか
戦後、聡子は優作を追ってアメリカへ渡ったのでしょうか

何が真実で何が嘘なのか
結局のところ全てわからないまま物語は終わります

カメラワークや光の使い方、2人の舞台台詞のような独特の言い回しが緊迫感を高めて見応えがありました
いつも同じことを書きますが蒼井優さんの熱演に尽きる映画でした
               



「未来のミライ」
2018年
【チャンネルNECO】

細田守監督作品
アニメーションです

甘えん坊の4歳児・くんちゃん(上白石萌歌)に妹・ミライが誕生します
それまで自分だけのものだった両親(星野源・麻生久美子)の愛情がミライに向かうようになり、戸惑うばかりのくんちゃん
泣いて喚いて我儘放題のくんちゃんの前に、自分もかつては王子だったという謎の男や、未来からやってきた中学生のミライ(黒木華)が現れます
青年時代の曽祖父(福山雅治)、幼い頃の母、未来の自分、不思議な出会いを繰り返しながら少しずつ兄としての自覚を持っていくくんちゃんでした

突然現れる人物が誰であるかは簡単に想像がついてしまいます
それぞれのエピソードも過去~現在~未来は繋がっているんだと言わんとするところはわかりますが工夫がみられずつまらなかったです
くんちゃんより母のほうがよほど問題児だったみたいで、そんな過去の経験がありながらくんちゃんに対する態度は思いやりに欠けるのではないかと思いました
自分の子供時代のことは忘れてしまったのでしょうか
父親は妻の仕事に理解を示し、不器用ながら家事も子育ても頑張るお父さんなのに、そんな夫に対する態度も「当然でしょ」で、不愉快

2人以上の子育てをした方にはくんちゃんの我儘ぶりも理解できると思います
が、しかし、それにしても…でした

オープニングから山下達郎さんの「ミライのテーマ」が流れてご機嫌だったのにだんだんつまらなくなって…

面白かったのは未来の駅にいる遺失物係(神田松之丞)とのやり取りくらいかしらん
               



「ピンクとグレー」
2016年
【日本映画専門チャンネル】

人気俳優の白木蓮吾(中島裕翔)が急逝
自殺か他殺かも判明しない中、彼の少年時代からの親友で遺書を残された売れない俳優・河田大貴(菅田将暉)に世間の注目が集まります
前半は蓮吾=ごっちと大貴=りばちゃんの少年時代から2人が街でスカウトされ、ごっちがスターダムにのし上がり死を迎えるまで
ごっちに置いていかれ悶々とするりばちゃんは2人の幼馴染・サリー(夏帆)のアパートに転がり込んでいます

後半はうって代わり
ごっちに柳楽優弥、りばちゃんに中島裕翔
菅田将暉&夏帆が人の足を引っ張るなんぞ平気の平左な俳優仲間を演じます

前半は事実に基づいたごっち&りばちゃんの人生を描く映画作品で後半がリアルごっち&りばちゃんという解釈で良いのかしら?
中島さんが主演は違うのでは?
物語の一部といった程度にしか見えませんでした
菅田さんと夏帆さんの前半と後半の役柄の変わりようには驚くばかり、流石です

芸能界の裏側を描いた青春ドラマなのかな
内容は空っぽですが柳楽さん菅田さん夏帆さんの演技が観れたので良しとしましょう
諄いようですが中島さんは3人の引き立て役にしか過ぎなかったと思います
               



「アヒルと鴨のコインロッカー」
2007年
【日本映画専門チャンネル】

原作 伊坂幸太郎

大学入学を機に仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)
廊下でボブ・ディランの「風に吹かれて」を口ずさみながら段ボールをまとめていると、隣室に住む河崎(瑛太)から声をかけられます
椎名は河崎の部屋で、河崎とは反対側の部屋に住むブータンからの留学生・ドルジに広辞苑を贈るため書店を襲撃しようと誘われます
断り切れない椎名は襲撃を手伝うハメになりますが、この計画の裏には河崎、ドルジ、ドルジの彼女で河崎の元カノ・琴美(関みぐみ)をめぐる切ない物語が隠されていました

公開されてすぐ瑛太さんと謎の男として出演の松田龍平さん、当時人気が出始めていた濱田岳さん見たさに
映画館で鑑賞しました
原作を読んだのは映画の前だったか後だったかは忘れましたが、満足したのを覚えています

冒頭で流れる出演者の役名がラストのと違う点が気が利くというかやってくれたって感じ

古い映画でよくあるのですが“免許のない大学生”役で岡田将生さんが出演されていたのには驚きました
2009年公開の「重力ピエロ」で初めて観た人と思っていましたが違ったのですねぇ

年月が過ぎて再度鑑賞してみて、やっぱり面白い
大好きです

2015年に仙台へ観光で遊びに行った折、駅のコインロッカーを見てこなかったのが悔やまれます
今でも同じ場所にあるのかしら

河崎が罰を下した男が縛られていた海岸
オール仙台ロケとのことなのであそこも津波に襲われたのでしょうか…
               



「一度死んでみた」
2020年
【日本映画専門チャンネル】

大嫌いな父親に「死んでくれ!」と毒づく女子大生と本当に死んでしまった父親が巻き起こす騒動を描くドタバタコメディ

父親に堤真一、娘に広瀬すず
父親の経営する会社の存在感の無い社員に吉沢亮
たまたま自分が観たのがそうなだけかもしれませんが、吉沢さん、大河ドラマに出演されるまで本当に影が薄い役が多かったように思います

他の出演者が超豪華です
見落とさないように真剣に観たつもりなのですが佐藤健さんには気づかなかったなぁ
残念!

最後には宇宙飛行士の野口さんまで登場
あれが役に立ったのね~には笑えました
他にもいくつも伏線があって終盤次々回収されていくのが痛快です
死んだ人に送ったメッセージに既読がつくのも素敵!

荒唐無稽な展開に突込みを入れるのは野暮です
とにかく楽しんだ者勝ちな作品でした♪
               


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