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おうち映画(海外)・約束の宇宙(そら)/ほんとうのピノッキオ/ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密

2023年05月01日 | 映画(海外)
「約束の宇宙(そら)」
原題 PROXIMA
2019年 フランス
【ムービープラス】

シングルマザーの宇宙飛行士と幼い娘の愛と絆を描いたドラマ

欧州宇宙機関で日々訓練に励むフランス人宇宙飛行士サラ(エヴァ・グリーン)
夫と離婚し7歳の娘ステラ(ゼリー・ブラン・レメル)と2人で暮らす彼女は「プロキシマ」のクルーに選ばれます
長年の夢が叶い、喜ぶサラですが宇宙へ旅立てばサラと1年もの間、離ればなれになってしまいます

過酷な訓練に挑むサラ
父の元に預けられ寂しいけれど健気に暮らすステラ
母と娘、それぞれの生活を交互にじっくり描いていきます
仕事と育児の両立という厳しい現実をクリアしていくサラの精神力には本当に頭が下がります
もっとも、それでなくては宇宙飛行士になれるはずがありませんが
プロキシマの飛行士仲間やスタッフたちの人としての成熟度の高さもサラの支えとなり、無事打ち上げの日を迎えるのでした

エンドクレジットに流れる、実在する宇宙に行った母たちの姿にも感動しました

不満に思ったのは
サラがステラとの約束を守るために規則を破ったこと
それがあっさり通ってしまったこと
それを除けばジェンダーの垣根を取り除こうとする強いメッセージ性のある優れた作品と思います




「ほんとうのピノッキオ」
原題 PINOCCHIO
2019年 イタリア
【ムービープラス】

原作 カルロ・コッローディ「ピノッキオの冒険」

貧しい木工職人のジェペット爺さんが丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始めます
ピノッキオと名付けられた、そのやんちゃな人形は、ジェペット爺さんのもとを飛び出し、森の奥深くへと分け入っていき、道中で出会った心優しい妖精の言いつけも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さず、ひたすら命懸けの冒険を続けます

原作の雰囲気そのまま
一人の愚かな少年の冒険譚にハラハラさせられながら物語世界に引きずり込まれ、最後は大きな感動が待っていました

CG全盛の時代に、ピノッキオは時間をかけた特殊メイクなのだそうです

原作を再読いたしましょう♪




「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」
原題 FANTASTIC BEASTS:THE SECRETS OF DUMBLEDORE
2022年 アメリカ
【Netflix】

原作 J・K・ローリングス

「ハリー・ポッター」シリーズの前日譚で、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描く「ファンタスティック・ビースト」シリーズの第3弾


魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュート(エディ・レドメイン)が恩師のアルバス・ダンブルドア(ジュード・ロウ)や仲間たちと史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)に立ち向かいます

グリンデルバルト役はあれこれあって前作までのジョニー・デップからマッツ・ミケルセンへ変わりました
マッツ様らしい大物感を醸し出すグリンデルバルトも悪くないけれど、自分はジョニデの理屈抜きに恐ろしいグリンデルバルトのほうが好きかな
クリーデンス役のエズラ・ミラー、以前は惚れ惚れするような美少年だったのが、フツーになっちゃって…

ハリー・ポッターシリーズから全作観てきているので、惰性で観たって感じ
残り2作、制作予定だそうです
でも…エディ・レドメインも年取ってきたし…多分また観るでしょうが、期待薄かしら?


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