月と花と緑と私

泣いても笑っても同じ一日。

しずかな日々  椰月美智子   講談社

2009-02-21 11:51:47 | 読書日記
少年。  古い大きな家。  麦わら帽子。  ホースから飛び出るしぶき。



土の匂い。  友達。  夏休みのラジオ体操。  水滴の付いたコップ。



日に焼けた肌。  太陽に透ける金色の産毛。  蝉の声。  夏の空。…





う~ん いい   



詩的情緒あふれる文章で、感動しました。


野間児童文芸賞受賞作品だそうです。




最後の一文「人生は劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく。」

にしびれました。 



帯のコピー「そうか少年ってこんなふうに おとなになるのか」

名コピーです。 ほんとにそう


子供時代の 心の中の大切な場所を 思い出す事が出来ます。



図書館で借りました。 オススメです。