月と花と緑と私

泣いても笑っても同じ一日。

笑説、これが北海道弁だべさ  西本伸顕   北海道新聞社

2010-11-30 13:17:27 | 読書日記



笑説、これが北海道弁だべさ 西本伸顕 北海道新聞社

図書館で 借りました。 でも、後で買おうかなぁって思わされました(笑)


道民必見!!文字通り北海道弁解説本です。

北海道は 殆ど標準語で会話が成り立っている…と思いこんでいる道民を

こ!こんなにも「北海道弁」を使っていたのか!!

と衝撃と驚きをもって読める本です。

私のお気に入りは、北海道弁で読む古典名作選

川端康成の雪国が、北海道弁に変換されると こうの温かい文章(?)になるんだ!と

感動の涙が出ます(笑)ちょっと、冒頭を紹介すると…


「国境のなまら長いトンネル抜けたら雪国だったんだわ。
 
 闇夜だっちゅうのに辺りは白いんだべさ。
 
(なしてって、雪積もっているからだべさ)…



なまら、いいっしょ?(笑)


夏目漱石の「我が輩は猫である」になると…

「オラ猫だ。 名前なんかまだないんでないの。

 どこで生まれたもんだか、な~んもわからんのさ。

 したけど、なんか薄暗いじめじめしたとこで、

 ニャーニャー泣いていたことだけは憶えているんだわ。…


この、愛すべき北海道弁の 絶妙な言い回し!解って貰えるかなぁ(笑)

道民も、元道民も抱腹絶倒間違いなしです!


他に「お笑い北海道方言辞典」も入ってます。

オススメ!



本の元は 筆者の富良野をテーマとするサイト「サラダハウス」のメインコンテンツの一つだそうです。

「サラダハウス 富良野」で検索したら、一発で出てきました。

日常

2010-11-30 13:06:52 | 子供…母の本音
         


葬儀が終わりました。



私は たいしたコトは 何も出来なかったけど

町内会のお手伝いも 無事終わりました。



これから、彼女に訪れる 圧倒的な日常。

悲しみ、寂しさが少しずつ…薄れていくだろう

とても残酷で、ある意味 とても優しい日常が


彼女とそのご家族に 早く訪れてくれるといいと…想う


サクラ…

2010-11-27 11:58:27 | 子供…母の本音
道路向かいの お隣さんちのayuちゃんは、娘と同級生でした。


aruちゃんは 夏生まれ、ウチの娘は 冬生まれ。

お隣さんでしたので、当然のように 仲良しで、

毎日のように お互いの家を 行き来し、

保育園も一緒。 小学校も一緒。


オマケに 当時 全校生徒20人足らずの 小さな小学校だったので、

娘を入れて 同級生はたったの5人! 

ayuちゃんは、娘にとって 唯一の女の子友達でした。


学校帰り、二人でランドセルを背負ったままウチの畑のイチゴに直行。

服も口も真っ赤にして モクモクと夕飯食べられない位 食べたり(笑)

毎日畑を 駆け回り、ケンカしたり、仲直りしたり、一緒に育ちました。



中学校、そしてお互い別の高校と進むにつれ、

少しずつ友人関係が 変わっていきましたが

それでも、時々メールのやりとりをしていたようです。


高校卒業後は、ayuちゃんは専門学校に進学 寮生活。

ウチの娘は短大に進学 寮生活。

それぞれの夢に向かって 歩きはじめていました。


キラキラした 19歳の日常。


当たり前の日常。のハズだったのに…






…ayuちゃんが突然亡くなったと連絡がありました。

具合悪くて病院に行き、即入院となり一週間で…だったそうです。


知らせを受け、お隣さんに行きました。


呼び鈴を押しドアを開けると ayuちゃんのママと目が合いました。



…一瞬の沈黙…



切なくて、悲しくて…


…なんだか… 


すごく…申し訳ないキモチになって…


涙を堪えて 頭下げるだけで、ロクに挨拶出来ませんでした。



お線香を上げさせてもらいました。

顔をみせてもらいました。

ayuちゃんのママと、ほんの少し…取り留めのない話をしました。



「本当に…何も出来なかった。」 彼女の言葉が染みました。





帰り道 


もう彼女と以前と同じようには…話せないのかもしれない…と。


どんな理屈で納得しようとしても、決して消えない感情。

きっと、彼女は私の娘を見る度に 自分の娘を想う。


そして、その場に私が居合わせたなら、

…きっと 申し訳なく想うだろう。





子供は ゼッタイ 親より早く逝ってはいけない。

子供は ゼッタイ 幸せにならなくてはいけない。





家に着くと 次男からメールが入った。



「試験落ちたわ。ごめん」



あんたの目の前には 未来がある。

次がある! 頑張れる! 


生きてれば 幸せ 感じられる 




…だから、


だから、頑張りなさい…ネ。







コメント欄閉じてます。 ごめんなさい。

楽しまなくちゃ!

2010-11-25 15:54:37 | 月…住んでいる街の事
仕事が一段落すると同時に、色々「お出かけ」の用事が入ってきます。

18日、空知管内JA女性部研修大会。



同日、3人きょうだい末っ子次男(高3)の 市立短大 推薦試験日

さて、結果はいかに?????


20日、月形町PTA連合会研究大会。

同日夜、地元部落婦人会のお食事会。


21日 友だちのバンドが出るディスコパーティー



子供の同級生のお母さんや、友だちのパパさん達のバンドです。

毎年 この時期のお楽しみです。

歳を忘れて(?)踊りまくりました。 

次の日の夕方に(!)、筋肉痛ですわ おほほほ


24日は 暫く会ってなかった友だちと 3人で飲み会

笑いまくりました。ずっと話してなかった友達だったから 凄く嬉しかったわ


で、明日はJA女性部の日帰り温泉ツアーに参加予定…次男の合格発表もある。

結果は、次男の携帯にメールが来る予定。

さてサクラは、咲くか?散るか?…


27日の夜は、高校PTA友だちと飲み会も入ってるし。

30日は 行きたくないけど、眼科で視野検査。


12月に入るとJA女性部の料理講習会、ボランティア活動、

町の体育館でやってるエアロビ にも 誘われてるし

冬の間の農家嫁の集まり、若妻会 の会合もあるし

忘れちゃならない、忘年会に…

やりたくないけど(笑)越冬ハウスでの仕事が3日ほど。

大掃除もしなくちゃ  もっとやりたくないけど おほほ


ダイエットするヒマがないわね。

あっとゆー間にクリスマスにお正月になりそうだわ。




最近さぁ、買ったもの…というかぁ…旦那が買ってくれたんだよね(笑)

コレ知ってる?




確かにねぇ、コンビニとか本屋さんで見かける度に手に取って眺めていたんだよね

でもなぁ~って、コレで本当に綺麗になれるのかなぁって。

ちーっと 無駄使いになるかも?と 元の場所に戻していたんだ。

ソレを物陰から 見てたんだろうね~。

突然、何でもないない日に「買ってきたよ 欲しかったんだよね?」って(笑)


なんか、可笑しくてさぁ。どんな顔して買ったんだろう。

効果あるのか無いのかまだ解らないけど

毎日ヒマ見て顔をコロコロしてます。

ついでに二の腕も太ももも、腹もコロコロ。

お肉無くなれ~ 無くなれ~って違うかぁ(笑)




でもさ~ホントのところ、旦那にコレ買わせてしまうほど

酷い顔してるのかもねぇ(爆)


Story Seller  ストーリー・セラー   有川浩

2010-11-15 20:44:32 | 読書日記
寒いです。雪が降っています。

辺り一面 粉砂糖かけたみたい。


仕事はね、大体終わりました。

後、越冬ハウスのビニールの張替が2棟分が残っているけど 天気待ちなの。
この時期の北海道の天気は気まぐれなんだよねぇ~いつ出来るのやら…


で、やっとヒマが出来たので図書館通いが始まりました。


ずーっと読みたかった本



ストーリー・セラー 有川浩 新潮社です。

(Sido.A)(Sido.B)の2編入ってます。

小説家の彼女と側で支える彼の切ない恋物語…です。

(Sido.A)

最初は ちょっと気になる同僚「彼女」。

落としたUSBメモリの中の膨大な文章…

それは読書好きな彼のキモチを持ってかれる程の小説だった。

やがて、彼は雑誌の小説賞の応募を彼女薦めます。

「今からクサイことを言う。君は翼を持ってるよ。僕は君が飛んでるところが見たい。」

「ホントにあたしが飛べると思う?」

「ああ」



「あたしが飛べなくてもあたしの小説を好きでいてね」

「飛べても飛べなくても君は何もなくさない。俺は一生君のファンだ。」



…兎に角泣けます。

恋に落ちて 結婚して、そして ひとり残される…

たくさん愛されて、たくさん愛して

そして 愛されているからこそ、

愛してるからこそ 切なくなる恋愛小説です。



Sido.Bは、Sido.Aの対の物語になっています。

小説家の彼女と読書好きな彼。

二人が出会う前から 彼女の本が好きだった彼。

小説ごと自分を肯定してくれる彼を好きになる彼女。

たくさん愛して、たくさん愛されて…

でも 昔彼が言ったことを やらなくちゃならなくなる。


「もし、俺が死んだら、書いてくれよ。俺が死んだことを君がどう書くか知りたい。」



泣ける。ボロボロです。

でも読んでいて、私小説???ドコまでホントの話だろう…と思わされました。

実際の有川浩先生の旦那様も、奥様の小説が大好きで出来上がると

いの一番に読んでいるそうです。

時には、登場人物に肩入れしすぎて

「もう少し幸せな終わり方にしてあげて欲しい」とかお願いされるそうです。


コノ物語が事実だったら…切ないなぁ…

そう思わされる文章が上手いなぁって 思っていたいなぁ。


オススメです 

8月に出たばかりだから まだ本屋さんにも並んでいると思います。

大人の階段…?

2010-11-07 23:27:12 | 私…オバさんの本音
婦人科にかかりました。おほほほ


少量だけど、不正出血が2週間も続き、風邪を引いていたせいもあるけど

体調も悪くて、食欲も、性欲も減退(笑)


我ながら感情の起伏も激しい様な気がして

思い切って、かかりました。


「おそらく、年齢による ホルモンバランスの崩れでしょう。クスリ出しますね」と言われました。


ああ~…やっぱり!… ネットである程度は目星つけてたけど…

私にも とうとうやってきた!? 更年期…


まだ「ドア」を叩いたような状態…かなぁ

相手『更年期』は、『早くドアを開けてこっちへいらっしゃい~』と待っているんだろうなぁ…


でも、ホント この頃妙に イライラしてる自分がいる。


我に返り 反省する。

自分に言い聞かすコトが多くなっていて…

感情のコントロールを意識してしないと、

イライラしたり 急に悲しくなったり 


肩こりも酷いし、気づくと アゴが疲れてだるい。

アゴはね…無意識に、歯を噛みしめているから。

歯がすり減っているらしくて、歯医者さんで、

『ストレスたまってる?』と言われたコトがあるのよねぇ~

…更年期…少しずつ本番が近づいてきているんだろうなぁ…




子宮ガン検診もしたので、結果聞きにまた行かなくちゃならないんだけど…


婦人科のアノ椅子…診察台のネ

行くと必ず乗らなきゃ ならないんだけど

アレは何度乗っても慣れない。


下、すっぽんぽんになって座る。オマタもガバッと…

スカスカして、落ち着かない(笑)


先生が来ると ソコにライト当たるし(爆)


もう少し、奥ゆかしさっていうかぁ…

恥じらう乙女心を分かってくれる椅子にならんもんかなぁ。




誰か発明して