先日、大好きな美輪さんの音楽会へ行きました。
今年はチャレンジして着物で。
桃色と橙がまじった淡い色の紬に、黒地の綴れの帯をしめて。
久しぶりに自分で着付けたので、帯を巻くのに時間がかかって、開演にぎりぎりの時間になってしまいました。
やれやれです。
歌の合間にされる、美輪さんの会話が面白くて、また勉強になります。
日本の色ひとつをとってもぼやかし加減の美しさ、その曖昧な表現は日本の文化にしかないもの。
文やことばの表現のやわらかさ。
そのロマンや情緒性について。
本当にそうだなって思う。
最近NHKで放送されている『カーネーション』をいつもかかさずみている。
洋裁で成功される女性の話ですが、
大正ロマンあふれる素敵な着物の女性がたくさんでてきて、その着物の色の組合せや柄に目をうばわれます。
日本人って、繊細な美的感覚にすごく優れているなーて思う。こんないいものがたくさんあるんだって思う。
美輪さんの『ヨイトマケ』の歌で
やっぱり泣いてしまいました。
物や欲でよくわからなくなってしまっている価値観を、
「本当に大切なものはなにか?」
根本を気づかせてくれ、軌道修正される歌。
なんだか心眼洗われます。
最後は、『花』の歌。
魂がどこへ向かおうとしているか、
生あるたくさんの人生を経験を通して
何を学んで生きていくか。
ちゃんと魂が決めてきたんだよと
生まれる前の気持ちに戻して気づかせてくれる歌。
江原さんがいうように、
この日も美輪さんの歌を聴いている人たちと、
後ろにいるたくさんの守護霊さんたちや自分の関係のある存在さんたちが
たくさん上がっていかれたのでしょう。