今日はまるおさんとお出掛け
朝一車で迎えに来る。
開園に間に合うように
早起きして。
夏の日差しが照りつける石畳
活気付いた音楽と
ジェットコースターからきこえてくる悲鳴
目まぐるしく廻る
人をのせたカラフルな乗り物たち
汗だくなまるおさんは
日傘もなく日焼け止めも塗ってないから
ゆでたこ色になってきた。
だから
氷の入ったジュースの入れ物を
わざとぎゅっと押しつけて
冷やしてみる。
暑い日差しの中
じりじりと照りつけられた石畳が暑くなる
みんなはパレードがみるために
その上に座って待つ。
やさしいまるおさんは
自分の鞄をわたしのおしりの下に敷いてくれる。
まるおさんは自分のめがねケースの上に座る。
パレードが終わった。
まるおさんの硬いめがねケースは
その体重で見事に歪んでいた。
めがねケースをみる度に思い出す
そんなことがなぜか愛しい
夏の遊園地の思い出。
朝一車で迎えに来る。
開園に間に合うように
早起きして。
夏の日差しが照りつける石畳
活気付いた音楽と
ジェットコースターからきこえてくる悲鳴
目まぐるしく廻る
人をのせたカラフルな乗り物たち
汗だくなまるおさんは
日傘もなく日焼け止めも塗ってないから
ゆでたこ色になってきた。
だから
氷の入ったジュースの入れ物を
わざとぎゅっと押しつけて
冷やしてみる。
暑い日差しの中
じりじりと照りつけられた石畳が暑くなる
みんなはパレードがみるために
その上に座って待つ。
やさしいまるおさんは
自分の鞄をわたしのおしりの下に敷いてくれる。
まるおさんは自分のめがねケースの上に座る。
パレードが終わった。
まるおさんの硬いめがねケースは
その体重で見事に歪んでいた。
めがねケースをみる度に思い出す
そんなことがなぜか愛しい
夏の遊園地の思い出。