先週見てきました、映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の感想をば☆
このシリーズ大好きだったのです!!
『ブリジット・ジョーンズの日記』、『ブリジット・ジョンズの日記 キレそうな私の12ヶ月』に続く、シリーズ3作目。
仕事に恋愛に、そして、結婚について悩む女性、ブリジットの物語です。
私は、最初のシリーズが映画になる前に原作小説を読んで、とってもハマってしまって。
なんともダメダメなんだけど、でも、憎めないブリジットの大ファンになっちゃったのですよね。
また、シリーズ1は、『高慢と偏見』をオマージュして書かれた作品とのことで、実に、現代版『高慢と偏見』だったりするのです。
そういうところも好きでした。
そして、映画もとても面白くて大好きで。
でもでも、小説に3巻目が出ていたことは全く知らなかったのです~。
なので、今回のシリーズ3作目の映画公開も、とてもびっくりでした。
因みに、このお話は、映画オリジナルストーリーで。
原作小説の3巻目は、映画とは全然違うお話のようですよ。
■映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』予告編
前作で、紆余曲折を経て、やっと、堅物弁護士マーク・ダーシーと結ばれた・・・と思ったブリジットですが。
現在、43歳のお誕生日の夜を1人で迎えていました。
映画冒頭のシーン。
彼女がお部屋で1人で歌って騒いでるシーンは、シリーズ1作目を彷彿とさせる映像で。冒頭から思わずニヤリ。
一度は結婚を意識したマークは、既に別の女性と結婚。
そして、ブリジットは、仕事では成功し、また、理想の体重を手に入れたものの・・・今は恋人もいないシングルトンのままだったのですね。
そんな彼女が、友達に誘われて行った音楽フェスで、羽目を外し、見知らぬ男性と一夜だけの関係を持ってしまうのです。
そして、その直後、親戚のイベントでたまたま再会した、元カレ・マークとも、ついつい過ちを。。。。
結果。
妊娠!!
二人の男性と関係を持った日が近かったため、ぶっちゃけ、どっちの子供か分からないから、さあ大変!!!!????
・・・というのが今回のストーリーです。
まあ、現実的に考えれば、この状況は、決して笑えない深刻な状況です。
なのですが・・・。
そこが、全て大爆笑になってしまうところが「ブリジットならでは」でしょうか(笑)
本当に、こういう物語の場合、主人公によっては、同じ女性として不快にしか感じられない場合だって多いと思うのですよね。
だって、同時期に二人の男性と関係を持って、どちらの子か分からない子を妊娠して。
そして、双方に妊娠した旨を告げるものの、それが2分の1の可能性であることは隠している・・・って。
ですが。
ですが!!
そこが、もう全て全部まるっと大爆笑なネタになってしまって、ブリジットを全然憎めないのですよね~。
不思議な事に。
これこそが、ブリジットの魅力なのだと思いました。
このシリーズお約束の、お卑猥な言葉の連発は相変わらずなものの、これもまた、決していやらしく感じたり、不快に感じたりすることなく。ただただ、大爆笑でした。
ブリジット・マジックですね(*^^*)
とにかく、笑えない状況の中にいる彼女・・・彼女自身も実は凄く深刻なのですが、そこが、もう可笑しくて可笑しくて。
産婦人科の先生とのやりとりも、大爆笑でした。
そして、2人の男性に真実を告げたくて・・・いつも、ちゃんと話そう話そうとしているのに、つい話しそびれてしまう・・・。
それも、狡賢さではなくって、ブリジットの人の良さ・・・みたいな感じなのですよね。
大金持ちな実業家のジャックと結婚する選択肢だってあるのに、決して、そういう打算的なことはしない。
それゆえに、色々カッコ悪いことばっかりなんだけど、でも、そういう気取らないブリジット、計算高くないブリジットがとても好きでした。
因みに。
いつまでも、件の「秘密」が保たれているわけもなく。
父親候補の2人の男性が鉢合わせをし、ブリジットの口からすべての真実を話すシーンもまた・・・大爆笑でしたよ(^^;;
とことんダメダメな彼女なんだけど・・・でも、そんな不器用だったり正直過ぎたりして損をしてしまうところが、二人の男性からも愛されるポイントなのかも、ですね。
どんなにカッコ悪くても、ダメダメでも、そんなありのままの自分を愛してくれる男性たちが居る・・・って。多くの女性からは、「羨ましい」って思われるシチュエーションだと思います。
それが、この作品が多くの女性に人気な理由なのかもしれないなぁと思いました。
っていうか、いつも思うんだけど、ブリジットって、自分が思っているよりも、凄くモテると思うの(^m^)
という訳で。
以下、ネタバレですが。
結局、彼女の子供の父親は、どちらだったのでしょうかね?
子供が生まれた後、産婦人科の先生がどちらの子か調べるわよ~っていうシーンはありましたが、その結果は描かれていませんでした。
私は、ブリジットがラストで、マークと結婚していたのでマークの子かなぁって思ったのですよね。
っていうか、ブリジットは、別れた後もずーっとマークを忘れられなかったみたいですし。
だからこそ、子供はマークの子で、マークと家庭を築いて欲しいっていう、私自身の願いもありました。
なので、何も疑わずに、マークの子だろうって思っていたのですが。
でも、結婚式の時、子供を抱いていたのはジャックの方。
ということは・・・?
もしかすると、子供はジャックの子だけど、ブリジットは本当に好きな相手、マークと結婚した・・・?
そして、マークと子供とで、家族になる??
うーん。
どちらなのでしょうね?
でもでも。
そういう風に、「どちらの子供?」って詮索する事自体が、プライベートに踏み込んだ、とても野暮なことなのかもしれないなぁと思いました。
今回の映画の中では、ゲイのカップルが養子を迎える話や、シングルマザーのお話も出てきます。
村長選挙に立候補していたブリジットのお母さんも、「伝統的な家庭の在り方」というスローガンから「新しい家族の在り方」というスローガンに方向転換し、シングルマザーや同性カップルを応援することで、有権者から絶大な支持を得ていましたし。
「新しい家族の形」というのもテーマだったような気がします。
その点を考えると、「誰の子供」とか詮索するのではなく、「それがブリジットの選んだ生き方、家族の形」で良いのかもしれないなぁと。
本当に、色々な点で失敗ばかりしていたブリジット。
お卑猥な爆笑ポイントも多いんだけど。
でもでも、ラストはジーンと来る良い話でした。
凄く応援したくなる女性なのです。
因みに。
この映画とは全然違うストーリー展開の小説版3巻。
邦訳も出ているみたいですし、こちらも読んでみたいと思います。
このシリーズ大好きだったのです!!
『ブリジット・ジョーンズの日記』、『ブリジット・ジョンズの日記 キレそうな私の12ヶ月』に続く、シリーズ3作目。
仕事に恋愛に、そして、結婚について悩む女性、ブリジットの物語です。
私は、最初のシリーズが映画になる前に原作小説を読んで、とってもハマってしまって。
なんともダメダメなんだけど、でも、憎めないブリジットの大ファンになっちゃったのですよね。
また、シリーズ1は、『高慢と偏見』をオマージュして書かれた作品とのことで、実に、現代版『高慢と偏見』だったりするのです。
そういうところも好きでした。
そして、映画もとても面白くて大好きで。
でもでも、小説に3巻目が出ていたことは全く知らなかったのです~。
なので、今回のシリーズ3作目の映画公開も、とてもびっくりでした。
因みに、このお話は、映画オリジナルストーリーで。
原作小説の3巻目は、映画とは全然違うお話のようですよ。
■映画『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』予告編
前作で、紆余曲折を経て、やっと、堅物弁護士マーク・ダーシーと結ばれた・・・と思ったブリジットですが。
現在、43歳のお誕生日の夜を1人で迎えていました。
映画冒頭のシーン。
彼女がお部屋で1人で歌って騒いでるシーンは、シリーズ1作目を彷彿とさせる映像で。冒頭から思わずニヤリ。
一度は結婚を意識したマークは、既に別の女性と結婚。
そして、ブリジットは、仕事では成功し、また、理想の体重を手に入れたものの・・・今は恋人もいないシングルトンのままだったのですね。
そんな彼女が、友達に誘われて行った音楽フェスで、羽目を外し、見知らぬ男性と一夜だけの関係を持ってしまうのです。
そして、その直後、親戚のイベントでたまたま再会した、元カレ・マークとも、ついつい過ちを。。。。
結果。
妊娠!!
二人の男性と関係を持った日が近かったため、ぶっちゃけ、どっちの子供か分からないから、さあ大変!!!!????
・・・というのが今回のストーリーです。
まあ、現実的に考えれば、この状況は、決して笑えない深刻な状況です。
なのですが・・・。
そこが、全て大爆笑になってしまうところが「ブリジットならでは」でしょうか(笑)
本当に、こういう物語の場合、主人公によっては、同じ女性として不快にしか感じられない場合だって多いと思うのですよね。
だって、同時期に二人の男性と関係を持って、どちらの子か分からない子を妊娠して。
そして、双方に妊娠した旨を告げるものの、それが2分の1の可能性であることは隠している・・・って。
ですが。
ですが!!
そこが、もう全て全部まるっと大爆笑なネタになってしまって、ブリジットを全然憎めないのですよね~。
不思議な事に。
これこそが、ブリジットの魅力なのだと思いました。
このシリーズお約束の、お卑猥な言葉の連発は相変わらずなものの、これもまた、決していやらしく感じたり、不快に感じたりすることなく。ただただ、大爆笑でした。
ブリジット・マジックですね(*^^*)
とにかく、笑えない状況の中にいる彼女・・・彼女自身も実は凄く深刻なのですが、そこが、もう可笑しくて可笑しくて。
産婦人科の先生とのやりとりも、大爆笑でした。
そして、2人の男性に真実を告げたくて・・・いつも、ちゃんと話そう話そうとしているのに、つい話しそびれてしまう・・・。
それも、狡賢さではなくって、ブリジットの人の良さ・・・みたいな感じなのですよね。
大金持ちな実業家のジャックと結婚する選択肢だってあるのに、決して、そういう打算的なことはしない。
それゆえに、色々カッコ悪いことばっかりなんだけど、でも、そういう気取らないブリジット、計算高くないブリジットがとても好きでした。
因みに。
いつまでも、件の「秘密」が保たれているわけもなく。
父親候補の2人の男性が鉢合わせをし、ブリジットの口からすべての真実を話すシーンもまた・・・大爆笑でしたよ(^^;;
とことんダメダメな彼女なんだけど・・・でも、そんな不器用だったり正直過ぎたりして損をしてしまうところが、二人の男性からも愛されるポイントなのかも、ですね。
どんなにカッコ悪くても、ダメダメでも、そんなありのままの自分を愛してくれる男性たちが居る・・・って。多くの女性からは、「羨ましい」って思われるシチュエーションだと思います。
それが、この作品が多くの女性に人気な理由なのかもしれないなぁと思いました。
っていうか、いつも思うんだけど、ブリジットって、自分が思っているよりも、凄くモテると思うの(^m^)
という訳で。
以下、ネタバレですが。
結局、彼女の子供の父親は、どちらだったのでしょうかね?
子供が生まれた後、産婦人科の先生がどちらの子か調べるわよ~っていうシーンはありましたが、その結果は描かれていませんでした。
私は、ブリジットがラストで、マークと結婚していたのでマークの子かなぁって思ったのですよね。
っていうか、ブリジットは、別れた後もずーっとマークを忘れられなかったみたいですし。
だからこそ、子供はマークの子で、マークと家庭を築いて欲しいっていう、私自身の願いもありました。
なので、何も疑わずに、マークの子だろうって思っていたのですが。
でも、結婚式の時、子供を抱いていたのはジャックの方。
ということは・・・?
もしかすると、子供はジャックの子だけど、ブリジットは本当に好きな相手、マークと結婚した・・・?
そして、マークと子供とで、家族になる??
うーん。
どちらなのでしょうね?
でもでも。
そういう風に、「どちらの子供?」って詮索する事自体が、プライベートに踏み込んだ、とても野暮なことなのかもしれないなぁと思いました。
今回の映画の中では、ゲイのカップルが養子を迎える話や、シングルマザーのお話も出てきます。
村長選挙に立候補していたブリジットのお母さんも、「伝統的な家庭の在り方」というスローガンから「新しい家族の在り方」というスローガンに方向転換し、シングルマザーや同性カップルを応援することで、有権者から絶大な支持を得ていましたし。
「新しい家族の形」というのもテーマだったような気がします。
その点を考えると、「誰の子供」とか詮索するのではなく、「それがブリジットの選んだ生き方、家族の形」で良いのかもしれないなぁと。
本当に、色々な点で失敗ばかりしていたブリジット。
お卑猥な爆笑ポイントも多いんだけど。
でもでも、ラストはジーンと来る良い話でした。
凄く応援したくなる女性なのです。
因みに。
この映画とは全然違うストーリー展開の小説版3巻。
邦訳も出ているみたいですし、こちらも読んでみたいと思います。