フィリピン海外雇用庁(POEA)のホームページで2009年のフィリピンからの海外就労者の統計がリリースされている。世界不況にも関わらず、海外出稼ぎ者は一昨年(2008年)前より15%増えて合計1,422,586人。新規雇用者は減ったものの(7.2%減)、すでに出稼ぎにでている労働者の更新契約数は増えている(24%増)。船員の雇用も26%増となった。
出稼ぎ先を見てみると、クウェート、サウジアラビアや香港で雇用数が増えており、ドバイ危機などで揺れたアラブ首長国への出稼ぎもわずかだが伸びを見せている。シンガポールやマレーシアなどへの出稼ぎも活発化してきており、雇用数だけみれば、不況からは完全に脱却した形だ。
http://www.poea.gov.ph/stats/2009_OFW%20Statistics.pdf
出稼ぎ先を見てみると、クウェート、サウジアラビアや香港で雇用数が増えており、ドバイ危機などで揺れたアラブ首長国への出稼ぎもわずかだが伸びを見せている。シンガポールやマレーシアなどへの出稼ぎも活発化してきており、雇用数だけみれば、不況からは完全に脱却した形だ。
http://www.poea.gov.ph/stats/2009_OFW%20Statistics.pdf