とあるリサーチによれば、在米の移民が帰国する主な理由として2点を上げている。ひとつは↓のとおり、母国にビジネスチャンスがあること、そしてもう一点は移民した国で自分が正当に評価されていない、またはマイノリティーである自分を生かすチャンスが比較して少ないと感じたときだという。
逆流現象はすでにインドや中国政府の促進策によってすでにここ10年ほどでそのルートが確立されてきた。金融危機でそれがさらに拍車 . . . 本文を読む
一昨日、オバマ新大統の就任式が行われました。間髪を入れず、ホワイトハウスのウエブサイトも一新されています。
移民政策も重大課題としてあがっており、1)水際での管理、2)移民受け入れスキームの見直し、3)不法移民を雇用に対する罰則の強化、4)不法滞在移民の合法化、5)メキシコの経済発展への援助、の合計5点の行動指針を挙げています。現在はかなり大雑把な記述になっていますので、具体案はこれからというこ . . . 本文を読む
ヒラリークリントンが出馬線から降りたことで、オバマ候補とマッケイン候補の一騎打ちとなるアメリカ大統領選。
近年、ヨーロッパやアメリカ、オセアニアなどの選挙では、候補者の掲げる移民政策が勝敗を分ける重要な鍵を握ってきた。移民受け入れ消極派(受け入れ抑制、不法滞在取り締まり強化)と積極受け入れまたは移民保護派(受け入れ持続・拡大、不法滞在者に対するアムネスティー(合法化)の実施など)のどちらかをとる . . . 本文を読む
ブログのタイトルを変更しました。タイトルに使用していた「移民問題」という言葉に語弊があると感じたからです。今週から一緒に仕事をさせていただくアメリカ人の移民政策研究者は、その著書の中で、”Migration is not a problem to be solved but is a phenomena to be managed""と書いています。アメリカの移民政策に数多くの提言をし、実際にホワイトハウスでその指揮を執ったこともある彼の言葉には重みを感じます。
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パスポートはICチップのはいったMRP(機械読み取り旅券)にしてください、ビザ免除プログラムでの入国には滞在先の住所の事前登録が必要です、指紋採取は義務化されました。アメリカはとにかく9.11以来、外国人の入国に関していろいろと制約をつけてくることが多くなった。
航空機が自国領域内に名入り込む前に、乗客の個人情報を要求するシステム(Advance Passenger Information Sy . . . 本文を読む
ますますヒートアップするアメリカ大統領選。民主党が優勢とされるなか、その注目はオバマとクリントン候補に集まる。現在オバマの勝利が優勢となり、それが確実視されはじめているが、そのひとつの理由として、彼の掲げる移民政策がより多くの人に支持されているからではないかと思う。
「移民の国」であるアメリカでは、多くの投票人にとって候補者の提言する移民政策が最重要課題となるといってもおかしくない。移民政策と一 . . . 本文を読む