IOM(国際移住機関)の年次レポートがリリースされた。
世界の移民、移民政策についてのデータ、最新トレンドなどがわかる。
IOMホームページの出版物セクションから書籍購入、または無料で電子版がダウンロードできる。
IOMは日本も加盟する移民、移住問題を専門的に扱う国際機関である(本部ジュネーブ)。 . . . 本文を読む
モノとカネは国境を越えてもヒトは...そんな日本型国際貿易の大前提も, タイ未曽有の洪水によって決壊をみせたか。
数千人規模で、日系企業で働くタイ人単純労働者が日本の工場に派遣され働くことが予定されているという。もしこの試験的派遣が成功裏に行われるとすると、将来的な外国人労働者の短期派遣制度への道筋が見えてくるかもしれない。ただ、ビザカテゴリーが就労なのか、研修なのか、特別カテゴリーを作るのか . . . 本文を読む
gooのブログアクセス統計をみると、はやり日本や世界各国の統計についてネットで調べていらっしゃる方が、主にこのブログにアクセスしてくださっているようです。ありがとうございます。このような細々と続けているサイトにも、毎日100ー150件以上のアクセスがあり、震災や政治激動する昨今でも、この分野に関心がある方々がいることがわかります。
最近は体調不良のため、あまりアップデートができていませんが、個別 . . . 本文を読む
Brick Lane (ブリック・レーン)
この映画は移民を取り上げた映画のなかで、私が一番好きなものかもしれない。夫とともにバングラデシュからロンドンに移住してきた女性が、新しい文化のなかで、解放され、成長し、自立していくストーリだ。
ブリックレーンとはロンドンのある通りの名前でバングラデシュ人が多く住んでいるところ。前にも取り上げたが、ロンドンのインド料理屋のほとんどは、実はバングら . . . 本文を読む
2010年/平成22年度 外国人雇用状況の届出状況
「外国人雇用状況 (厚生労働省)」は、日本で労働に従事する外国人の総数をまとめたものだ。発表によれば、2010年10月末現在、その数は649,982人で前年度比で15.5%増。外国人労働者を雇用している事業所数は108,760か所で前年度比で14.1%増ということだ。労働者のうち、44%が中国出身、次いでブラジル(17.9%)フィリピン . . . 本文を読む
平成22年末現在における外国人登録者統計について
先月初めに法務省が前年度末(2010年3月時点)の日本に在留する外国人の数を発表した。
2010年3月末の時点で日本に在留届を出している外国人は213万4151人。昨年度同様、前年比で在留外国人数が5万1970人(2.4パーセント)減少している。まだ金融危機のほとぼりが冷めないようだ。フィリピンなどの出稼ぎ労働者の出身国の海外雇用統計をみて . . . 本文を読む
フィリピン海外雇用庁(POEA)のホームページで2009年のフィリピンからの海外就労者の統計がリリースされている。世界不況にも関わらず、海外出稼ぎ者は一昨年(2008年)前より15%増えて合計1,422,586人。新規雇用者は減ったものの(7.2%減)、すでに出稼ぎにでている労働者の更新契約数は増えている(24%増)。船員の雇用も26%増となった。
出稼ぎ先を見てみると、クウェート、サウジアラビ . . . 本文を読む
先日、The Migration Information System in Asia (MISA)というアジアの外国人労働者(海外出稼ぎ労働者)の統計を包括的に集約することを目的にしたプロジェクトの会議に参加した。これはILOとスカラブリニ・マイグレーションセンター(Scalabrini Migration Center) の共同プロジェクトで、以前に紹介したOECD・JILの移民統計プロジェク . . . 本文を読む
[社会実情データ図録]という非常に面白いサイトを紹介させていただきます。
移民政策や外国人労働者に関する部分を拾ってみました。国内外の統計が非常によく構成された表とともに表示されています。数字を図録することで、より深く示されたデータを読み取ることができます。
それにしても選挙の行方が気になります。週末が楽しみ(?!)です。
外国人労働者の推移
外国人数の推移(国籍別)
都道府県別外国人労 . . . 本文を読む
International Migration Outlook 2008: Annual ReportOrganization for Economicこのアイテムの詳細を見る
OECDの移民統計の年次報告書「International Migration Outlook 2008」がリリースされた。以前はTrends in International Migration (通称SOPEMI R . . . 本文を読む