先日、The Migration Information System in Asia (MISA)というアジアの外国人労働者(海外出稼ぎ労働者)の統計を包括的に集約することを目的にしたプロジェクトの会議に参加した。これはILOとスカラブリニ・マイグレーションセンター(Scalabrini Migration Center) の共同プロジェクトで、以前に紹介したOECD・JILの移民統計プロジェクトが中座している中で、その仕事を引きついていこうというような意味合いがあるようだ。移民統計が一般公開されず、その入手に困難を要すアジアの移民研究を推し進めていく上で、不可欠な事業だ。
MISAのプロジェクトサイトは、各国の統計だけでなく、COUNTRY REPORTとあるセクションをみると、各国の移民統計(外国人労働者数や海外出稼ぎ労働者の出国状況)などを細かく説明したレポートをダウンロードすることもできる。今日アクセスしたところでは見あたらなかったが、日本のレポートも近日アップロードされるはずである。
スカラブリニ マイグレーションセンターは、淘汰の激しい移民研究の世界のなかで、教会団体として比較的安定した基盤を背景に、質の高い移民研究を行ってきた。国際機関や行政法人などの機関の財政が悪化するなか、実はこういう団体のほうが大きな課題にじっくり取り組める体制をもっているのではないか、と思ったりもした。
http://www.smc.org.ph/misa/index.php
MISAのプロジェクトサイトは、各国の統計だけでなく、COUNTRY REPORTとあるセクションをみると、各国の移民統計(外国人労働者数や海外出稼ぎ労働者の出国状況)などを細かく説明したレポートをダウンロードすることもできる。今日アクセスしたところでは見あたらなかったが、日本のレポートも近日アップロードされるはずである。
スカラブリニ マイグレーションセンターは、淘汰の激しい移民研究の世界のなかで、教会団体として比較的安定した基盤を背景に、質の高い移民研究を行ってきた。国際機関や行政法人などの機関の財政が悪化するなか、実はこういう団体のほうが大きな課題にじっくり取り組める体制をもっているのではないか、と思ったりもした。
http://www.smc.org.ph/misa/index.php