アンニョン from ソウル~続き

「涙と笑いのソウル生活」のその後

今日から大学生!?

2006-09-04 | 韓国生活
今日からソウル市民大学で「韓日関係史」の授業を受講し始めました。大学とは名前が付いているのですが、実際は日本のカルチャーセンターのようなものでしょうか。でも「韓日関係史」を教えているのは、歴史のスペシャリスト、ソウル市民大学教授の鄭在貞(チョン・ゼチョン)先生です。

先生の講義はこれまでも何度かあったようですが、今回のテーマは「古都京都を通して見た様々な韓日関係」と言うことで、歴史に興味のある人、京都に興味のある人、鄭先生のファンの人(イケメンだからと言うことではなく、講義がおもしろいからですよ~)などなど、下は高校生から上は韓国人のハラボジ(おじいさん)まで、いろんな年齢の好奇心旺盛な人たちが集まっています。日本人のための韓日関係史なので、日本語で講義されるため、基本は日本人対象なんですが、中には4人韓国人が混じっていました。

鄭先生は、韓日の関係が政府レベルではいろんな問題があって、いつもどこかぎくしゃくしているけれど、そんな時だからこそ民間レベルでの交流を活発にして、相互理解を進めていくべきだとの考えから、こうして日本人のための韓日関係史を講義してくださっています。今日はほんのさわりだけだったのですが、知らないところに朝鮮半島からの渡来人と日本とのかかわりがたくさんあって、これからの授業がとても楽しみです。何度も京都に行ったことがあっても、明治天皇のお墓が京都にあったなんて、松尾大社が渡来人の秦氏によって建てられたとは、などなど知らないことだらけ。

この授業の後に、京都を散策するとまた違った楽しみができると思うと、それもこれからの楽しみの1つです

このソウル市民大学の講義ですが、16回(1回2時間)で何と60000ウォン(約7200円)です。払ったお金の何倍もの価値がある講義になることは間違いありません!!ソウルに語学勉強に来ている日本人も、もっとたくさん聞きにきたら良いのにと思いました。でも興味がなければ仕方ないか~ 

それでは、肌寒いソウルより


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6 コメント

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Unknown (Na Zdravie)
2006-09-04 23:37:59
秦氏は、僕のふるさと、大阪府寝屋川市とも縁が深くて、秦川勝(はたのかわかつ)にちなんで、三井秦団地、川勝町など、秦氏に関わる地名が多いんですよ。ほかにも、百済の学者で、日本に漢字を伝えたと言われる王仁(わに)博士の墓が、やはり大阪の枚方にあったり、結構縁が深いんです。でも、歴史って、韓国に住んで改めて思ったんですが、そう簡単に「あ、そうですか」とはいかない、複雑な事情があるんですね……。



いずれにしても、その市民大学、なかなか面白そうですね!
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ん? (Unknown)
2006-09-05 22:30:50
今日から大学の講義を受始めたって?今までは、何の勉強をしていたの?私はてっきり大学生してると思ってたよ!
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Unknown (Miffy)
2006-09-06 00:26:35
Na Zdravie様

大阪も朝鮮半島とは縁が深いんですね。本当知らないものですね。市民大学はおもしろそうですよ。聞いたところによると、人気があってすでに定員オーバーだそうです。たぶん来年1月からも別のテーマであると思うので、との時にはぜひ!



友達よ~

ってあなたは友達ですか?!私は韓国語の勉強をしにソウルに行くって言ったでしょ!大学の付属の語学学校の生徒を「大学生」とは呼ばないのよ~ 
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Unknown (めい)
2006-09-06 12:18:08
めちゃおもしろそうですね!

秦氏というのはいろいろ他にも由縁があって、今の日本って一体元はなんなのさ!と思える本を読んだことがあります

いやあ、充実した日々を送っているMiffyさんに刺激されますねぇ
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本当だね (Miffy)
2006-09-06 21:57:34
日本人って一体何なのさってことにもなるよね。このクラスは本当おもしろいので(まだ1回しか終わってないけど!)、先生に日本でもやってほしいぐらいです。



さらにマイスターを目指すめいさんには負けますよ!
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ラッキー (いさこ)
2006-09-12 03:31:29
面白う!ラッキーだったね。こういう機会に恵まれて、、、。講義が終了してから又、聞かしてほしいな。そしたら私もラッキー!
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