『機動戦士ガンダムOO』が終了した

先日、日曜の放送をもって『機動戦士ガンダムOO（←ダブルオーと読みます）』が終了した。
全50話を録画し、最初から最後まで観た。
中学生のときに、最初のガンダム（若いのは「ファーストガンダム」とか言うらしい）に出会った私の世代からしたら、明らかに若い、最近の人が作った作品だ。
演出の各所に、若さが目立った。ときに稚拙、、、、観ていて恥ずかしくなるような展開、演出もあった。
やっぱり元祖『機動戦士ガンダム』には到底かなわないと思う。
それでも、最後まで観た。
真剣に熱中して観た。
それは、この作品から『スタッフの志の高さ』が溢れていたからだ、と思う。
テレビドラマ、実写も特撮もアニメも含めて、
『世界から戦争を無くすことはできるか』
『平和をつくるのに、武力は有効か』
などというテーマを、こうも正面から扱った作品があるか？
『戦争はいけない』
というテーマなら、ある。
そこまでだったろ？

最終話から、沙慈・クロスロードの台詞を引用しよう。
『ぼくたちは無自覚ではいられないと思う。平和の中にいたぼくたちは現実を知り、戦いを知り、その大切さを知った。考える必要があるんだ、本当に平和を求めるなら。世界について考えることが。』

戦争が消えない地球上で、こんなドラマを作って観せてくれたスタッフに、拍手を贈りたい。
どうもありがとう！
未来は明るいと思う。