65歳を過ぎてもできる

ブログは、癌の治療の開始2020年2月からスタート。癌は完治。コロナや災害、事故など心配は尽きないが、私は動く。

2個と3個

2020-02-16 17:56:00 | 日記
同じ病室のおむかいさん。ご飯をパンに変更してほしいのに、なかなか言えなかったシャイな彼女。やっと変更されたパンを満足そうに眺めている。同じパン食だが、2個と3個。そして、メニューの違いを紹介。

朝食が済む頃に実習生は顔を出し、様子を聞いてくれる。採血は5回目。全体的にスムーズな流れ。止血の際に使用する丸いテープが下の方に隠れていて、指導教授が探して、はがしやすいようにとってやる場面があった。実習生は片手だけの作業になるため、見ている先生は、どうしても手をかしてしまう。こうして、実習生たちは、暖かく見守られながら経験を積み、医者になるのか。どこの分野のひよっこたちも同じだなぁ…さて、結果は

0.8から、2.0へ上昇。だって、そのための注射、3本したからね。2.0でもまだ低いらしいけど。0.8がまずかった。1以下はやっぱり気になる。けれど、もう底から上向きになったからOKだよね。動きたくなってきた。ここは8階だから、階段使って、降りて戻る。とか…

ところで、皆さんこれ何かわかりますか?
扉で開く。いいえ、開きません。
デザイン。何のために?違います。
鏡。いや、写りません。
私以外に、これを使っている人を知りません。確率でいえば、1%以下だと思います。

これにはマグネットを使う。入院している間、いつも見上げると(ベストポジション)そこには素敵な彼や彼女がニコッと笑っている写真がある。早く退院したいなぁ…という気持ちになる。昔ならプロマイドを貼るとかだろう。プロマイドも死語かも。このデザインの担当者は、年配の方だろうと推理した。
注:プロマイドとは、俳優や有名人、スポーツ選手などの写真のこと

入院生活を楽しくするグッズはこの2個のマグネット。しかし、新聞ってどうよ!もっと素敵な写真ならマグネットもいかされるはずだが…

酒よ。

2020-02-16 11:08:00 | 日記

一杯は人酒を飲む、

二杯は酒酒を飲む、

三杯は酒人を飲む。

朝から酒(アルコール全般)について考えている。一杯なら飲んでもいいのか?いや、一杯飲んだら、もう一杯飲みたくなる。美味しい酒の肴があったなら、それで止まるはずがない。次の朝、反省するも、また日が暮れる頃には、ビールの缶に指をかけて開けてしまう。美味しいね〜と。私の場合、ひとり酒でも、相手がいても、宴会でもあまり変わりはない。
入院生活は2週間に及ぶ。私は酒がどうしても飲みたい訳ではない。禁断症状もない事から、アルコール中毒ではないことが証明できた。仲の良い友人たちから本気で心配されるほど、酒とは仲良し。自他ともに認める“大のんべぇ”である。美味しい酒を飲む時は1日の締めくくりの大事な楽しみな時間でもある。夕方や晩ご飯とは、当然酒が主。ツマミ、酒の肴が副食。妊婦だった時を除いて、毎晩、楽しい時間を過ごしてきた。思えば、いつもビールがあり、日本酒、焼酎、ワイン。メニューによって、パートナーがきまる。私にとって、食べる物と飲む物(アルコール)はいつもセットであり、ベストカップルにするために何を選ぶか。そのための選択も楽しく、いつも迷っては、ひとつに絞ることができない。また、途中で心が変わり、やっぱりワインにしよう。とか。結局、何かしら酒の種類が変わるだけで、飲むことに違いはなく、当然量も増えることになる。このような飲み方はいつまで続ける気か?自ら問う。酒は必要か?
そんな私が酒を口にしない日はもう2週間。そりゃあ、逆に心配になるらしい。化学療法の最大の副作用だと言われ、きっとそうに違いない。と思う。
この副作用はいつまで続く?
長い治療が終わる頃には自然に結果が出ているかもしれない。
美味しくなければ私は口にしない。
簡単な事だ。そうかな?

※この画像は入院前、自宅でのひとり飲み
※着物姿は着付けの練習後だから。この姿での外出の経験はなし。練習のみ…