65歳を過ぎてもできる

ブログは、癌の治療の開始2020年2月からスタート。癌は完治。コロナや災害、事故など心配は尽きないが、私は動く。

プレドニンの数と私

2020-02-26 12:47:00 | 日記
昨日は火曜日。週に1度の教授の回診日でもあった。
順調そうだね。予定通り、退院ができそうだね。あと少し、頑張って..
頑張りようがない。って私、小さな声で言ったのに聞こえちゃったみたい?
笑い声だけが聞こえてきた。階段を駆け降りて行く高橋教授とすれ違ってから、1週間が経過したという事か。点滴治療は、夕方まで時間がかかった。もちろん、その後は、おとなしくしていた。

実習生は、朝食後の同じ時間に顔を出してくれる。私は聞きたいことがあったので、彼を待っていた。気になると、どうしても知りたい。
昨日から2クール目に入り、今日から5日間プレドニン(100mg X5)を処方された。この1日100mg(5mg X20錠)だが、今朝の食事の後に看護師さんが14錠もってきてくれた。なぜ14錠なのか?1日20錠ならば、朝10錠、昼10錠、とか?朝20錠とか?わかりやすい、キレのいい数字ではないのはなぜか?通院してこの薬を自己管理で飲む場合に、10錠x2や20錠X1ではだめなのだろうか?14錠という数のこだわりは何だろう。きっと理由があるのだろう。その理由を知りたい。くだらない?小さなことでも、理由があると私は思う。そして、知りたいと思う。彼も不思議だと言い、調べて、他の自習生とシェアしたいとこの質問を持ち帰った。答はわかったようで、すぐに戻ってきて説明してくれた。人間の体の仕組みと関係があった。活動を始める朝に多めに飲む。昼は少なめ。そして夜は活動しない、寝るだけだから、なし。私のお向かいの彼女もこのプレドニンを飲んでいるらしく、詳しく説明してくれた。さすが経験者。
そして、実習生からの質問は、私の生き方、考え方など、私の前向きな、ポジティブな言動はどこからきているのか?というような質問だった。いろいろ話したが、まとめてみると
自分を可愛がること。
誰でも落ち込む時があるけれど、理由を洗い出し、自分とそれ以外に分ける。自分に原因がない場合(天気とか会社の方針とか社会など)は改善ができないので忘れる。自分に原因がある場合には、もっと細かく分類し、技術不足なら技術を磨く、不注意が原因なら注意を怠らない工夫をする。つまり、改善が可能かどうか、だけが大事なこと。いつまでもクヨクヨ考えることをしない。いつまでも落ち込み、悩んでいる自分を見るのはかわいそうだから。自分がその縛りから自分を早く解放してやりたい。
自分の好きな音楽や好きな食べ物、飲み物、好きな場所、好きなこと、好きなファッションなどを知る。時間とお金と環境が許す限り、自分の好きようにしてやる。(私の場合、それが海外だったり、ダンスだったり・・・)突き詰めると、自分が心地よいようにしていると思った。たとえ入院生活であっても、できる限り楽しさを追求する。自分を可愛がることが大事だと思う。楽しいことをいつでも探している。ワクワクすることが私には必要。
トップのこの画像は、今日の病院食のランチ。良いでしょ。