遠い昔のことに

昨日のブログで予告した通り、
今日の休みは映画…
ではなくて、新幹線に飛び乗った…
わけでもなくて、東北本線に飛び乗りました。

いつも通勤で使ってる電車ではありますが、気分はもちろん違って鼻唄です。
それでも職場近くの駅は通りたくなくて途中乗り換え。念願の阿武隈急行で福島に向かいました。この路線は丸森より先が風光明媚。阿武隈川の縁をのんびり走り、何にも縛られることのない旅にはもってこいです。


着いた先は、飯坂温泉。
公共浴場「鯖湖湯」はビリビリした熱い湯で、悪いものを溶かしてしまいそう。さぁさぁ溶かしてもらおうではないか～っという勢いでジーッと湯に沈んでおりました(笑)。

その後は温泉街散策。地元の古～いパン屋を発見！するなど楽しかったんですが…。
なんともはや。寂しい温泉街、というか温泉地になってしまったもんです。
駅は新しくて立派、公共浴場も充実してて今年元旦に新しい浴場が一つ増えた(写真左)そうなんですが、旅館がことごとく廃業してる！
昔は毎夜灯りがともって賑やかだったであろう川沿いの旅館群が、今では不気味な佇まいです(写真右)。
なんだか悲しくなりました。

飯坂は、僕が中学生のとき家族で泊まりに来た思い出があります。その時泊まった旅館も建物だけ存在してました。

もう、遠い昔のことなんですね。
生き続けてる思い出が葬り去られたような気がしたので、さっさと後にしましたけど…。

これからどうなるんでしょう、飯坂。

さっさと後にしましたけど、なんとなく後ろ髪を引かれる思いでした。