時の旅人 ver.02

旅のこと、食のこと、そして我らがユーミンのことなどなど。日々思うことをつらつらと綴っていきます。

あぁ〜。

2019-05-27 20:15:41 | つれづれなるままに
あぁ、もう半年近くも放置してしまいました、このブログ。
やめてしまったのかとお思いの方もいらっしゃったと思いますが、それはそれは大間違い!僕のブログはこんなもんじゃありませんよ!みなさんに知ってもらいたいことや、聞いてもらいたいことがたくさんあります。また次の更新でお会いしましょう!

な〜んて。

これで終わるわけにはいかない。
何を書こうかな…ってやっぱりユーミンのことにしよう。

ユーミンのコンサートツアー、タイムマシーンツアーが終わってしまいました。
僕は4回の参加。4回…。9月に盛岡でツアー初日に観たときは、こんなに観ることになろうとは微塵も思ってなかったんですよ。もちろん希望はありましたけど。で、結局、盛岡、仙台、東京、長野の4回となりました。
僕にとっては、遠征とはいえ、ライブ鑑賞は旅の行程の一つと捉えていて。正直、東京や横浜あたりはあまり興味がなかった(笑)。東京は歌舞伎も観るから一緒にするか、ぐらいの感じでした。

盛岡は大好きな街なので何度訪れても癒されるし、長野は久しぶりに善光寺さんをお参りして気持ちがスッキリ。当然美味いものもありで、ユーミン以外にも目一杯楽しむわけです。
目一杯といってもぎゅーぎゅーに予定を詰めるということではありません。目一杯ゆっくりゆったりそこで流れる時間を楽しむということ。変な話、現地のスタバに1時間も2時間もいるなんてこともアリ。むしろそうしたい。僕はそんな旅人なんです。

さて、タイムマシーンツアーの話です。
ツイッターで散々呟いたので、今更な感じですが、まず一言。

観ている最中に、
これまでの自分の人生を振り返った。

そんなライブは初めてでした。

流線型'80を叔母からカセットを借りてダビングしたことや、
春よ来いでは、その叔母の家(祖父母の家)が震災で流され悲しかったこと、
Nobody Elseなどいろんな曲を入れた編集テープを散々作ったことや、
もう愛は始まらないのイントロにドキリとしたこと、
などなど。

まさにタイムマシーン。

キャリア45年のユーミン、
多作なユーミン、
でしかできないライブ。

そんなライブを展開してくれたユーミンプロジェクトに感謝してもしきれない思いです。
それはたぶんみなさん同じですね。

セットリストの中で僕自身の感動しどころは、不思議な体験から宇宙図書館までの流れ。とりわけ、Nobody Elseでした。不思議な体験の大サビで紗幕に過去のライブ画像が映し出され、Nobody Elseイントロであのポージング。未来に向けて指を指すあのポージング。もう涙でぼやける始末でした。

フリフラなどで一体感があったとしても、観た方それぞれに見どころがあって、それぞれに涙して。
ユーミンプロジェクトの真骨頂かも知れない「聴き手や観客のイマジネーションを刺激する」極地的なライブだったなと思っています。

終わってしまったロスは少し感じますし、ツイッターでもそんな呟きが盛んですが、あのポージングでユーミンが指差した先を僕らも見て生きていきたいですね。


懐かしさと切なさは、未来を見るためのかけがえのない感情。

忘れないぞ。