星くず雑記

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映画『アメイジング・グレイス』試写感想

2011年02月24日 22時34分34秒 | テレビ・映画
アメイジング・グレイス [DVD]

2006年のイギリス映画『アメイジング・グレイス』の
試写会に行ってきました。

会場は、永田町の自由民主党本部

私は、自民党員でもネットサポーターでもありませんが
前から観たかった映画だったのと、
自民党内部ってどうなってるの?という興味から
試写会に参加しました。

会場は、自民党本部8Fのホール。
約500席くらいで、私の母校のホールに設備はそっくりですが
壁一面に、歴代総裁の肖像画が飾られていました。
なぜか、安倍ちゃんまで。福田は?麻生さんは?

約1時間前に到着しましたが、
開演まで、報道局長の新藤義孝議員が
本部ビル内にいる国会議員を次々につれて来て
短いスピーチが行われました。
自己紹介だったり、時事だったり、国会のことだったり
内容は人それぞれ。
西田昌司議員、猪口邦子議員、石原伸晃議員。
あと一言だけの方も何人か。
参加者は、ネットサポーター(JNSC)の方が半数前後いたみたいで、
他、自民党がネット活用に力をいれている感じが窺えました。
(※新藤氏は、JNSCの立ち上げ人でもある)

最後に、小池百合子議員が簡単にスピーチ。
「おじいさんが立派でも方便ばかりの人もいる」
「(facebook自民ページ開設について)じゃあ、金曜日は礼拝なので××広場に集合…」
などという皮肉と言うかジョークと言うかも交え、
最後にアメージンググレースをワンフレーズ歌ってくれました。
他の方に散々煽られた後で、どうするのかと思ったら
本当に歌ったので、ずいぶん肝の座った方だなと思いました。

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で、本題の『アメイジング・グレース』ですが、
歴史背景を理解していないと、ちょっと苦しいですね。

やはり、15年かけても通過しなかったという部分が弱い。
フランス革命にナポレオン戦争との関連性も
(日本人には)ピンと来ない。
世代間の対立や、議会工作も弱い。

内容もストーリーも良いのに、もったいない映画です。

ところで、奴隷に関する残酷な描写は皆無です。
あくまで、登場人物の証言や、船の実物等だけで表現されています。
PG対策?
視聴者の想像に任せる方が、辛いものがあるかもしれません。

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いまさら、歳の差カップル好きを否定できないのですが、
ウィルバーとバーバラは18歳差と、なんとも美味しい設定w
年齢差をもっと強調してくれれば良かったのに(´・ω・`)

途中からルートンに被って見えますた(死)

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『散るぞ悲しき』(梯久美子、新潮文庫)を
昨日、ちょうど読了したばかりでした。
実は、新藤義孝議員は、栗林「大将」のお孫さんだったのです。
(※"たこちゃん"こと、栗林たか子さんの息子)

私と硫黄島との不思議なつながりを感じた瞬間でした。
そのことに触れた、自民党議員の皆さんは「栗林中将」と
おっしゃっていたことにも触れておきます。

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